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新年

新年

晴れた空。
高く薄い雲。

白く光る太陽と、厚着をした僕。
新しい年。

心は跳ね踊る事なく、去年までの疲れが心に毒杭のように残っていて、それでも新年を迎えて、少しだけ前を向こうという意識だけを少しだけ掘り起こした。

僕の目から見れば、今、経済は悪い方向に進んでいて、労働環境もだんだんと厳しくなっていく流れの中にあるような気がしている。
穏やかさを装った無関心が経済の悪化を放置して、誰も何も変わ

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$建資産

$建資産

午後は書斎で仕事。
午前中は外回り。

南東向きの僕の書斎は午前中は太陽の差し込みがキツくて仕事がし辛い。
なので、午前中に外の用事を回って、午後になってから、のんびりと仕事を始めてるのが心地良い。

今日は久々に高額の米国株発注を行った。
注文したのは宇宙開発関連株。
これからの資産運用戦略において、重要な役割を果たす一手だと思っている。

ドル高で来年、再来年くらいには米株式、円高基調が予感さ

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一刻

一刻

2022/11/02

朝、目覚めて。
為替のポジションを確認する。

昨日は随分と稼いだので、今日はまだポジションが荒れたままだ。
ずらっと並ぶマイナスの文字列。

続いて、株式を確認する。
円安と米国株の値上がりで、こっちは数字がいい。

中国資本の影響で痛んだマレーシア株を対円取引で処分しながら、ドル放出の為に少し株式と債権を買った。

仕事の資料を印刷して、猫に餌をやる。
今日も一日が始ま

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自分で動く経営者の末路

自らの傷に塩を塗り、死刑台で縄を首にかける。

そんな馬鹿な行いを人間はする訳はない。

しかし、そんな馬鹿な行いを行ってきた自分自身の自生録。

無能経営者は多忙実は経営者の大半は給与が驚く程安い。
これは月給幾ら、年収幾ら、という視点では一概にそうとも言えない。

ただ、時給という見方では、最低賃金を割り込む経営者も珍しくはない。

そして、ハッキリと言おう。
そうなる経営者は正直、経営の才能

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100万支出

100万支出

今月の個人的経済ニュースはセルフファンドから100万円が流出したお話。
事故ではない。

それぞれ為替部門、株式部門から50万円ずつ支出された。
内訳は事業資金の補填と借金の返済だ。

また、この支出は投資収益のプールから出て行った。
つまり100万円稼いだ、というという状況でもある。

資産運用で100万円作ったが、それが手元には残らなかった、という話でもある。
月末の経済マガジンのネタとしては

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恐ろしい程退屈な人生

恐ろしい程退屈な人生

人生は恐ろしく盛大な暇潰し。
誰かがそう言った時、僕は反感を覚えた。

しかし、今はそれが傲慢な思い過ごしてあったと気が付いた。

人生が潰すべき暇ではないと思っていたのは、人生がある程度、思い通りになると勝手に信じていたからだ。
今までの結論的に人生は思い通りにはならない。

それ処か残酷で無常だ。

何かを築き上げる事が出来る人は、これからも、人生を潰すべき暇ではなく、残された宝物だと信じて生

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帳簿の読めない日本人

帳簿の読めない日本人

猫に餌を与え、珈琲を飲んで、この文章を書き始めよう。

この文章を書く前に優しい言葉で、同じ内容を書こうと試みたが、挫折した。
日本人はお金の事をある程度わかっていますよ、だから、もう少し上を見るのは如何ですか?みたいな文章だ。

展開と結論がブレて、読むに堪えない駄文になってしまった。

今度は頭の中にある事を素直に吐き出そうと思う。

お金は元本資産この話の最も確信的な論点はお金は元本資産であ

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経済周期と日本経済

経済周期と日本経済

の続き。

前回はタイトルの内容には殆ど触れずに、生産性の向上が起こっている事は間違いなく、その上で債務周期を考える時に感じる日本経済低迷の30年への違和感について触れた。

一般的には直線的右肩上がりで仮定されるマクロ的生産性向上のグラフは日本においても右肩上がりではある。
手に入る情報量も、処理出来る情報量も作れる製品の量も質も向上し、実生活では30年前の不可能が今の当たり前になっている。

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negative sum→win2 game

投資で勝つ人と負ける人がいる。

特にCFDやFXは一般的にマイナスサムゲームだと判断される。
また、俗にいうFIREした人を[非生産人口]とする見方もある。

僕はそれに意義を唱えたい。

用語の定義僕はSNS上では[マイナスサムゲーム][プラスサムゲーム]という言葉を用いる。
これはゲーム理論の言語を汎用的に改変して使っている言語で、ノンゼロサムの内、ネガティブなモノをマイナス、そうでないもの

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珈琲を淹れた日

珈琲を淹れた日

毎日が忙しい。
それは現代人にとっては別に何か特別な事ではない。
皆が忙しい。

だから、用事は簡潔に、話は短めに、行動は的確に。
これが常識。

今朝も僕の書斎ではコーヒーメーカーがうなった。
カバーを開けて細挽きされたエスプレッソ用の豆を入れ込む。

あとはボタンを押すだけ。
お湯割りで、カフェ・アメリカーノ。

これが日常。
珈琲片手に画面に向かって仕事を始める。
起床後5分で仕事を始められ

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現場という戦場

現場という戦場

僕は三つの顔を持っている。
一つは事業家としての顔。
一つは投資家としての顔。
もう一つは起業家としての顔だ。

今日は事業家としての話をしたい。

僕は事業家として、主に建設業に従事している。
それもゴリゴリの現場主義だ。
僕自身も職人であり金属製品の取り付け、加工、溶接などの金物工事が専門だ。

今回の話は実際、建設業に限った事ではない。
工事現場然り、レストランの厨房も音楽スタジオもアパレル

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