
自己紹介。個性、摂食障がい。
初めまして
あやです。
私はごく普通の33歳、
普通ではないと思う部分は、たったひとつ。
普通に食べること、それが難しいこと。
美味しいねといって家族や友達と、食事を摂ること
楽しみにしてたお菓子を、帰ってから自分のご褒美に食べること
食べ歩きして、食べすぎちゃって、もう無理、ってなること
休憩の時にみんなと、目星をつけていたお店にランチに行くこと
昨日食べすぎたから今日の夜は控えめにすること
「これあげる」と同僚からもらったお菓子、それを食べること
コンビニスイーツ食べたいけど昨日食べすぎたから今日は我慢すること
久々に帰った実家でお母さんが作ってくれた料理を食べてそのままこたつで寝落ちすること
今日はこれが食べたい!とうきうきしながら料理すること
ごちそうさまを、すること
全部、できない。
摂食障がいになりまして。
もうちょうど20年の付き合いです。
絶望的な日々をアメブロにぶちまけてました。
過食末期の様子はこちらから↓
※かなり生々しいです
自己紹介カード

始まりは中学生
「ちゃんと食べなさい!」
子供のころ、親御さんからよく言われた人も多いのではないでしょうか。
中学の時、私にとってその言葉は恐怖とイライラの始まりの嫌な言葉でした。
食事を摂らない私に、母は大きい声で怒鳴りました。
「ちゃんと食べなさい!」
母は、感情豊かで、優しくて、おせっかいで、人間味がありすぎるくらいあって、、だから怒ると爆発するタイプで、でも次の瞬間にはコロって切り替えられるひと。
基本的に寄り添ってくれようとする母だけど、その時ばかりは困りきってたと思います。
「食べなさい!」
「どうして食べないの!」
「なんでなの!?」
「食べてよ!」
「ちゃんと食べなさい!」
「お母さんのことが嫌いなの?!」
瘦せ具合が病的だったから、今では母の気持ちを察します。
でも当時は、食べないのではなく、食べられないのに、わかってもらえず、どんどん殻にこもっていきました。
自分でもなんでこんな風になってしまっているのか、根本的な原因はわかっていませんでした。
痩せに痩せた私をみて、とうとう「もうお母さんには無理!」と病院へ連れていかれ、摂食障害と診断されたのが中学2年生の時でした。
このブログの目標
私は自分の気持ちを人に直接伝えるのが苦手で、思ったことや感じたことを揉み消していくうちに、本当の自分の感情を見失ってしまいました。
拒食症からはじまった20年間の摂食障害、過食漬けの日々で感じること、鬱や睡眠障がいや、いくつかもらった名前のついた病気のこと、ここに記すことで
いつか治った時、きちんと過去の事実として
過去の自分を受け入れられるように
残したい。
そして
誰かの書いたブログで救われたこと、
私だけじゃないんだ、と少し安心できたこと
あの頃の私がそうだったように、
ここを訪れた、同じように苦しむ人が
どん底の中で
真っ暗闇の中で
絶望の最中で
しんどいねって手を握り合えたらいいなと思う
あなたを助けたいとかじゃない
ヒーローみたいに地獄の淵からあなたを救い出すようなことはできないから。
鬱で死にたいと思った時、私にはヒーローは来なかったし。
ほんとうに助けてくれるのは
ヒーローみたいなわかりやすい超人や、メンタルヘルス界のカリスマ医師だとか、これをやればあなたも救われます!みたいな人じゃなくてね
身近にいる人達だったのは、間違いないから。
それは、20年経った今だからわかること。
その20年を終わらせるために、
その20年を嫌わないように、
その20年を少しずつ振り返る。
このブログの目標です。
※当時のアメブロはこちら