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#36 月が綺麗に見えたとき
話せば話すほど通じ合う人。話しても話しても伝わらない人。人間にはいろんな出会いがあって、相性があって、奇跡がある。だから、言葉がちゃんと相手に入り込んで伝わった瞬間を、わたしは忘れられない。
脱ぎ捨てるときはちょっとだけ痛い。でも、その分ちゃんと大切として帰ってくる。その循環がなんだかおかしくて、くすぐったい。嫌だと拒否した穴は、愛でちゃんと埋まると知った。月が綺麗に見えたとき、思い出すのはどん
#28 詩「たからもの」
たからもの、たからもの、やらんよりマシでしょう、言っても言わなくても、そうだよね。言葉の断片だけを切り取って、それをたからものみたいにしまっておきたくて、大事に大事にしまっておきたくて、自分のなかの異常性みたいなものを、わたしだけのものにしておきたくて。だってそうでしょう、だれかに渡したら、その人が異常になってしまうでしょう。だから放っておいてよ、わたしのことなんか。笑顔の後ろに隠れた感情も、たか
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