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ペアリングイベント2024 / 2ndのはなし outro
これにて「2ndのはなし」はおしまい。
回をいくら重ねても毎度変わらず追い詰められる。
そして作っている最中は「早く終わらせたい」とずっと思っているけど終わってみると「次はどうしようかな」と考え始める自分がいる。
…まあ今回は間髪入れずに翌月に洋菓子ペアリングだったので、その「どうしようかな」はそういった明るい、余裕のあるものではなく、アイデア出し~グラスに落とし込むための期間の短さに由来する「ど
ペアリングイベント2024 / 2ndのはなし ⑥
さて最後。モクテル三杯目。
和菓子とドリンクの全体はリンクを参照ください。
レシピ。
一杯目のモクテルで述べたように、苦労はサーブドリンクそのものの製作よりその素材の製作にあった。
まずは全体をざっくりデザインしてみようと書き出す。
カクテルに近い形にするのでローズマリーは必須。生胡椒を直入れするのはコントロール難しいだろうから最後に黒胡椒を挽くことにした。
安直だけどやはり茶は落ち着きが良
ペアリングイベント2024 / 2ndのはなし ⑤
はい。今回、最大限に産みの苦しみを味わわせてくれたカクテル三杯目です。
このセッションイベント、こうでなくちゃなってやつでしたね…作ってる最中はこんな殊勝な事は言えないんだけども。
和菓子とドリンクの全体はリンクを参照ください。
まずレシピ。
レシピ見るとごくごく普通。
ここから苦労の跡を見せられないのが実に悔しい。
グチはのちに語るとして解説いきましょう。
和菓子は粉山椒を効かせた最中サ
ペアリングイベント2024 / 2ndのはなし ④
二皿目のモクテル。
和菓子とドリンクの全体はリンクを参照してください。
レシピ。
ノンアルコール 二皿目の煉切も非アルコールアイテムということで、奈良漬が大徳寺納豆(※)に変更されている。
故にアルコール由来の揮発感を伴った甘さではなく、旨味をもった塩味がアクセントを持つ。
しかし全体的な方向性は同じなのでカクテルを可能な限りモクテルで再現する、という思考の下に組み上げた。
こうやって見返すと
ペアリングイベント2024 / 2ndのはなし ③
二皿目、カクテル。
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例によってレシピから。
焦がし砂糖餡と奈良漬の煉切に合わせたもの。
試作を頂いた瞬間に「あ、これはアレキサンダーをツイストしよう」と浮かんで、それを素直に実行した。
が、上記レシピの通り、蓋を開けてみたら「これがアレキサンダーのツイストか?」と問われるとなんとも返しようのない構成に落ち着いた。
ちなみにアレキサンダーのレシピ
ペアリングイベント2024 / 2ndのはなし ②
はい、今回は一皿目のモクテル。
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まずレシピ。
カクテル用と同じく羊羹にもこちらのノンアルコールジンが入っている。
ありがたい偶然で、普段から使っているノンアルコールジンがバラをメインとしているけれどカルダモンもしっかり香るタイプだったのでカクテルが決まった時点で使うことにした。
要するにカクテルと近い景色を見せるデザイン。
なので構成もほとん
ペアリングイベント2024 / 2ndのはなし①
韓国旅行の話の次はセッションイベントの話でネタに困らない。ありがたいねえ。
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では一杯目。兎にも角にもまずレシピ。
羊羹にも同じトムジンが練り込まれている。
今回、改めて思ったけど洋酒と合わせるには和菓子は線が細い。頼りないほどに。
キレのいい、軽やかな甘さを殺さぬようにさせるのはけっこう気を遣う。
そのためには特性・特徴を活かすよう、先ずはでき
ペアリングイベント2024 / 2ndのはなし intro
今回は約一年ぶり、まきの あやさんと組んでカクテル×和菓子。
スピンオフというか、お誘い頂いた3月の奥沢でのイベント以来。
今回もアタマを捻りに捻りました。
和菓子に対してのドリンクのフィールドはある意味、とても広い。
だけど非常に繊細であるが故に狭い。
カクテルでいうショートスタイルくらいの度数だと見事に喰ってしまう。しかし度数を落とすと狙ったところが出しにくい。
前回どうだったっけ…とこれ書