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ハムスターが残したメッセージ PartII

5月2日に母の検査結果を聴いてきました。

数日前から落ち着かなくなり、この期に及んで本をひっくり返してみたりネットであれこれと検索したり、当初の「遊びがてらついでに検査してみたら?」という目論見からするとなんというへっぴり腰ぶりです。

骨転移していたらどうしよう
手術を今すぐ薦めたらたらどうしよう
そもそも緊張して医師の言っていることがわからなかったらどうしよう

元々低血圧の私が、ここ最近、「今、血圧上がってるな」と自覚するほど緊張が絶えません。

まあ、血圧が上がるということはある意味血流が良くなるので頭の回転は早くなるからまあいいか。


結果としては、最悪ではなかったと思われます。

一番気にしていた「花咲がん」はすぐに起こりやすい状態ではないようでした。そして、骨も含めて転移はなし。でも、原発性の(乳がんの転移ではない)肺がんの疑いが強いけど、おとなしめのがんであるのとこでした。

乳がんのステージとしてはIIα。
しこりの大きさは43mmでかなり大きく見えるのですが、思いの外、末期ということでもなかったようです。

近藤誠医師の言うところの典型的な「がんもどき」のように感じました。

今、手術するのと、花咲がんのようになってから手術するのと違いを聞いたら「ない」とのことでしたから、今リスクを冒してまで行わなくても良いと言うことに落ち着けそうでホッとしました。

母は心臓も強くないですし、10日間も入院したら認知症が進行し前後不覚になるのは目に見えています。何せ本人が切りたくないと言っているのですから。

あとは、ホルモン治療薬を飲むか、東京と地元の病院のどちらで診てもらうかを決めれば方向性は定まります。

いずれにしても家族で相談する時間をいただき、16日にまた先生とお話しすることにしました。

乳がんの原因の一つに体内の「エストロゲン過剰」が挙げられています。
エストロゲンとは女性ホルモンの一つですが、生活様式の欧米化や出産経験が少ない人が乳がんに罹りやすいとされていますが、実のところは「エストロゲン様作用のある内分泌撹乱物質」による仕業という見方が濃厚だと私は確信しています。

内分泌撹乱物質の代表格はダイオキシンやプラスチック素材であるPBAやフタル酸エステルなど、最近では、輸入小麦に付着している枯葉剤であるグリホサートも内分泌撹乱物質に分類されると聞きました。

これらは皆、コンビニ等でも馴染みのあるとても手に入りやすい食品や日用品にも使われ、逆に原材料の読み方をある程度を知らなければ避けるのが難しいと思われます。

現に、今、子宮内膜症や子宮筋腫を患っている女性がとても多いです。
一時期、不妊の方を栄養療法によって支援する活動をメインに行っていましたが、その多くの方が子宮の病気を経て妊娠しづらい状態になっていたのです。
この子宮の疾患もエストロゲン過剰が原因の一つとされています。

そして、先日書いたハムスターの病気も「子宮蓄膿症」でした。

ネットで調べると、ある獣医師が言うには「ハムスターは子宮の病気に罹りやすい」という記述を見つけました。

本当にそうでしょうか?
私は小学生のときにハムスターをつがいで飼っていましたが、一度に多くの子を産み、何度も妊娠・出産を繰り返すハムスターの生殖機能が昔から弱かったとは到底思えないのです。

それは人間と同じくハムスターにも本来体には入れてはいけない化学物質の危険が及んでいると考えるのが自然かと思いました。

こちらの記事はタイムリーにも知人の獣医師が今日リリースした記事です。
タイトルは「空気」と限定的なように感じるかもしれませんが、化学物質のリスクにおいていかにペットが人間よりも危険な状態にあるのかがよく理解できます。

私はハムちゃんに健康で長生きしてもらえるよう、食材はかなり厳選してきたつもりです。できるだけ無農薬の野菜や果物を選び、ハムやソーセージなども無塩せき・化学調味料不使用で、何が入っているかわからないペットフードは与えませんでした。

娘が買って来たアロマキャンドルも部屋から出すようにお願いし、洗剤や柔軟剤も気遣っても、ハムちゃんには致死量だったのか。

これから新たな命を育むであろう娘の体をさらに労わるように言われているような気がしています。

母や娘を大切にね。

2021年12月 元気な頃のハムちゃん。
この直後から症状が出て来ました。

表情の濃淡が少なくいつもつぶらな眼なのにいたずらばかりしていたけど、人には優しくて、手の平で餌を渡すと、私たちの肌を噛まないようにそっと食べ物だけをすくっていたハムちゃん。

そんな大事なメッセージを伝えてくれているような気がしてなりません。

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