人生に区切りとなる年があります。 60歳、還暦もひとつですが、会社員が会社を去るのが今のところ65歳というのが一般的だと思います。 私は6月の誕生日に65歳を迎えましたが、会社に残してもらう道を選びました。極めて薄給で。 転職がもてはやされる近年に65歳までひとつの会社に所属しました。さらに取り組んだ仕事もほぼ変わりません。生涯一営業というか、社葬にしてやるとも言われました。そんな私のたわごとに少し興味が沸いてきていませんか? 近年は仕事への心構えがブレていると私には
ニフティに入ってビギナーズフォーラムで咄嗟に「びーびー」というハンドルネームを思いついた話は過去に書きました。 その由来について書いておきます。 BBというのは、ドイツの劇作家、ベルトルト・ブレヒトが自分のことを表現した表記です。 「あわれなBBのバラッド」 私の卒論のタイトルは、 「演劇におけるリアリティ〜ブレヒト「ガリレイの生涯」を軸に〜」 でした。 あらすじをたどるばかりで一向に浮上しない卒論でしたが、米国での上演台本の最後に「新科学対話」と足されたことを発見し
サブスクリプションは月額料金を払うことで何回でも利用出来るというイメージ。私が提案した「飲食のサブスク」はコイン制で食べ放題を提供するものなので、「サブスクと呼んでも大丈夫?」とChatGPTに訊いてみた。 「サブスクリプション」という言葉は、一般的に定額制でサービスを利用できる仕組みを指します。あなたの考えた「食べ放題を安く提供する」モデルも、月額料金を支払って特定のサービスを受けるという点でサブスクリプションの一種と考えられます。 だそうです。 但し、成功させるには
私は「子ども食堂」→「いつでも食堂」→「いつでも誰でも無料食堂」が広がる世界が見てみたいです。 「料理のサブスク」が普及して、VIPが喜んでお金を投入し、飲食店はサブスクからの収入で経営が安定すれば、飲食の代金は払えるだけ払ってください、ということが可能になるのでは? 飲食店の原価率は30%が望ましいとされています。お客さんが入らなければ食材はロスになります。地域で家庭菜園の余剰品、農家の見てくれが悪い野菜を有効活用すれば、お金が無くてひもじい子ども、おとな、お年寄りを救
現在行われているサブスクは、ある飲食店が月額課金制で何回でも飲食出来ますよ、というものです。私が考えるサブスクは、飲食店の売上ベースを作るのはもちろんのこと、自店の安定経営だけでなく、グループでみんなを守るというものです。 具体的な設計ですが、 1、運営会社が月額金額に応じてコインを発行する(もちろんアプリ内で) 2、登録店は提供するサービスとコイン枚数を決める。複数の登録も可能。 3、営業時間前まで提供席数をサイトに公開する (営業開始で予約不能なる) 4、コインは翌月ま
サブスクは前売りチケットのようなもので、それが月額課金制になったもの。 チェーン店の仕入れ力、大箱を多数持つことでのリスク分散で、個人の居酒屋、飲食店が苦境に立たされていました。コロナ禍がそれに拍車をかけ、廃業に追い込まれた飲食店が少なくありません。一料理者として残念に思っています。 同意してくださる方は多数いらっしゃると思います。 そもそも飲食業界の平均年収は350万円。いろんな業界の中でも低い方です。 15歳、18歳から飲食を志し、厳しい修行に耐え、やっとお店を持
キンコン西野がそのビジネス書「夢と金」で論じたVIP戦略。エコノミークラスの航空運賃が成り立つのは、ファーストクラス、ビジネスクラスのお客様が高いお金を払ってくれるから。 演劇、ミュージカルといった舞台芸術は、客席をいっぱいに出来たとしてもペイしない。稽古で拘束している間の時間給を役者さんに払えているカンパニーは皆無なのではないか。 金か夢か、ではなく、金が無くなると夢が終わってしまうという現実を、西野亮廣は厳しく糾弾している。その現実を教えない親(親も自覚してない)、先
唐突ですが、キンコン西野が手がけているえんとつ町のプペルで、バレエ公演の集客に失敗したことが話題になっています。 西野亮廣は原作者であって、公演に関わったわけではないのですが、膝から崩れ落ちるくらいの残念な気持ちで、その要因を説明しています。 そもそもバレエ教室の先生だけで、2000名集客は無理。なぜなら身内を集めたことはあっても、他人にチケットを売ったことがないから。 バレエの発表会、学校の運動会、参観日、仲間とカラオケ、こんなのは集客ではない。 身内に売るのと他人
「営業は問題解決」と前号で書きましたが、問題の要因はヒューマンエラーに拠るところが大きいと思います。ヒューマンエラーを未然に防ぐのも問題解決です。人間観察が重要です。 かなり前になりますが、博多行きの新幹線、東京駅で、前のBC席に老夫婦が乗って来ました。A席には年配のサラリーマン。繁忙期で博多行きが取れたのをご夫婦は喜んでいらっしゃいました。 発車までまだ時間があったので、ご主人がスポーツ紙を買ってくると席を立ちました。発車時刻が近づいてもご主人が戻って来ません。奥さんが
メーカー営業ではない商社営業として、ほとんど同じ仕事を40年間やってきて、商社中抜きのピンチに晒されながら、どのように取引を守ってきたか、仲介者としての存在意義がどこにあるのか、語ってみたいと思います。 私たちの日々の営業活動は問題解決と言えます。営業というと、新規売り込みをイメージするかもしれませんが、私の仕事はルート営業という分野で、決まったお客様にスペックインしている加工品、そのお客様でしか使えない受注生産品を納入、販売する仕事なので、競合先と受注を争うようなことも短
65歳で週1出勤、週3リモート、10月から週2リモートという雇用契約になった。 時間が有り余る。副業も認めてもらったが、差し当たってしたいこともない。 飲食店というか、仲間の溜まり場を作りたいという願望はあるが、持ち出しだけで、収入に繋がる気がしない。ただの料理好きが料理で金儲けをしたいという願望すらないのだから当たり前だ。 毎日私の料理を食べている妻も、あなたの料理ではお金は取れない、という。下手ではないし、バリエーションも多彩だと自負しているが、この世界に10代から
自民党新総裁が石破茂氏に決まって、軍法会議が必要だという石破氏の主張が話題に上がった。9条2項で自衛隊には交戦権が認められていない。自衛隊は軍隊では無いので、PKOで紛争地に派遣されても、現行法ではどうすることも出来ないのだという。どこかで聞いたような話だと思った。 原子力発電所は事故を起こさないので、事故への対処は想定されていなかった。 ないことにする文化。 原発は再稼働に向かい、9条は改正の圧力にさらされる。太平洋戦争で餓死した兵士も従軍慰安婦もなかったことにする。
有料会員になってまでやりたいとは思わなかったんだけど、月に5レビューすれば翌月無料と知って3月から始めました。 もう一つの動機は、近所に肉専門店があることを知って、そこが素晴らしく、食べログに載っていて、そうだ、その肉を調理して載せてしまおうと反則かもしれないと思いながらレビューしました。 翌月無料になるレビューのルールは、 1、写真を載せること 2、100字以上 月5件だと滞留してしまい、今も10/1掲載用の下書きが9件も残ってます。今月も8件になっちゃったし。 飲食
幼少期からの過去を振り返る機会があり、いろんなことを思い出していました。印象に残っているエピソードは、ヒヤヒヤしたことですよね。 小学生になる前の私の家は、一軒家が同じ敷地内に2軒建つ貸家でした。隣家は何度か人が入れ替わりましたが、小学6年生と4年生の兄弟が引越してきた時がありました。 ある時、近くの池に、空気で膨らませる丸いプールを浮かべて、漕ぎ出しました。といっても、泳げたのは6年生の兄ちゃんだけで、うちの弟を含めた3人はプールの中にいただけです。 その兄ちゃんが足
埼玉北部なのか羽生なのか郷土料理の冷や汁です。九州の冷や汁は魚が入りますか、こちらには入りません。
インターネットが一般的で無かった頃、1980年代の日本にはパソコン通信というものがありました。2大サービスがPC VANとniftyです。 私は1989年に東芝RUPO(ワープロ専用機です)を使ってニフティーサーブに入りました。niftyには様々なフォーラムが運用されていたのですが、まず手始めにビギナーズフォーラムに入り、リアルタイム会議、つまりチャットをやってみました。 チャットに入るには「ハンドルネーム」つまりあだ名が必要で、その時とっさに思いついたのが「びーびー」で