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【読書記52】ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと

こんにちは。こんばんは。人材紹介会社3年目のFumiyaです!

こちらは、先日会社で行った読書会にてアートの分野でも活躍をされている方からおすすめをいただいた本。

ビジネス、経営の話ですが観点としてはアートディレクターの経験から。

こんな視野もあるんだ、と驚きながら、でもめちゃめちゃ面白かったです。

ニューヨークのアートディレクターがいま、
日本のビジネスリーダーに伝えたいこと


【著者】

小山田育氏 / 渡邉デルーカ瞳氏

HI共同代表。

クリエイティブディレクター/アートディレクター/グラフィックデザイナー。
NYの美術大学School of Visual Artsグラフィックデザイン科卒業。

米国コカ・コーラ新商品ブランディング&パッケージデザイン、国連の展覧会デザインなど様々な舞台で活躍。

【概要】

ビジネスを成功させるにあたり、「経営戦略」が必要なのは誰もが承知の事実であろう。

そして、その経営戦略の中でも「ブランディング」がビジネスの成功に不可欠なのは世界の経営者たちが知っている。


ただ一方で、ブランディングの本質は正しく理解されておらず、経営戦略としては浸透していない。

そんな中で、あの世界的有名企業コカ・コーラもご支援している著者たちが

「クリエイティブ」の視点から、実践的に使えるブランディングについて詳しく・わかりやすく紐解いていく。

そして、これまで長い時間を米国ですごしてきた筆者たちだからこそ感じる「日本人が知っておいたほうが良いこと」というグローバルな視点も学べる。


【所感】

これまであまり触れたことがないような観点からビジネスを見ることができとても刺激になった。

そして、言語化が難しいと感じる「デザイン」や「ブランド」についてわかりやすく書かれているので、

噛み砕いて転用することができれば今までにない着眼点を得られる方も多いのではないだろうかと感じた。


[ビフォー]
・これまで頭になかった経営戦略のタネを3つ見つける
・ビジネスの常識を疑い、俯瞰的に見る視野をつける


[気付き]
・ブランドとは約束である
→ビジネスから発せられるすべてのメッセージに一貫性が必要
・信頼=寛容さ+傷つきやすさ+約束を守ること+率直さ・誠実さ
→傷つきやすさが入っているのは、自分の弱さを知っている「強さ」があり、他人への共感能力が高いから


[to do]
・ブランドエクスペリエンスの明確化
(自社に入社した学生がどんな経験を積むことができるか?)
・ブランドストーリーの再認知
(オーナーのバックグラウンドや歴史・立ち上げの思い・目指したい未来)
→情緒的観点で印象に残る
・インナーブランディングの促進
(社員への理念浸透)
→採用のタイミングから理念浸透はできる

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