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【映画・ドラマ】

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私がこれまでに、書きました映画関連記事のまとめとなっております。
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#映画

【‘‘エンタメ三昧な日々を過ごす為のエンタメ論’’】

【‘‘エンタメ三昧な日々を過ごす為のエンタメ論’’】

最近はエンタメに夢中であり、エンタメ三昧な日々を過ごしています。
エンタメとは本来、娯楽や楽しみの総称であり、映画やテレビ、音楽、ラジオ、ゲームなど、多岐に渡り私たちが楽しむための娯楽は山のようにあります。
何故、私たちはエンタメを好むのか。
エンタメには、喜び、笑い、感動、興奮といった感情を提供してくれる存在でもあり、生活にとって必要不可欠な存在とも言えます。
エンターテインメントはここ数十年で

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【‘‘映画とドラマの違いについて’’】

【‘‘映画とドラマの違いについて’’】

映画とドラマの違いとは何か、ふと思うことがありました。
本来、映画というのは90分から2時間ほどで完結するストーリーで構成されているものであり、ドラマは1話ごと1時間程度で複数のエピソードによって成り立っています。
映画はそもそも、独立した物語によって成り立っており、ドラマは評判が良ければ続編、映画化へと公開される場合もありますし、形式的に見ても映画とドラマは非常に親和性が高いものだと言えます。

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【感想】映画『太陽と桃の歌』

【感想】映画『太陽と桃の歌』

『太陽と桃の歌』という映画を見た。
本作で描かれているのは、自然と人間の関係性や伝統的な生活が新しい技術に取って代わられる現代の問題を描いていて、とても興味深い内容でありました。
物語の概要としましては、ソレ一家は、大家族で桃農園を営み、毎年同じく完熟の桃を収穫していた。
ある日、地主から突然、土地を明け渡すように命じられます。
地主が言うには桃の木を伐採し、ソーラーパネルを敷き詰める計画を進めよ

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【感想】映画『どうすればよかったか?』

【感想】映画『どうすればよかったか?』

ドキュメンタリー映画というものをこれまであまり見てこなかった。
そもそも、ドキュメンタリー映画は実際に起こった事件や現実の事象を記録し、虚構を加えずに構成する映画の形式であります。
特徴としましては、ドキュメンタリーは記録映画としても考えられ、現実の出来事や人物を求めることを意図し、虚構ではなく事実を描くことを目的としています。
メッセージ性や作家性、芸術性も重視される場合があります。
ドキュメン

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【感想】映画『正体』

【感想】映画『正体』

『正体』という映画を見た。
物語の概要としましては、一家殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けた鏑木容疑者が脱走したところから始まります。
何故、彼は脱走し、逃げなければいけないのか。
本当に彼自身が事件を起こし殺害したのか。
髪や服装、顔を変えながら逃亡しつつ鏑木は和也や沙耶香、舞たちと出会う。
そして、鏑木を追う刑事の又貫は彼を追い詰めていく。
全国各地を横断し、顔を変えて彼と接触した三

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【感想】映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』

【感想】映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』

『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』という映画を見ました。
公務員と詐欺師が脱税王から巨額のお金を徴収し、納税させるというかなり大胆なストーリーでありましたが、近年見る映画としてかなりエンタメ要素が満載で楽しめる面白い作品でありました。
物語の概要としましては、税務署に勤める真面目な性格の熊沢は、天才詐欺師である氷室から大金を騙し取られてしまう。
熊沢に突きとめられた氷室は、脱税王である

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【‘‘映画にハマった一年を振り返る’’】

【‘‘映画にハマった一年を振り返る’’】

2024年は、映画ばかり見ていました。
自宅や映画館も含めて、映画を見ることの喜び、楽しさを改めて痛感させられた一年でもありました。
そして、何よりも映画は映画館で見る時の感動は計り知れないものがあるということも実感しました。
映画館では自宅では体験出来ない大画面と音響システムが使われている為、視覚効果や音響効果が相乗効果として働き、没入感と埋没感が映画館でしか堪能出来ないものだと個人的に思ってい

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映画を見てる時って、エンタメとしての面白さはもちろん大事な要素だと思うけど、演者がこれまで自分の作品では見せてこなかった新しい演技をして、想像を越えた先の違う一面を見せた時って、めっちゃ感動するんだよね…🥺

【感想】映画『海の沈黙』

【感想】映画『海の沈黙』

芸術とは何か、美とは何か。
永遠のテーマであり、答え自体あるのかも分からないものであります。
ただ『海の沈黙』という映画は間違いなく、エンタメとしての映画ではなく、芸術的な映画であることは間違いありません。
何故、私たちは絵を見て芸術に浸るのか。
絵画は私たちに美を語るほどの力があるのか。
『海の沈黙』を見てそう感じました。
物語の概要としましては、世界的な画家として地位を確立した、田村の展覧会で

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【感想】映画『他人は地獄だ』

【感想】映画『他人は地獄だ』

この世で一番怖いもの、それはやはり人間だと『他人は地獄だ』を見てそう思いました。
心霊ものやヒトコワなど、ジャンルによってそれぞれ違った怖さというものがありますし『他人は地獄だ』は間違いなく後者であります。
普段はジャンル問わず、好きなもの、気になるものはとりあえずおさえて見る感じなのですが、本作のキーマンである、キリシマというサイコキラーを演じた柳俊太郎さんの演技は本作で十分活かされており、とて

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【感想】映画『室井慎次敗れざる者(前編)/生き続ける者(後編)』

【感想】映画『室井慎次敗れざる者(前編)/生き続ける者(後編)』

『室井慎次 生き続ける者』を先行上映の初日から見たのですが、この感想を書く頃ではもう上映は始まっていることに気付き、本作を見てからしばらく時間が経ってしまいましたが、色々と二部作を通して考えていたところがありました。
以前に劇場で見ました前編の『室井慎次 敗れざる者』を踏まえて、本作はテレビドラマや映画でもお馴染みの踊る大捜査線シリーズで俳優の柳葉敏郎さんが演じる、室井慎次をピックアップした作品に

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【感想】映画『動物界』

【感想】映画『動物界』

『動物界』という映画を見た。
ビジュアルポスターを見た時に最初に思ったことは、奇妙な動物たちが登場する不思議な物語なのかなという勝手な偏見を持っていましたが、見終わった後はまったく違うものでしたし、あえて言えば正統なヒューマンドラマと言える作品でありました。
物語は、人間が様々な動物に変異してしまう奇病が発生した近未来、ディストピアを描いた物語であり、ある親子の絆を描いた物語であります。
原因不明

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【感想】映画『本心』

【感想】映画『本心』

今月楽しみにしていた期待作『本心』という作品を見ました。
原作は、芥川賞作家の平野啓一郎先生が記したもので二年前に読んでから書評として感想も記している作品でもあり、映画を見るにあたって物語も事前に頭には入っていました。

近い将来的にも実現化しそうなデジタル社会の実態を描きつつ、 ‘‘自由死’’という自らが命を絶つことを望んだ母の本心を知ることを決意した一人の青年の葛藤を描いた物語であり、死生観や

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【感想】映画『ヴェノム・ザ・ラストダンス』

【感想】映画『ヴェノム・ザ・ラストダンス』

ヴェノムシリーズの第三作目である『ヴェノム・ザ・ラストダンス』を見た。
本作は、ヴェノムシリーズの最終章と呼ばれているみたいで、今作は絶対見る必要があると思い見ましたが、最終章に相応しいヴェノムシリーズだと実感しました。
地球外生命体の創造主である最強の敵である邪神ヌルが冒頭から登場し、かなり迫力のあるビジュアルでありました。
エディとヴェノムのバディ感は前作でも引き継がれていて、より一層団結して

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