Rei Doi

昭和人。京都在住。かつて生活したことがある土地は、名古屋・大阪・沖縄。 このnoteで…

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昭和人。京都在住。かつて生活したことがある土地は、名古屋・大阪・沖縄。 このnoteでは、ことばを軸に、日々の気づきを書き留めます。

マガジン

  • 普段着の京都

    観光地京都ではなく、暮らしが見える普段着の京都をお届けします。自分の記事で構成します。

  • 番外編のまとめ

    自分の記事で構成しています。 他のマガジンに入らない記事を集めています。 沖縄単身赴任中(2024年3月まで)は、関西圏に関する記事が中心でした。 2024年4月以降は、方針はそのままに、京都に関する記事を「普段着の京都」に移す形で続けます。

  • ことばについてのあれこれ

    自分が書いた記事のなかで、ことばに関するものをまとめています。テーマは「ことばの移り変わり」と、「沖縄のことば」の二つです。感じたことゆるゆると綴っています。

  • 飛行機の窓から

    沖縄単身赴任中、ITMーOKA(伊丹ー那覇)中心にフライト中の窓からの景色をお届けしました。 定期的な更新はストップしています。時々特別編をお届けする予定です。

  • 沖縄点描

    沖縄に関する記事や写真をまとめています。自分の投稿で構成しています。

記事一覧

普段着の京都(17)

久しぶりに四条大宮の交差点に立つ機会があった。 四条大宮に来たら、ついつい確認してしまうのは、こちら。餃子の王将の1号店。 日本各地にある餃子の王将だが、その発…

Rei Doi
3日前
34

普段着の京都(16)

京都三条寺町の角には、すき焼きの三嶋亭がある。さまざまなところで紹介されているので、ご存知の方も多いだろう。残念ながら、私自身はまだこちらですき焼きをいただいた…

Rei Doi
8日前
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【番外編】大阪堺・開口神社

大阪府の堺市に行く機会がありました。 堺というところは、大阪府の中でも、ちょっと他とは位置付けが違う土地ではないでしょうか。 関西圏の政令指定都市は、京都市、大阪…

Rei Doi
2週間前
34

note街に来て3年が経過したようです
まだまだ活動の仕方を模索中ですが、ゆっくり続けられればと思っています
これまでありがとうございました
これからもどうぞよろしくお願いいたします

Rei Doi
3週間前
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「【番外編】火の国にて」のおまけKMJ(熊本空港)で迎えてくれるくまモン

Rei Doi
1か月前
29

【番外編】火の国にて

数年ぶりに、熊本を訪ねました。 これまでも数回訪問したことはありますが、これまでは全て仕事関係で、あるときは接待役でしたし、あるときはハンドルキーパーだったため…

Rei Doi
1か月前
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先日投稿した「普段着の京都(16)」でご紹介した料理で、食中毒のような症状が出たという情報をいただきました。投稿を削除します。「いいね」をいただいたみなさん、申し訳ありませんでした。

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1か月前
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普段着の京都(15)

夏本番。京都市内は観光客で溢れかえっている。 インバウンドも戻り、夏休み期間に入ったため、日本人の家族連れも多く、「観光都市京都」であることを再認識する。 京都…

Rei Doi
1か月前
77

日本国語大辞典第3版が!
言葉好きにはたまらないニュース!
https://www.shogakukan.co.jp/pr/nikkoku3/

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1か月前
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普段着の京都(14)

京都市西京区、若者に人気の鈴虫寺から歩いて10分もかからないところに、上ノ山古墳はある。少し前まで雑草に覆われ、荒れ果てた印象すらあったのだが、今はきちんと整備さ…

Rei Doi
1か月前
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普段着の京都(13)

今年も7月に入り、祇園さんの季節。 有名な話だが、祇園祭は山鉾巡行だけではない。1ヶ月に渡ってさまざまな行事が続く。 この時期、京都は人で溢れかえる。 鉾町で直接…

Rei Doi
2か月前
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普段着の京都(12)

NHKのEテレで、全国の古民家カフェをブロガーのハルさんが巡るという番組を放送している。 ゆったりした番組で、見ると心が和む。 この番組を見るようになってから、古民…

Rei Doi
2か月前
37

普段着の京都(11)

私自身は、競馬にはご縁がないが、かつての職場に、「社内予想屋」と呼ばれるほど、競馬に詳しい先輩がいた。多くの弟子(自称)たちが、その先輩から競馬を学んでいた。 …

Rei Doi
3か月前
37

普段着の京都(10)

梅雨入りはもう少し先のようだが、そろそろ紫陽花が咲き始めた。真如堂に足を運んでみた。 午前中ということもあり、ゆっくりと拝観できた。 お庭は撮影可。 正式名を鈴…

Rei Doi
3か月前
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「不安全」と「危険」

キャッチフレーズを考えろと言われ、ほんとうに必要なのかと、悩んだことがあります。 今や、広報活動のためだけではなく、組織の意思統一やら、意欲の鼓舞やら、一体感醸…

Rei Doi
4か月前
31

普段着の京都(9)

久しぶりに三条通を歩く機会があった。 かつての京都では、三条通は中心的な繁華街で、梶井基次郎が檸檬爆弾を置いた丸善も、当時は三条通にあった。 店が入れ替わり、多国…

Rei Doi
4か月前
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普段着の京都(17)

久しぶりに四条大宮の交差点に立つ機会があった。 四条大宮に来たら、ついつい確認してしまうのは、こちら。餃子の王将の1号店。 日本各地にある餃子の王将だが、その発祥の地がここ京都四条大宮であることは、ファン以外はあまり知らないのではないだろうか。 ここでクイズ。ほぼ全国制覇している餃子の王将がまだ進出していない都道府県は、全部で8つだけ。さてどこでしょうか。 正解はこちらから ここまで書いておいて、入店せずに通過する(すみません、王将さん、またきっと来ます)。 今日の四条

普段着の京都(16)

京都三条寺町の角には、すき焼きの三嶋亭がある。さまざまなところで紹介されているので、ご存知の方も多いだろう。残念ながら、私自身はまだこちらですき焼きをいただいたことはない。 最初に挙げた写真の下の方に、次のような案内が掲示されている。 今日は、この寺町三条から、寺町通を北上していく。ここから御池までは、寺町専門店会商店街振興組合に所属する店が連なっている。 この商店街は、個人的に好きな商店がいくつもある。京都市内の他の商店街が、観光客向けのサービスに移行していく中、「店

【番外編】大阪堺・開口神社

大阪府の堺市に行く機会がありました。 堺というところは、大阪府の中でも、ちょっと他とは位置付けが違う土地ではないでしょうか。 関西圏の政令指定都市は、京都市、大阪市、神戸市と堺市です。堺市は、他の県庁所在地と肩を並べる都市です。歴史的に見ても、古代から、政治的にも文化的にも重要な港湾都市でした。 街を歩くと、和菓子にお茶にお香などの老舗が点在し、少し京都に近い印象も。 歩いていると、「八朔祭」の赤い幟がたくさん見えました。 開口神社(あぐち、と読みます)、地元では「大寺さん

note街に来て3年が経過したようです まだまだ活動の仕方を模索中ですが、ゆっくり続けられればと思っています これまでありがとうございました これからもどうぞよろしくお願いいたします

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「【番外編】火の国にて」のおまけKMJ(熊本空港)で迎えてくれるくまモン

【番外編】火の国にて

数年ぶりに、熊本を訪ねました。 これまでも数回訪問したことはありますが、これまでは全て仕事関係で、あるときは接待役でしたし、あるときはハンドルキーパーだったため、じっくりと風景を楽しむ余裕はありませんでした。 セミリタイアのありがたさ、今回初めて、純粋に観光を目的に熊本に出かけることができました。 阿蘇くまもと空港は、ターミナルが新しくなっており、到着からワクワク感がありました。たくさんのくまモンが迎えてくれます。 まずは空港から近い阿蘇方面へ。阿蘇カルデラの雄大な風景

先日投稿した「普段着の京都(16)」でご紹介した料理で、食中毒のような症状が出たという情報をいただきました。投稿を削除します。「いいね」をいただいたみなさん、申し訳ありませんでした。

普段着の京都(15)

夏本番。京都市内は観光客で溢れかえっている。 インバウンドも戻り、夏休み期間に入ったため、日本人の家族連れも多く、「観光都市京都」であることを再認識する。 京都府も、京都市内に集中しがちな観光客の分散を計画していて、郊外の観光地を「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」とブランド化して売り出している。 京都市民も、人が少ない郊外に脱出する。 今回訪れたのは、「お茶の京都」。 訪れた和束(わづか)は、京都府南部にある地区で、個人的には昔からドライブで走り抜けることが多かった

日本国語大辞典第3版が! 言葉好きにはたまらないニュース! https://www.shogakukan.co.jp/pr/nikkoku3/

普段着の京都(14)

京都市西京区、若者に人気の鈴虫寺から歩いて10分もかからないところに、上ノ山古墳はある。少し前まで雑草に覆われ、荒れ果てた印象すらあったのだが、今はきちんと整備され、小さな公園のようになっている。住宅地の中にポツンと現れるので、気づく観光客はほとんどいない。 この辺りは、少し標高があり、京都市内を見下ろすことができる。古墳を作った人々は、故人が心穏やかに景色を楽しみながら過ごせる場所を選んだのだろうか。 近年、急速に宅地化が進んで、多くの古墳が失われているが、現代人がここに

普段着の京都(13)

今年も7月に入り、祇園さんの季節。 有名な話だが、祇園祭は山鉾巡行だけではない。1ヶ月に渡ってさまざまな行事が続く。 この時期、京都は人で溢れかえる。 鉾町で直接祭りに関わっていらっしゃる方々にとっては、準備に胸が高鳴る時期。 NHKのドラマ「京都人の密かな愉しみ Blue修行中」でも取り上げられていた。 鉾町の外側に住む「自称京都人」にとっては、胸高鳴る時期というより、「気(き)ーつけんとあかん」ことがたくさんある時期。 ◯鉾が立つと、交通規制が始まり、街中に車で突っ込

普段着の京都(12)

NHKのEテレで、全国の古民家カフェをブロガーのハルさんが巡るという番組を放送している。 ゆったりした番組で、見ると心が和む。 この番組を見るようになってから、古民家カフェが気になるようになった。 そこで、今回は、南丹市にある、ギャラリーカフェ道の途中さんへ。築160年の古民家を再生したカフェだという。 田舎道をドライブしながら進むと、「口人(クチウド)」という集落へ。その公園がこのカフェの駐車場になっている。 中は、調度も含め、古いものをできるだけ生かした構造になって

普段着の京都(11)

私自身は、競馬にはご縁がないが、かつての職場に、「社内予想屋」と呼ばれるほど、競馬に詳しい先輩がいた。多くの弟子(自称)たちが、その先輩から競馬を学んでいた。 何度か淀に(と言えば、関西の競馬ファンには京都競馬場に、だと伝わる)誘われたのだが、馬券を買う勇気が出ず、結局弟子になることはなかった。 ただ、その先輩が、馬の走る姿の美しさを力説する様子は、今もはっきり記憶に残っている。 京都市の南部(伏見区)にある藤森神社は、競馬好きの人たちにとっては、大事な神社である。勝馬守り

普段着の京都(10)

梅雨入りはもう少し先のようだが、そろそろ紫陽花が咲き始めた。真如堂に足を運んでみた。 午前中ということもあり、ゆっくりと拝観できた。 お庭は撮影可。 正式名を鈴聲山真正極楽寺と言い、今年の大河ドラマでも登場する一条天皇の勅願寺だった。三重塔も美しい。 紫陽花はまだ少し早かったが、咲き始めていた。 真如堂のHPにも書いてあるが、市バスで真如堂へ向かうときは、「真如堂前」で降りてしまうと、とんでもない登り坂を上ることになる。お勧めは、「錦林車庫前」で下車し、ぐるっと回り込

「不安全」と「危険」

キャッチフレーズを考えろと言われ、ほんとうに必要なのかと、悩んだことがあります。 今や、広報活動のためだけではなく、組織の意思統一やら、意欲の鼓舞やら、一体感醸成のためにも、キャッチフレーズは頻繁に用いられます。 都道府県や市町村、さらには大学などもこぞってキャッチフレーズを用意しています。センスいいなあ、と思うものや、関西だなあ、と思うものも。有名なのは、京都経済短期大学のこれ。関西以外のみなさん、受け入れていただけるでしょうか。 工事現場でも、安全を呼びかけるキャッチ

普段着の京都(9)

久しぶりに三条通を歩く機会があった。 かつての京都では、三条通は中心的な繁華街で、梶井基次郎が檸檬爆弾を置いた丸善も、当時は三条通にあった。 店が入れ替わり、多国籍な人々が行き交う三条通を、梶井が見たら、驚くだろう。 京阪三条から歩き始める。 三条名店街へ。 歩を進めると、矢田地蔵尊もひっそりと商店街の中に。 西へ歩を進める。かつてご縁があった店がもうない、など、変化に戸惑いながら。 京都文化博物館の松尾大社展。 松尾大社は、自宅から近く、お散歩圏内。 何度も訪れて