【番外編】火の国にて
数年ぶりに、熊本を訪ねました。
これまでも数回訪問したことはありますが、これまでは全て仕事関係で、あるときは接待役でしたし、あるときはハンドルキーパーだったため、じっくりと風景を楽しむ余裕はありませんでした。
セミリタイアのありがたさ、今回初めて、純粋に観光を目的に熊本に出かけることができました。
阿蘇くまもと空港は、ターミナルが新しくなっており、到着からワクワク感がありました。たくさんのくまモンが迎えてくれます。
まずは空港から近い阿蘇方面へ。阿蘇カルデラの雄大な風景はいつ見ても気持ちが大きくなります。熊本地震の爪痕がまだ残っていますが、復興が進んでいます。
いろいろなところで、新しい施設ができており、また、駐車場なども綺麗に整備されていました。何かと便利になっています。
一方で人の多さにも驚きました。特に中国語がよく聞こえてきました。
熊本城も、地震では大きな被害を受けましたが、見せながら復興を進めています。観光客が通れるルートを整備することで、出入りを管理しながらも、天守閣を見学できるようになっていました。
もしこれから熊本城に出かける予定の方があれば、アドバイスとしては、歩きやすい靴と、汗を拭くためのタオルを準備されることをお勧めします。また、公式HPに、事前にネットで入場券を購入し、QRコードを提示することで入場できるシステムがありますが、これはぜひご利用ください。当日購入は長蛇の列です。
水前寺公園(成趣園)も訪ねました。記憶よりずっと広く感じました。気持ちの持ちようが違うと見え方も違ってくるのでしょう。
こちらでは、白いスッポンの「スイちゃん」と「フクちゃん」が池に住んでいて、見つけるといいことがあると書いてありました。幸い、二匹と遭遇することができました。
地震の後、応援の気持ちも込めて一度訪ねたいと思っていた熊本に足を運び、充実した時間を過ごすことができました。
ただ、インバウンドの数は予想以上で、京都や沖縄と同様のオーバーツーリズムの問題が押し寄せていることには、複雑な思いを抱きました。
最後に、阿蘇くまもと空港の保安検査場の内側は、かなり充実したフードコートになっています。お土産も需実していますので、お帰りは空港でゆっくり過ごすのもお勧めです。