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山田寛丈
2024年1月15日 20:59
突然だが、サーキット走行というものをご存知だろうか?文字通りサーキットを車やバイクで走る事だ。僕は趣味でオートバイでサーキットを走っていた。過去形なのは、サーキットで怪我をしてしまい現在はサーキット走行自粛中だからだ。それはさておき、このサーキット走行の事を人に話をすると、概ね同じ様な反応が返ってくる。まず、「レースをやってるの?」と聞かれる。「いや、レースではなくただサーキットをぐるぐる走って回
2023年8月28日 17:23
僕が初めて村上龍の存在を知ったのはテレビだった。「Ryu‘s Bar 気ままにいい夜」という、村上龍がホストを務める番組で見た記憶が最初だ。 この番組は1987年から1991年にかけて放送され、綺麗なアシスタントとゲスト、そしてホストの村上龍がトークをするという内容だ。当時高校生の僕が村上龍に抱いた第一印象は、なんでこんなに顔が大きくて(不細工ではないと思うが)そんなに格好良くない男がこんなにモテ
2023年7月19日 12:09
人間は、退屈が嫌いだ。退屈から逃れるためなら進んでワーカホリックになったり、政治革命に命を投げ出して死んだり、不幸にすらなってしまう。そんな退屈から我々はどうやって逃れるのか?そのヒントがこの本には書かれている。この本の著者である國分功一郎氏は、哲学者でありフランス現代思想の研究者である。よってこの本『暇と退屈の倫理学』は哲学的なアプローチで退屈について論じている。筆者は、退屈を埋めるのは自分