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身内集客問題

唐突ですが、キンコン西野が手がけているえんとつ町のプペルで、バレエ公演の集客に失敗したことが話題になっています。

西野亮廣は原作者であって、公演に関わったわけではないのですが、膝から崩れ落ちるくらいの残念な気持ちで、その要因を説明しています。

そもそもバレエ教室の先生だけで、2000名集客は無理。なぜなら身内を集めたことはあっても、他人にチケットを売ったことがないから。

バレエの発表会、学校の運動会、参観日、仲間とカラオケ、こんなのは集客ではない。

身内に売るのと他人に売るのとでは、そもそも競技が違う。サッカーと野球くらい違う。

その話の中で、「ホームパーティ」という単語が出てきてドキッとした。

飲食店経営とホームパーティもそれ以上に違う。

そもそも私が料理を提供したいという動機はどこにあるのか?

プロ並の料理を作って褒められたい。
仲間と気兼ねのない飲み会をやりたい。
ひょっとしたら、そんな料理や雰囲気を気に入って、仲間になってくれる人を増やしたい。
さらには地域で小さな声を集めて住みやすい街にしていきたい。

せいぜいこんなところだ。

料理を自慢する、というのは、あり得ない。
死ぬまで修行しても、自慢できるものにはならない。

料理修行には、どんな食材があっても、料理できるスキルを身につけたい、ということがあった。

最初の思いつきは「子ども食堂」。

コロナ禍で人を集めることが悪とされて、それなら、24時間受け入れ可能な食堂、「いつでも食堂」と言い始めた。「厨房に住みたい」笑

ひもじくて困っているのは、子どもだけではないしね。

一人で続けたら、くたばってしまうのて、街で同志を集めて6店で順繰りにランチ無料の日を設けて、行政は家庭菜園や本職の農家さんからも、余剰、売り物にならない野菜を集めて配布してもらう。

フードバンクスタイルで、店頭にも野菜を置いて持ち帰ってもらう。

コロナ禍で潰れた飲食店も多々あるので、6店の出店資金も融資してもらう。あるいは適切な場所を探してもらう。

もちろん既存の飲食店も参加OK。

無料で提供したランチは行政の方で原価保証してもらう。(1食200〜300円)

まあ当番医みたいに、無料の日を広報で出してもらえば、店としてもお客様に知ってもらえるチャンスになる。

私が出店をためらうのは、身内に義理で来てもらうのが嫌だからだ。かといって住んでいない都会に出せたとして、帰って来られないから住まいも必要になる。今いる地域を住みよく活性化させたいという目的とは離れてしまう。

6店同時開店プラン。うちの市が乗ってくれないかな。たぶん全国で初ですよ。



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