脳が喜ぶ子育て【書評】~苦手を克服するという本なのだけど、別に困ってなければ克服しなくてもいいのかも~
先日、やぎちゃんさんが脳番地の本を紹介していました👇️
この記事を読んで、もっと脳番地知りたい!と思い、
本を検索していて見つけたのが今回紹介する本です。
子育て×脳番地の本
苦手を克服するという本なのですが、
別に困ってなければ克服しなくてもいいのかもとも思いました。
しかし、学ぶことはたくさんあった本なので、紹介したいと思います。
この本をおススメしたい人
◆ 子育て中の人
◆ 子どもの力を伸ばしたい人
◆ 子どもにすぐイライラしてしまう人
◆ 脳科学が好きな人
子育てで迷わない黄金の3つの法則
① 神殿も脳を喜ばせれば変わる!
=スムーズに脳が動くことが大好き!
② 自分と同じようにできるなんて思わない!
=大人が当たり前のようにやっていることが、
子どもにとってはとても難しく感じる
➡その未熟な脳を使って試行錯誤させることが、
後で大きく実を結ぶ脳の育て方!
③ やりきるまで待ってあげる
☆複数のことを同時にできない
➡順序だてて伝える
☆記憶を保持できる時間・容量が少ない
➡やるべきことを一つ一つ区切って指示・確認する
☆「早くしなさい」と言われた時の対処法を持っていない
➡「〇時までに」「30分以内に」と具体的な時間を示す
☆先のことを読めない、考えられない
➡行動予定を週単位、日単位、時間単位で予告する習慣をつける
コーチングの考え方と同じで、
「細分化する」「具体的にする」「数値化する」というのが子育ての場面でも重要になってくるのですね。
「ちょっと待ってて」と言いがちなので、
「5分待ってて」と言い換えるようにしたいです。
子どもの脳は「後ろから」育てなさい!?
小学生の時期までに必要なのは、
脳を後ろから育てるという意識だそうです。
どういうことかというと👇
p15より抜粋
最初に伸ばしたいのは視覚系と聴覚系
外界の情報を集めてくる脳番地を育てます。
まずは情報収集ができるようになって、
思考系の脳番地は10歳以降から飛躍的に伸びてくるので、
あとから、その情報をもとに思考できるようになっていけばOK!
p18・19より抜粋
子どもに素直に情報をインプットさせるには
① いつも穏やかな笑顔で
② 叱るよりもほめるほうが先
③ 大事なことはささやき声で
④ 子供が自分でやり終えるまで見守る
この4つを心がける必要があるそうです。
なかなか難しい4つですね(*‘ω‘ *)
おわりに
その子の得意な脳番地があるので、そこを見極めてあげることが大切です。
今、どの脳番地が優位になっているかを把握して、それ以外の番地に刺激を与えてあげればよいとのこと。
どの番地にどうアプローチするか、生活していて問題になってしまう行動を軽減するアプローチも書かれていたのでとても参考になりました。
ただ、問題解決型のアプローチなので、書いてある通りに全部やっていったら、子どもが平均的な人になってしまうのでは?と思う部分も・・・
昔からある日本のみんな並列みたいな学校教育文化というか、悪いところを治そう!という印象も受けました。
読み方を変えれば、個性を伸ばしていく方向にも使えます(^^)/
オールマイティー =勇者型に育てたい方も
プロフェッショナル=賢者・戦士型に育てたい方も
読んでみてください(((o(*゚▽゚*)o)))
あなたのお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 たくさんのアウトプットができるよう、インプットのために使います。