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産後ケアとしてのBABYBOOTH

BABYBOOTHはニューボーンフォトのサービスです。
BABYBOOTHは産後ケアのサービスです。
これはどちらも本当。そして、代表である私としては、産後ケアがしたいと言う気持ちでこのサービスを作った。
産後ケアって本当に幅が広いとは思うのだけど、退院後すぐのママと赤ちゃんに対してアプローチできる方法としてBABYBOOTHは存在している。顧客対象は生後3週間以内(場合によってはもう少し大きい子も)の赤ちゃんのみだ。めちゃニッチ。

ニューボーンフォトと助産師訪問の組み合わせを思いついた時に、私は震えた。もうやるしかない、これだ!と震えたのですよ。
そして、1年目はただがむしゃらにパートナーの小山助産師と一緒にサービスの改善改善を繰り返し、方法論みたいなものを作っていった。そして、2年目、BABYBOOTHを広げたい、という思いで協力者を増やし、エリアを広げる事になった。
そして5年目の今、エリアはさらに四国にも拡大した。

ニューボーンフォトの知名度も5年で段違いに高まり、参入業者もすごく増えた。助産師が撮影についてくるということが、ただの付加価値でそのために値段が高くなっている、という見方もされるのかもしれない。でも、なぜそこに助産師が必要なのかをもっと知ってほしい。そう思っている。

とはいえ助産師さんってどんなことができるの?何する人なの?って思う人も多いと思う。
今、病院でのお産が99%というなかでなかなかゆっくりと助産師ケアを受ける機会も少なくなっている。でも、こと妊娠出産に関しては、多分医者よりも助産師の方がエキスパートだ。医者がいなくてもお産はできる(医者が不要であるといっている訳ではない)
実際に私は二人の子供を医療介入なしで助産師さんに囲まれて出産した。お産はお母さんがするものであって、それを助けてくれる人が助産師さんやお医者さんなのだ。

お医者さん=細分化かつ専門化している。
(産科医、小児科医、婦人科医、新生児科医、乳腺科医など)
助産師=女性の一生を通じて診れる
(産前産後のママ、赤ちゃん、おっぱい、発達、思春期、更年期など)

役割を説明するとこんな感じ。たぶん、この認識は間違ってないと思う。
なので、産前産後、特に赤ちゃんが誕生するという女性にとっての一大事に頼れるパートナーとしての助産師の活用は、幸せなお産と子育てのために欠かせない存在なんだと思っている。
産後のホルモンのジェットコースターにふりまわせれ、慣れない育児によって睡眠時間ががっつりと削られ、不安だけが増し増していったあの頃の私に、必要だったのは助産師さんの適切なアドバイスと「大丈夫だよ」の一言だったのだと、今強く思う。

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