かけっこ練習ノート – 20~30m強化月間
12月7日(木)
<練習内容>
- コーディネーショントレーニング(ラダートレーニング)
- 坂ダッシュ
鶴見川走ろう会が終わり、今週から久しぶりに短距離の練習に戻ります。とは言え、冬至が間近に迫っているこの季節、練習できる時間は限られています。
このため、しばらくは特に短い距離、20~30mのダッシュ力を高めることに集中したいと思います。
20~30mは、小学生の野球やソフトボールで言えばちょうど塁間の距離。
バスケットボールだとコートの大きさ。
サッカーだとハーフコートくらいです。
つまり、この距離を爆発的に速く走れたら、いろいろなスポーツで活躍が期待できるのです。
まずはラダーを使ったコーディネーショントレーニング。ジャンプ系のトレーニングも兼ねています。ジャンプ、ジャンプでのスラローム、後ろ向きでのジャンプスラロームの3種目。その後、ピッチを上げてラダーを駆け抜けました。
ピッチを上げるトレーニングですが、足がちょこちょこと細かな動きになってしまってはストライドが小さくなってしまいます。足の速さはピッチ x ストライドですので、ストライドが小さくなってしまっては本末転倒。
このため、駆け抜ける時には腕をしっかり前後に振って、腿から足を動かす意識で行います。すると自然と4の字も速く大きくなって、ストライドを犠牲にせずにピッチを上げられるようになります。
20~30mを考えるとき、加速区間が相対的に重要性になってきます。
そこで後半は坂ダッシュを行いました。
なぜ坂ダッシュがスタート~加速区間の練習にいいか。
平地に比べて負荷が大きいため、だけではありません。
加速区間では前傾姿勢でしっかり地面に力を加えることが重要ですが、坂道ダッシュでは地面と体の角度が前傾しているのと同じようにできるためです。
加速の時も腕振りは重要です。
真後ろにしっかり振れる人と、意識せずに横に振る人では進み方が全然違います。
しつこいようですが、こまめに声掛けしていこうと思います。