心の休息

いつも通りより少し遅い時間に目覚めた。
a.m. 7:11

今週はなんだか心がモヤモヤしていて仕事も捗らず
何もかも捨ててしまいたい気分にも襲われかけたし、
控えていたお酒やタバコの量も増えた。

こんな生活ではダメになってしまうという心の声も
どこか遠くの方から聞こえる。

多少の罪悪感はあるものの
「仕方ないさ」と言い聞かす。

「心も疲れているんだ」。

モチベーションには３種類あるらしい。

１、やる気を促す
２、人と繋がる
３、体を癒す

ストレス状態で大変な時に私たちの身体は、血圧を一定に保ったりホルモンバランスを整えたり、心拍数、呼吸、体温のバランスを整えることに意識が向くということがわかっている。

このことを脳の解剖学的な見地から「神経科学的欲求段階説」という。

なるほど、私の身体は休息を求めているのかもしれない。

「それなら思い切って休もう！」

そう決めた日の翌朝、地球がシャワーを浴びているかのような大雨だった。

深呼吸をして綺麗な空気を身体取にり込むにはちょうどいいかもしれない。
少しぬるめのシャワーを浴び終えて、
まだ濡れたままのの上半身を大きく広げベランダで大きく深呼吸をした。

どこかから流れてきた美味しそうな香りと、ベランダから見える木の葉や花の鮮やかな色。

肌を撫でていく雨の日の風は
どこか懐かしく、やけに涼しい風だった。