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BABYBOOTH

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助産師×カメラマンによる産後ケア&ニューボーンフォトのサービス、BABYBOOTH。 こちらに関連する記事をまとめたノートです。
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#助産師

おうちで助産師に育児相談「オンラインカウンセリング(ZOOMビデオ通話/LINEチャット)」はじめます

BABYBOOTH(ニューボーンフォトと産後ケアのサービス)は、4月1日の時点で、新規予約受付の中止を決め、それまでいただいていたお客様には個別で訪問するかどうかの判断をしてもらった。 予定通り訪問を希望する人、キャンセルをする人様々だったが、緊急事態宣言の前日に、入っている予約は一旦全て完了した。 正直に言うと、中止の判断と訪問の完了した時に私は心底ホッとした。 自らが感染源になるかもしれない恐れ、メンバーのみんなを感染させるかもしれない恐れ、そういったものから解放された気

助産師さんによるカウンセリングってどんな相談をしたらいいの?

助産師さんって、一体どんなことに答えてくれるのだろう。そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか? 例えば、どんな質問であれば答えられるのかについて、参考例をあげてみました。 【新生児編】 ・体重が増えているかわからず不安です。 ・病院からはミルクの回数を増やすように言われました。母乳育児を希望しています。 ・おへそが取れました。消毒はいつまですればよいですか? ・ウンチの色が変わったような気がします。下痢をしたのでしょうか ・肌がカサカサしています。どうしたらよいでしょ

【助産師カウンセリング事例】おっぱいの異常?話を聞いていくとそれはあるサインでした

さいにゅうかん?ってなに? ママのおっぱいを赤ちゃんがのんで、再び作られるときに、ママはゾワゾワした感じやピリピリした痛みやジンジンするのを感じることがあります。その正体はなんなのでしょうか? *実際にママから寄せられた相談とその解決事例を載せていきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ママから、おっぱいの痛みがあるということで、相談のお電話がありました。 訪問させてもらって、赤ちゃんの授乳の様子やママのおっぱいの状態を見させてもらって、お

【助産師カウンセリング事例】産後10日目の乳腺炎。その原因を探った結果・・・

お産が無事におわり、赤ちゃんと待ちに待った対面、幸せで満ち足りた気分もそこそこに、ママは山盛りの覚えなくちゃいけないことに追われます。退院してからは、それをこなせるか、緊張の日々が始まります。 *実際にママから寄せられた相談とその解決事例を載せていきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2-3日前から風邪気味で、今朝から乳腺炎症状があるというママからケアの依頼。退院後まだ1週間も経ってない時期だったので、出産した病院に連絡することをおすすめ

【助産師カウンセリング事例】断乳をしたいママの隠された気持ちを見つける

生活していく上で、希望とは違う選択をしなければいけないこともあります。その時に、本当に納得して選択をできているのか、本心とは違う選択をしなければならない場合どうしたらいいのか。隠された気持ちをちゃんと認めてあげることかもしれません。 *実際にママから寄せられた相談とその解決事例を載せていきます。訪問ケアをしていた頃の話になります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 断乳をどう進めていけばいいか相談したいという依頼があり訪問。 ママの訴えとしては

【助産師LINE相談事例】今不安。そんな時にはググるより無料LINE相談してください

予約が必要なカウンセリングよりも手軽な無料LINE相談。どんな相談が来るのか、どんなアドバイスができるのかを紹介します。 *実際にいただいたLINEでの相談事例をnote用に書き換えてお伝えします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー うんちの相談(とても多い相談です)【相談】 こんにちは。 先週第一子を出産し無事に退院しました。 今朝からうんちの色が変なのですが、これは何かの異常でしょうか? 黄土色というか、そういう感じです。 入院中のオ

産後ケアとしてのBABYBOOTH

BABYBOOTHはニューボーンフォトのサービスです。 BABYBOOTHは産後ケアのサービスです。 これはどちらも本当。そして、代表である私としては、産後ケアがしたいと言う気持ちでこのサービスを作った。 産後ケアって本当に幅が広いとは思うのだけど、退院後すぐのママと赤ちゃんに対してアプローチできる方法としてBABYBOOTHは存在している。顧客対象は生後3週間以内(場合によってはもう少し大きい子も)の赤ちゃんのみだ。めちゃニッチ。 ニューボーンフォトと助産師訪問の組み合わ

BABYBOOTHは写真のサービスなのですが

産後ケアをやりたくてBABYBOOTH始めたっていうと「え?!」って言われる。うん。その通りだよな。 この5年やってきた中で私がいつでも悶々としてきたことがある。 これは産後ケアなの? ただの付加価値じゃないのか、最初から無理無理くっついてるオプションじゃないのか、と思われているかも。さらにはそのことで値段が高く設定されてるんじゃないのか、と。 いやいや、私の思いとしては貴重な生まれたての姿を写真に残したい!とか写真撮影好き!という「楽しい」に助産師さんが勝手にくっついて

産後ケア・お母さん側の悩み

産後やら育児やらその先に続く教育やら実際に今自分が仕事でも実生活でもやってて思うこと。いくつか。 1,各フェーズにおける問題が全然違う。 妊娠期と、産後すぐ、生後1ヶ月の赤ちゃん、2ヶ月の赤ちゃん、その先も。とにかく全然抱える悩みやら問題が違う。新生児と生後2ヶ月の赤ちゃんは別の生き物ぐらい違う。成長に合わせて新たな悩みや疑問が次々に湧いてくる。さらにはその問題が発生する期間が短い(すぎてしまえばあっという間) 2,個別固有の問題が多すぎる おっぱいの悩み、と言っても出す

産後ケア・助産師さんの働き方

前回、お母さん側の悩みを書きましたが次はケアする側について。 産後のお母さんをケアする人ってたくさんいると思います。が、産前産後の女性と赤ちゃんに特化した専門職かつ国家資格保持者っていう意味でもここでは助産師さんにフォーカスです。 1,働く場所 全国で働く助産師は4万人弱。その中で病院で働く人は3万5千人ほどと圧倒的多数が病院勤務となっている。病院以外だと、助産所や出張専門助産師、行政で働くなど。 https://www.nurse.or.jp/home/statistic

人の役にたちたいなんて誰でも思っている

年末にBABYBOOTHの全体MTGをした。 なぜか関西出身者が9割を占める弊メンバー。 なので、いつでも年末には関西で忘年会を兼ねたMTGをする。 今回は冬休み海外で過ごすスタッフもWEB参加。いい時代だ。 今年の振り返りと改善すべきポイントなどを話し合う。これはいつも通り。 今回は不安感の強いお母さんがいた場合の対応策について、かなりの時間を割いて話し合うことに。 私たちは比較的早い時期の産後のお母さんと接触する。 いつも思うことだけど、「家にあがる」ということはかなり

助産師は撮影現場で何を見ているか

おはようございます。 最近月一で蓄膿症に罹患するこの頃です。ああ、今月も、またきたね。 さて、撮影に助産師さんが同行して一体何をしているの?カメラマンだけじゃだめなの? ということなのですが、写真を撮るだけならばもちろんカメラマンだけでいいと思います。うん、たぶんいいんじゃないかな。 超絶赤ちゃんが大好きで、隙あらば抱っこしたいと願っているわたしですが、一方でその扱いに対しては恐怖心を持っています。 なんて言葉が最適かはわからないけど、たぶん恐怖心だな。 だって、新生児で

誕生日が過去の日付になっているのはなぜ?

たまたまかもしれないが、最近予約フォームの入力に関して複数からコメントをもらった。弊サービスのフォームには「赤ちゃんの出生日」と「出産予定日」の2つの項目がある。 このプルダウンするデフォルトの数字が「2019年のまま」ですよ、ということだった。 これは、不備ではなくあえてまだ2019年を残している。 何故ならば、まだ2019年生まれの赤ちゃんの問い合わせがあるかもしれないからだ。 私たちは概ね生後3週間以内の赤ちゃんの元へ訪問している。ただし、修正月齢での予約も受け付けて

ママと赤ちゃんの心を満たす。そんなケアを目指して

今日は助産師さんのケアについて紹介します。 一緒に活動を行なっている助産師さんの言葉です。 ニューボーンフォトを撮りたい!と思ってサービス予約してくれた方のところに、もれなく助産師さんがついてくるという仕組みを作っているのにはわけがあります。そう、初めてのお産では産後どんな状態になるのかが想像できないのです。だから、助産師さんの必要性もわからなくて当然だと思います。 でも彼女たちが、どんなケアをしているのか、少し紹介します。 ママと赤ちゃんの心を満たすケア団地の助産師(小笠