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エッセイ

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2024年6月の記事一覧

もち米のオニギリ? 機械翻訳で英語のニュースを読む

もち米のオニギリ? 機械翻訳で英語のニュースを読む

 Xにて見かけたポスト。アラブニュースジャパンさんというアカウントで、珍しい話題や珍しい視点からの報道があるのでフォローしています。英語でポストしたり日本語でポストしたり、バイリンガルなアカウントですね。
 メディアとしての信頼度は僕には評価できる能力がないので、以下そういうものとしてお読みください。

 Xの翻訳機能を使ったかぎりだと「オックスフォードの英語辞典に「onigiri」という言葉が今

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改札の中に踏切がある駅

改札の中に踏切がある駅

 先日、所用があって滅多に使わない電車に乗ったんです。はじめて利用する駅だったんですが、乗りたい電車が既にホームにいたので急いで切符を買って改札を通ると、目の前に遮断機!
 そういう構造の駅を初めて見たので驚きましたが、改札から入って踏切のある線路を渡って、ホームに行くかたちになっていました。
 せっかく乗りたい電車がいるのに踏切に阻まれてホームに行けずにいると「駆け込み乗車はおやめください」のア

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乾電池は「缶」じゃない?【雑学エッセイになりそこなったエッセイ】

乾電池は「缶」じゃない?【雑学エッセイになりそこなったエッセイ】

 ご注意:この文章は途中でそれまでの記述がひっくり返ります。最後まで読まずに途中までの知識を他人に披露すると恥をかく恐れがあります。

 子どもの頃、乾電池は”缶”電池だと思っていました。”乾”電池だと気づいた時には、驚いたものです。なんで最初から乾いた電池にわざわざ「乾」という字を使うのか。湿った電池があるというのか。そういえば電池の”池”の字もなんで”池”なんだ。疑問は色々と湧いてきます。
 

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恐竜の名前についてる「ドン」って何?【雑学エッセイ】

 先日、展示してある恐竜の骨格が化石かレプリカかを見分ける方法についての記事をあげました。

 ありがたいことに大変好評をいただき、ビュー、スキともに、当アカウントとしてはかなり多めとなりました。
 そこで2匹目のドジョウを狙ってみたいのですが、この記事の何がウケたのやら?そこで取り合えず恐竜展で子どもに披露できるような、ちょっとした知識という線で攻めてみようかと思います。

 イグアノドン、ディ

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ヘルシンキの図書館で1939年に貸し出された本が返却されたそうです。

 ヘルシンキ中央図書館という公共の図書館で、1939年に貸し出されたコナン・ドイル「亡命者」のフィンランド版が先月に返却されたそうです。

 1939年12月の返却期限を80年以上超過しているとのこと。
 最初は、正直「世界の珍ニュース」的な話題と思っていたんですが、この本が返却されなかったのは1939年11月にソ連がフィンランドに侵攻したからではないかと書かれており、途端に歴史に翻弄される人々の

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新種のサンショウウオ多すぎ!?【時事エッセイ・生き物エッセイ】

新種のサンショウウオ多すぎ!?【時事エッセイ・生き物エッセイ】

 記事にしようとしてひと月も経ってしまいましたが、先月、仙台市にある大学の敷地内で新種のサンショウウオが発見された、とのニュースがありました。

 当初、トウホクサンショウウオだとして研究していたものが、DNA解析の結果別種だと判明し「センザンサンショウウオ」と命名されたとのこと。

 はて?これでは東山動植物園でオワリサンショウウオが発見された時と、まるで同じパターンでは?

 このオワリサンシ

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あのニホンオオカミ剥製が展示されているようです。【過去記事続報】

あのニホンオオカミ剥製が展示されているようです。【過去記事続報】

 以前、「国立科学博物館所蔵の『ヤマイヌの一種』とされていた剥製がニホンオオカミのものであったとする論文を、中学生が発表した」というニュースを紹介して、ご本人と指導した研究者さんを称える記事を書きました。

 でこの剥製、現在開催中の国立科学博物館の特別展で展示されているようです。

 科博が終わった後、名古屋にも来ないかなぁ・・・。

 で、僕は前の記事の中で、こちらのポストを紹介して「今まで国

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