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他人を優先してしまうのは、自分が優先されなかったから【超短編】
まず、少しだけで良いので『イヤな人』になってみましょう。
つまり、1日3回だけ『良い人を辞める』のです。
すると、少しずつ「アナタの自我」が目覚めます。
いつか物事に対し、「嫌だ」「好き」と自我が答えてくれます。
その時は、その感情に従いましょう。
アナタの状態は他人ファーストと言われています。
『他人を優先する状況』=『自分を蔑ろにする状況』となっています。
・飲み会で、他人のお酌や料理の手配ばかりやってしまう。
・ご近所付き合いで、色々と面倒ごとを引き受けてしまう。
・会社では仕事をしながら、常に周りを見てフォローアップもしている。
このような日常を過ごしていませんか?
「他人の助けになる事こそ自分のやりたい事だ」なら問題ないのです。
しかし、多くの場合は違います。
こういった人は、いつしか疲れがピークへ達して人と関わりを避けます。
この原因は?
「幼少期から”親のご機嫌取り”が日課となっていた」のです。
これを簡単に表現すると『幼少期に子供らしさを抑圧した』のです。
つまり、『他人に頼る事と自分でやる判断と調整力』が欠落しています。
こうした人の幼少期は、以下のような事がとても多いです。
・両親や兄弟など、家族のケンカの仲裁役。
・「お姉ちゃんなんだから…」「頼りになるお兄ちゃん」の言葉の影響。
・「しっかりしてるから大丈夫だよね…」という雰囲気。
・はしゃいだり、泣いたりする『子供らしさ』を咎められた。
こうした事が日常化すると『甘える方法』を忘れてしまうのです。
すると自分を良い人へと変換します。
こうすると親や友達がアナタの事を褒めて、見てくれていたからです。
アナタが良い人なのは「誰かに愛される為」だったのです。
残念ながら、アナタの親しい人を相手に『良い人を辞める』のは難しい。
何故なら、すでにアナタを「そういう人」と見ているからです。
だからこそ、最初のステップは全く関わりのない他人から始めましょう。
何でも構いませんので、1日1~3回ほどやってみましょう。
・小さな頼み事や他の人ができる仕事なら断る。
・お会計や食事提供など、些細な事ならお礼を言わない。
・他人が困っていても、自分からは何もせずに無視する。
すると徐々に「アナタの自我」が目覚め始めます。
その自我は、アナタの心の中にいる「あの時の甘えたかった自分」です。
いずれ、自我は「嫌だ!」とハッキリ言うようになります。
半年から1年ほどの時間をかけるくらいの長い目を持ちましょう。
そして、頃合いを見て「嫌だ!」と言った事に従って生きてみましょう。
これこそ「アナタの心にいる愛されたかった自分を愛する行い」なのです。
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