【日常写真日記#21】参拝
今日は香川県の金刀比羅宮(琴平さん)を訪れてきました。参拝者にとって有名な785段の長い石段を一歩一歩登りながら、最近の忙しさや心のざわつきを少しずつ振り払っていくような気持ちになりました。私生活で色々と変化があり、何かと慌ただしい日々が続いているため、ここ数日は写真日記の毎日投稿が難しくなってしまいました。いつも楽しみにしてくださっている読者の皆様には心から感謝していますし、投稿が途絶えがちになっていることを申し訳なく思っています。
金刀比羅宮は古くから海の神様を祀る神社として親しまれています。海の安全と大漁を祈る人々の信仰の場であり、石段を登るという行為自体がまるで心の浄化を図る儀式のように感じられました。参道には立派な木々が生い茂り、その緑が目に飛び込んでくるたびに、どこか安心感を覚えました。空気は澄んでいて、静けさの中に神社特有の厳かさが漂っています。
「石段を 登りし先に 神の杜」
参拝のために長い道のりを歩くと、体の疲れとは裏腹に心が少しずつ軽くなっていくのを感じました。参道の途中にはいくつかの休憩所があり、息を整えながら見渡すと、緑豊かな山々が遠くまで続いています。こうして自然と歴史に触れる時間を持つことで、普段は忘れがちな「今この瞬間」の大切さを思い出させてくれました。
本殿に到着し、深く一礼をして祈りを捧げると、心の中にあるもやもやしたものが少しずつ解消されていくような気がしました。忙しい日常から離れ、神聖な場所で自分と向き合う時間を持てることの幸運を噛みしめつつ、再び石段を下る道すがら、自然の美しさを目に焼き付けました。
これからも写真日記は続けていきますので、どうか温かく見守っていただけると嬉しいです。忙しい中でも、こうして皆様と日常の一コマを共有できることに感謝しています。