atsushi_tani

子ども達の生きる力を育む土になりたい。たくさんの遊びと体験を重視して、放課後の居場所、不登校(学習選択児)支援、かけっこ教室、プログラミング教室等をしています。 保育士、放課後児童支援員、2児の父。 趣味は短距離走。 前職は海外プラント建設会社で、いろんな国で仕事をしていました。

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子ども達の生きる力を育む土になりたい。たくさんの遊びと体験を重視して、放課後の居場所、不登校(学習選択児)支援、かけっこ教室、プログラミング教室等をしています。 保育士、放課後児童支援員、2児の父。 趣味は短距離走。 前職は海外プラント建設会社で、いろんな国で仕事をしていました。

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最近の記事

スマホ・ゲーム機の独り占め

最近、放課後ミエルで子どもたちが自分のゲーム機やスマホを持ち込んで遊ぶ場面がありました。すると、「僕もやりたい」と言う子が出てきましたが、「自分のものだから貸す必要はない」と言って喧嘩になりました。子どもの喧嘩は成長の一部で、解決できるなら大人は介入しません。しかし、今回はみんなで話し合って、それぞれの意見を聞いてみることにしました。 そこで、スネ夫がラジコンを操作していて、それをのび太が見ている絵を見せました。 谷:このあと、スネ夫はどんな行動をとると思う? Aさん:自

    • かけっこ練習ノート - 自分はどんな走り?

      今日の練習では、前回撮影した走りの動画を使って、選手一人ひとりの走りを確認しました。 動画を見る際には、最初は私から指摘せず、「自分の走りで良いと思ったところや気になるところを自由に指摘してみて」と促しました。初めは意見がなかなか出てこない子もいましたが、何度か動画を見返すうちに、少しずつ自分で良い点や気になる点を挙げられるようになりました。 多く指摘された点としては、顔の向きが安定しないこと、腕振りが開いてしまうこと、腕振りが小さいこと、接地時間が長いことが挙げられまし

      • かけっこ練習ノート – 最高速度への挑戦

        9月5日(木)   <練習内容> - リズムトレーニング - ジャンプ系ドリル - 加速走(加速区間+20m)   夏休み明け最初の練習でした。夏休み中、暑い中でなかなか運動が出来なかった子もいたようです。少しずつ体力を戻していけたらいいですね。   今日はリズムトレーニングやドリルで動きを確認したあと、自分の最高速度を作るトレーニングをしました。   実際の短距離走では、大きく分けて次の区間に分かれます。 ①   加速区間 ②   疾走区間 ③   減速区間 この中で、全体

        • 不登校支援を始めました

          2020年から「子どものために」をテーマにいろいろな挑戦をしてきましたが、今日から新たに不登校支援を始めました。 学校に行けない、行かない子どもたちが、学校以外の場で同年代や大人と関わり、多様な体験ができる環境を目指しています。 活動の名前は「ミエルの里」としました。 「里」という言葉には、みんなで生きていく、生きる力を養うという願いを込めています。 ミエルの皆さんや、サポートを申し出てくださった地域の皆さまには本当に感謝です。 今日はトライアルとして畑仕事を行いました

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        • ランニング
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          57本
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        記事

          かけっこ練習ノート – 速くなった!は最高の練習

          新年度最初の練習です。 新6年生が多く参加してくれて活気がありました。 腕振り練習 今、特に重視しているのが腕振りです。 腕振りを改善するだけでスピードアップする子がたくさんいます。 今日は、足をほとんど使わずに、腕を大きく振るだけで前に進むというトレーニングを通して、腕振りの重要性を実感しました。 このトレーニングの後に走ると、本当に前に進むいい腕振りができるようになります。 50m走計測 近くに控えた体育の50m走計測に向けて、久々に50mのタイム計測を行いました

          かけっこ練習ノート – 速くなった!は最高の練習

          かけっこ練習ノート – 自分で決めるチームを目指して

            2月29日(木) <練習内容> - スタート&加速 - 坂ダッシュ / 50mダッシュ   この日の練習は、4人だけでした。 多くの5年生は別の公園で遊ぶとのこと。 2年生はいつもの5人が来ていたものの、どうしても鬼ごっこがしたいという事で練習はやらず。 結果として、6年生3人と5年生1人だけの練習でした。   最近では毎回20人近く練習に参加していたので、ちょっと拍子抜け。 でも、これは子ども達が「自分で決める」という事を実践した結果なのですね。   ダッシュ太尾では、

          かけっこ練習ノート – 自分で決めるチームを目指して

          体育館が映画館に!『夢みる小学校』上映会

          大倉山ミエル主催の『夢みる小学校』の上映会を、太尾小学校の体育館で無事に開催することが出来ました! 当初100名来てくれたら成功だね、と言っていましたが、思いがけず約200名の方(うち100名が子ども達)にお越しいただき、特別な一日を実現できました。 太尾小学校と港北区社会福祉協議会のご後援、そしてボランティアスタッフの皆さんに感謝です! 以下、気づきと感想をメモします。 子どもスペース 準備段階で一番気を使い、議論が白熱したのが図書室を利用した子どもスペースでした。

          体育館が映画館に!『夢みる小学校』上映会

          子ども達が決めた(意外な)iPad使用ルール

          今日の放課後ミエルでは、iPadやスマホの使い方について、子ども達と話し合いをしました。これは、最近頻発していたiPadを巡る子ども達のトラブルや、大人たちのもやもやした気持ちを背景に企画されました。しっかり雪遊びをした後で、主に5年生たちと中学生、そして放課後ミエルのスタッフで話し合いは始まりました。 話し合いの前の話し合い まずは前提として以下のことを共有しました。 放課後ミエルの事は、放課後ミエルのメンバーで決める。 大人は一方的にルールを押し付けない。 大人

          子ども達が決めた(意外な)iPad使用ルール

          DIE WITH ZERO - 経験の価値を信じるということ

          正月に遊びに来ていた、お金を増やすことが趣味のような義弟(年上)も読んだそうで、「うーん、確かにな~」と唸っていた一冊です。 直訳すると「(持ち金は)ゼロで死ね」という、一見過激なタイトルの本ですが、単に貯金をしないで消費しろと唱える極端な内容ではありません。 この本は、以下の2つ主張が前提となっています。 同じ金額の「お金」と交換できる経験(幸せ)の量は年齢によって減っていくし、かけがえのない機会は次第に減っていく 素晴らしい経験は将来にわたって人の幸福感を高め、し

          DIE WITH ZERO - 経験の価値を信じるということ

          2023年、刺さった本 10選

          遅くなりましたが2023年の読書をまとめました。 去年は27冊を読みました。 読書はその人の興味や状態を映す鏡ということで、内訳のグラフを作ってみました。 少し心に余裕が出てきているのでしょうか。2022年よりも小説・エッセイが増えています。 その中でも特によかった10冊をご紹介します。 まずはベスト3から。 『冒険の書 AI時代のアンラーニング』 孫泰蔵 教育現場の混乱の書。 先生方の間でも読書会を開いたりしているそうです。 詳しい感想は以下をご覧ください。 『イ

          2023年、刺さった本 10選

          かけっこ練習ノート – 腕振りのポイント

          12月14日(木) <練習内容> - ジャンプ系トレーニング - 腕振りトレーニング - 4の字トレーニング - 坂ダッシュ   冬至間近です。一年で最も短い練習時間の中で、どんな練習が最も効果的に足を速くできるかを、いつも考えています。 体幹トレーニングも重要だし、ジャンプ系も… でも、全部はできないので優先順位をつけてやっていきます。   この冬、特に重点的にやりたいのが腕振りと足の回転の速さ。 今日はその中でも腕振りを重点的にやりました。   腕振りのポイントは3つで

          かけっこ練習ノート – 腕振りのポイント

          かけっこ練習ノート – 20~30m強化月間

          12月7日(木)   <練習内容> - コーディネーショントレーニング(ラダートレーニング) - 坂ダッシュ   鶴見川走ろう会が終わり、今週から久しぶりに短距離の練習に戻ります。とは言え、冬至が間近に迫っているこの季節、練習できる時間は限られています。 このため、しばらくは特に短い距離、20~30mのダッシュ力を高めることに集中したいと思います。 20~30mは、小学生の野球やソフトボールで言えばちょうど塁間の距離。 バスケットボールだとコートの大きさ。 サッカーだとハーフ

          かけっこ練習ノート – 20~30m強化月間

          環境の大切さ~NAZELAB見学から学んだこと

          埼玉県の秩父に位置するフリースクール「NAZELAB(ナゼラボ)」を見学させていただきました。運営者である舘野さんは、ご夫婦ともに地球惑星科学者というユニークな経歴をお持ちで、探究学舎の地球シリーズも担当されていたそうです。探究学舎とのご縁からNAZELABを知り、その最大の特色である「森での日中活動」に強い関心を持ちました。また、活動中にはiPadやスマホを使ったゲームや動画視聴を行わないというポリシーにも興味を惹かれました。 ただ、言葉だけでは具体的なイメージが沸かず、

          環境の大切さ~NAZELAB見学から学んだこと

          かけっこ練習ノート – 長距離練習の中のスピード練習

          11月16日(木) <練習内容> - 10分間走(低学年は5分間走) - ジャンプ系トレーニング - 300m + 200m + 100m (低学年は100m + 50m + 50m)   今日も最初は10分間走から(低学年は5分)。心肺機能だけでなく、長い距離を走るときの呼吸や動きに慣れていく練習です。ゆっくりでも、歩かず走りきることを目指します。どうしても途中で歩いてしまう子もいますが、まずはスタート地点に立って走り始めた事を評価したいです。無理に走らせることで、走る事

          かけっこ練習ノート – 長距離練習の中のスピード練習

          かけっこ練習ノート – 今週から長距離練習

          11月9日(木)   <練習内容> - 10分間走 - ジャンプ系トレーニング - 400m走   今日の練習は、先日話し合いをした高齢者の方々への挨拶から始めました。多くオン方にご心配をおかけしましたが、今後も地域の方々とのコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。   運動会が終わり、12月5日には小学校で河川敷でのマラソン大会が開催されます。これに向け、今週からは800m~1200mの距離を走るトレーニングに取り組んでいきます。長距離走が好きな子は少ないですが、

          かけっこ練習ノート – 今週から長距離練習

          かけっこ練習ノート – なぜ腕は曲げて振るの?

          10月19日(木) 練習内容 体幹トレーニング 片足立ち、片足かかと上げ、片足ジャンプ 腕振り練習(腕を伸ばした状態から少し折りたたむアプローチ) アンクルホップ、前に進むアンクルホップ(ラダーを使って) 50m走計測 (小学2,3年生はアンクルホップの代わりにコーディネーショントレーニング) 腕振りの素朴な疑問 腕振りに関して、多くの子が前だけで振ったり、横向きに振ってしまうため、今日は異なるアプローチで考えてみました。 質問:なぜ腕は曲げて振るのでしょう

          かけっこ練習ノート – なぜ腕は曲げて振るの?