なつやすみ大作戦!〜長野へ家族旅行に行った記録【後編】
こんにちわ、OgAzです。夏休みの珍道中・・・もとい家族旅行レポートの後半戦をお届けします。
前編はこちら
大奮発!メゾネット旅館
今回の旅行は1年半ぶりくらいの久々のものだったので、宿泊先もちょっとだけ奮発しました。いつもなら「なるべく安く」という条件が入るので、特にクチコミが高いペンションか素泊まりのビジネスホテルを探すのですが、今回は旅館をチョイス。菱野温泉の「常盤館」というお宿です。お部屋がメゾネットになっていて、半露天風呂が付いているというのが決め手でした。
1日目は天気もイマイチで雨が降っている中だったので、山道を走りながら「大丈夫・・・?」という感じだったのですが、見えてみた常盤館はなかなか立派なお宿でした。築年数は高そうだけど、小ぢんまりとしていていい感じです。
お部屋は「彩雲亭」という特別室。定員が8名ということで、とにかく広~~~い!部屋に入るなり、子どもたち大はしゃぎです。メゾネットの下の階に半露天風呂があり、早々に入りに行っていました。
お部屋のお風呂が温泉とは書かれていなかったのだけど、なんだか肌がすべすべになった気がしたので、たぶん温泉なんだろうと思うのですよ。ラッキー!そもそも常盤館は「登山電車で行く絶景露天風呂」がウリの宿なのですが、客室露天風呂があるんだし今回は部屋で過ごそうと決め、登山電車と露天風呂は諦めたのでした。時間があれば登山電車も乗ってみたかったなあ。電車好きの子どもはきっと大喜びだったはず。
子どもたちに続き、私も夕食前にお風呂を満喫。扉を全開にして(天気はイマイチだったけど)足をのばし、半露天風呂でプハーッて飲むビールは幸せすぎた!仕事頑張ってよかったあー!!とホクホクしながら上の階に戻ると
2人仲良くドラクエウォークをしていた子どもたちでしたよ。お前たちはどこに行ってもそれしかないのか。いや別にいいけどさ。
旅館グルメあれこれ
お肌もつやつやになったところで、お待ちかね夕食タイムです。2階の食堂に移動します。子どもたちがまだ小さかった頃は、騒ぐと困るから「部屋食」にこだわったものでしたが、もうそんなことを気にする必要もないくらい成長したのか~とか思うと感慨深いものがあります。まあ、今も十分うるさいんですけどね。
美味しい食事とビール。幸せすぎる組み合わせです。そして何より、な・に・よ・り!食べた後で片付けなくていい!これがサイコー!!別にいつも「家族のために!」「自分のことは後回しに!」とか全然していないのですが、やはり非日常というか、いつもと違う自由がそこにありました。たまにはこういうのがないとね!
お部屋に帰ってもお風呂やらお酒やらで幸せな時間を過ごし、朝を迎えました。楽しい時間ってどうしてこんなに早く過ぎていくのでしょうか。特に何をしたわけでもないのだけど、とにかく楽しかった。毎日時間に追われているせいか、時計を見ずに過ごせるって贅沢な時間なんだなあと感じました。
朝を迎え、これまた旅館での楽しみ、朝ごはんタイム!夕食とは別の会場に移動して、案内されると。大きなお弁当箱があって大喜びですよ!
さらにパンや軽食、海苔や納豆、飲み物などはブッフェ形式で自由にとっていいスタイル。お皿に一つ一つ並べられたパンが非常にかわいらしい。魅せ方って大事だなと勉強になりました。
朝ごはんはゴハン派なのですが、こういうところに来たら「どっちも食べたい!」と思うのが人情ですよね。ということでゴハンもお替りしたしパンも食べました。コーヒーも美味しかったし。そしてなにより!片付けなくてい(以下略)。
チェックアウトは10時。名残惜しいけれど帰る時間が近づいてきました。最近めっきり情緒不安定な思春期真っ盛りの長男が、切なそうな顔をしているのが印象的でしたが、まあね、こういうところはたまに来るからいいんだよな。たくさんのトンボたちに見送られながら、常盤館を後にしたのでした。また行きたーい!
キメツは全然関係ない白糸の滝
予定では軽井沢観光→安曇野に移動して大王わさび農場に行くはずだったのだけど、時間的に難しいよねということで断念。2日目は軽井沢観光して帰路に着くことにしました。軽井沢と言えば、有名なのは白糸の滝。中学生の修学旅行で来たはずですが、記憶にまったくないのはなぜなのか・・・。
駐車場は県外ナンバーの車だらけでした。観光地にも人が戻ってきたんだなあと思うと、少し感慨深いです。水の流れを鑑賞しながら坂道を登っていくと、白糸の滝に到着。
「滝」と聞くと華厳の滝のような感じの、高いところから一本に落ちる滝を想像していたのですが、白糸の滝は横に長いのが特徴なんですね。
白糸の滝は、富士山の雪解け水が流れる浄化スポットであり、心身のデトックスに最適なパワースポットなのだそうです。ほへー。
生まれてこのかたスピリチュアルなことにカケラほども興味もない私ですが(ガチのキリスト教の学校に10年通っていたけど、信心は生まれなかったようだ)、なんだか力が湧いてきたような気がしました。パワーが1.2倍くらいにアップした感じ。びみょうだ。でもいいんだ、気分だから。
出口付近に謎の木像を発見。これはどう見ても最近置かれたものだろうに。
一体何の関係が?しかもお金おいていく人の心理ってどうなのよとか思いながら、白糸の滝を後にしました。でもなんかパワーアップしたよね・・・!
旧軽井沢銀座通りでお土産さがし
場所を移し、旧軽井沢銀座通りにやってきました。時間はすでにお昼近いのですが、みんな「なんかお腹すかないよね・・・」とのこと。あれだけ朝ごはん食べればそりゃそうだよって感じですが、お昼ご飯のことは置いておいて、今日はお土産さがしです!子どもたちはお小遣いとして3000円を持ってきているので、好きなものを自由に買うことができます。ちなみに次男「ちびた」は昨日の善光寺でお守り600円を買ったので、予算は2400円です。お財布を大事そうに握りしめて、「何かないかな~」とぶらぶら。
通りの入り口に陶器に色付けができるというお店があり、目を輝かせていました。
次男は工作が好きで、今回の旅でも「みんなで何か体験をしたい!」と言っていました。以前の旅行ではトンボ玉づくりなどを経験しましたが、今回は探したもののいい体験がなかったので断念した経緯があります。「みんなで」はできないけど、大好きな工作体験ができる!ということで、大喜びでお小遣いから1600円を出して、クワガタに色付けをしていました。
満足した次男と銀座通りをぶらぶら。別行動をしていた夫と長男と合流し、改めておみやげ物探しに出発。
お漬物やお菓子、お蕎麦などのお土産を買い、大満足!名残惜しいけれど、そろそろ帰路に着きます。カナシイ。
メラメラおぎのや横川SA
翌日は普通に仕事なので、あまり帰るのが遅くなってもしんどいということで。お昼過ぎに旧軽井沢銀座通りを後にしました。時間もあるし、帰りはゆっくり行こうということで、SAにたくさん寄って帰ることに。
まず初めは横川SA。「おぎのや」の釜めしが有名らしく、みんなが食べていたりテイクアウトしていました。
お腹は空いていないので食べるつもりはないけど、そんなに有名なら欲しいと思うのが人情というものですよね。せっかくなのでテイクアウトで1個買いました。夜ご飯で食べればよろし。行きに続き、ソウルフードハントは豚串。昼食は食べれないけど小腹は満たしたい。
あと何か知らないけど、顔がイラっとする炎のやつがいました。メラゾウというらしいです。
マキタとカイコの藤岡PA
続いては群馬に入り、藤岡PAへ。PAなんだけど道の駅ららん藤岡。野菜がたくさんあるといいなと思いながら入ってみると、まさかのめぐり逢い。マキタがテントを出しているではないですか!
マキタと言えば、我が家に新たに参入した掃除機マキタくんのことです(違う)。詳細はこちらの記事をどうぞ。
この先は渋滞らしいし、お昼ご飯を何とかしなければ。しかしお腹が空かない、おそるべし旅館の朝食!ということで、ファミリーマートでおにぎりを買って済ませようという結論に至りました。と、その途中に入ったお土産物屋さんで「カイコの一生」なる狂気の沙汰としか思えないお菓子を発見。
昆虫好きの長男が目を輝かせ、お小遣いで買っていました。「それ・・・食べるの?」と聞いたら、「え?なんで?可愛いじゃん」と。可愛くないとはいわない。でも・・・食べるの?虫だよ?(チョコだけど)そういえば先日は昆虫色を食べていたのでした。虫好きおそるべし。
お昼を買い、地元野菜を見に行ったところ、またしても衝撃の出会い。クワガタが売っていました。8匹400円とかもはや投げ売り状態です。きっとあちこちで採集できるってことなんでしょうかね。
我が家は今年の昆虫は取れ高イマイチだったので、せっかくなので購入。長男と次男が半分ずつお小遣いを出し合って購入していました。ノコクワは冬を越せないからと、コクワをチョイス。思いがけない出会いに、子どもたちも嬉しそうでした。
最後の最後に三芳SAに寄ったのですが、野菜を買っただけで特に報告できることがないので割愛。旅は終わりを迎えたのでした。
結び
長男のふとした一言から始まった弾丸旅行でしたが、いろいろな発見や気づき、笑いがあった1泊2日でした。あんなに帰るのが寂しかったのに、家に帰るとどうにもこうにもホッとして、「あーおうちサイコー!」となってしまう不思議。なんだかんだ言って、我が家が一番だなあと痛感したのでした。夏休みも間もなく終わり、普段通りの日常が帰ってくると思うと何とも物寂しいものです。でも「今年の夏は一度きり!」と臨んだ夏休み、おなか一杯になるくらい謳歌できたんじゃないかなと思っています。少しずつ日常を取り戻しながら、のんびりゆっくりとね。またみんな頑張りましょう。