KOHARU_建築家_イギリス在住_建築好きと繋がりたい

2020年に東京で建築家を辞めた後、新しい視点を得るため単身ロンドンに移住|建築大学主席卒業、元大手ディベロッパー設計勤務、担当設計プロジェクトグッドデザイン賞受賞| https://www.youtube.com/channel/UCXxtxhdFsF7Gs6UxSCyKz1A

KOHARU_建築家_イギリス在住_建築好きと繋がりたい

2020年に東京で建築家を辞めた後、新しい視点を得るため単身ロンドンに移住|建築大学主席卒業、元大手ディベロッパー設計勤務、担当設計プロジェクトグッドデザイン賞受賞| https://www.youtube.com/channel/UCXxtxhdFsF7Gs6UxSCyKz1A

最近の記事

カルロスカルパ の ヴェネツィア作品 -オリベッティショールーム-

イタリア、ベニスにあるサンマルコ広場。 そこの一角に、カルロスカルパ改修設計、オリヴェッティ・ショールームが佇んでいます。 動画で彼の作品を紹介しているので宜しければご覧ください。 オリベッティとは、コンピュータや電卓を製造しているメーカーです。彼らがカルロ・スカルパに、製品のショールーム設計を依頼したところから始まります。 建築を細かくみてみましょう。 ①階段 ショールームに入るとまず目に止まるのがこの階段。大理石で造られた踏み板は真鍮のポールに支えられ、宙に浮い

    • モカポットを使ったコーヒーの入れ方!イタリア流!

      現在イタリアに在住しているということもあり、街を歩けばコーヒーの香りがしてきます。 そんな街に生まれ育ったイタリア人のおうちコーヒーは「モカポット」を使います。 使い方を動画にしましたので、よろしければ見てください。 【準備するもの】 ・コーヒー豆 ・グラインダー ・モカポット ・水 【手順】 1. グラインダーでコーヒー豆を荒めに挽きます。 2. モカポットのそこに表示された高さまで水を入れます。 3. 挽いたコーヒー豆をバスケットに静かに入れます。 4. 蓋をぎゅ

      • 草間彌生、ロンドンでの人気

        草間彌生氏は、日本のアーティストであり作家です。 ロンドンでの彼女の展示会は、一瞬でチケットが売り切れ、会期を延長してもさらに全て完売するほどです。 やっとの思いでチケットを手に入れたので、様子を撮影してきました。 彼女とって、芸術の体験とは、ただ見るではありません。作品の中に入り込んでいくことでもありました。 彼女は家族の反対を押し切って、幼少の頃から絵を描き始めました。 若い頃をニューヨークで過ごし、戦後の反日風潮のある中でも自分を表現しようとします。 しかし、日

        • JAPAN HOUSE LONDON

          ロンドンに、ものすごくお洒落な日本の工芸や食・文化を広める素敵な場所、JAPAN HOUSE LONDONがあります。 動画を撮影してきたのでどんな場所か是非ご覧ください。 1階:工芸品やアート、カフェ、 2階:レストラン、 地下:展示会場・図書室 日本人の接客は、長居していても、そっと放っておいてくれるので、日本人の私としてはとても心地よいです。 ▲アフォガードをいただきました。 ここで出会うものには魂が込められていて、その土地、その土地の、音や匂いを感じる気がし

          野生の鹿がいる!?リッチモンド公園 in ロンドン

          目まぐるしく開発が行われるロンドンですが、大きな公園が至る所にあり、都会にいながら自然を感じられる街です。 その中でも、より野生的な公園『リッチモンド公園』をご紹介します。 動画を見ていただけるように、1日では到底歩ききれないほどの広さで、野生の動物、特に鹿がいることで有名です。 私は少しビビってあまり近づけませんでしたが、運よく鹿の群れが公園入口のそばにいてくれたのですぐに出会うことができました。 別の日に公園を訪れた際は姿はなく、公園の奥の方に移動してしまったよう

          野生の鹿がいる!?リッチモンド公園 in ロンドン

          ロンドンで生け花

          小原流生け花マスターのHanako Motoyaさんを訪ねてきました。 日本の生花がどのようにイギリスで広まっているのか、ご紹介いたします。 イギリスでは日常に花を置く文化が根付いています。西洋の豪華なフラワーアレンジメントに対して、日本の生花は単純そうに見えて奥深く、イギリス人の心を掴むものでした。 Hanakoさんはロンドンで有名なチェルシーフラワーショーにて作品を生け、ブロンズメダルを受賞されています。 25年もの間、生花に精進し、それが名誉ある賞へと導いたようです

          【イギリス芸術巡り】ヘンリー・ムーア・ファンデーション

          小野こはる(@archi_koharu)【建築家、クリエイティブデザイナー】   2020年に東京で建築家を辞めた後、新しい視点を得るため単身ロンドンに移住。建築大学主席卒業、元大手ディベロッパー勤務、担当設計プロジェクトグッドデザイン賞受賞。建築、アート、文化、宗教、そして人生の幸せを、様々な言語を通して学び続けています。私の視座を通して情報をお届けします。 今回はイギリス人彫刻家ヘンリームーアについて説明したい。 ▶︎動画で見る 0.はじめに ロンドンの中心から電車

          【イギリス芸術巡り】ヘンリー・ムーア・ファンデーション

          【ロンドン芸術巡り】河鍋暁斎 展示会 in London

          展示会について ロンドンの中心に位置するロイヤル・アカデミー・オヴ・アーツ。 ここで日本人絵師、河辺暁斎の展示会が2022年6月19日まで開催されている。 ▶︎動画で見る 小野こはる(@archi_koharu)【建築家、デザイナー】 2020年に東京で建築家を辞めた後、新しい視点を得るため単身ロンドンに移住。建築大学主席卒業、元大手ディベロッパー勤務、担当設計プロジェクトグッドデザイン賞受賞。 建築、アート、文化、宗教、そして人生の幸せを、様々な言語を通して学び続けてい

          【ロンドン芸術巡り】河鍋暁斎 展示会 in London

          【ロンドン在住のおすすめ仕事スポット】バービカン・センター|ブルータリズム建築

          バービカンセンターの魅力▶︎動画で見る ①仕事スポット コロナ禍で場所を問わず仕事をするようになった人も多いだろう。ロンドンでリモートワークするなら絶対にココ!!!ホールに机やソファが並べられており、気兼ねなく長居できる空間が創られている。 Wi-Fi 有 コンセント 有 飲食店(バー&カフェテリア) 有 トイレ 有 長居しても追い出される心配なし!! 美術館や図書館、映画館、お土産ショップなど多用途施設 有 集中できる環境があるだけでなく、休憩時に気分転換

          【ロンドン在住のおすすめ仕事スポット】バービカン・センター|ブルータリズム建築

          【ロンドン建築巡り_ローカル情報】テート・モダン

          テートモダンってどんなところ?テムズ川南岸に接する、サウスバンクと呼ばれるエリアに位置する。サウスバンクは元々倉庫街だったエリアを、文化芸術の街として転換させたことで有名な地域。元々火力発電所だった建物をコンバージョンし、新しく美術館の用途を担った。 ▶︎動画で見る 建築についてスイス人建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンによるコンバージョン設計。 元々は火力発電所として利用されていたが、石油価格の高騰と技術革新の煽りを受けて1981年に閉鎖。議会はこのエリアの再

          【ロンドン建築巡り_ローカル情報】テート・モダン

          【渡英前必見_持ち物】準備すべき物/必要ないもの_イギリス移住者

          イギリス移住を控えている方向けに、持参すべきものと、現地でも買えるものを紹介します。 必ず準備すべきものパスポートとコピー:もし紛失した時に備えてコピーしておきましょう 航空券 現金ポンド£100以上あると安心 クレジットカード:イギリスで簡単に作成できるオンラインバンキングがありますが、渡英後まもない頃のために日本のクレジットも持参しましょう(VISAかMaster) SIMフリー携帯:日本のケータイはSIMロックされているものもあるので、渡航前に解除しましょう。

          【渡英前必見_持ち物】準備すべき物/必要ないもの_イギリス移住者

          【フランス建築巡り】ポンピドゥー・センター/レンゾ・ピアノ+リチャード・ロジャース

          小野こはる(@archi_koharu)【建築家、クリエイティブディレクター】 2020年に東京で建築家を辞めた後、新しい視点を得るため単身ロンドンに移住。建築大学主席卒業、元大手ディベロッパー勤務、担当設計プロジェクトグッドデザイン賞受賞。 建築、アート、文化、宗教、そして人生の幸せを、様々な言語を通して学び続けています。私の視座を通して情報をお届けします。 時代背景第二次世界大戦によってヨーロッパは戦場となり、それまで文化芸術の中心であったパリをはじめとするヨーロッパか

          【フランス建築巡り】ポンピドゥー・センター/レンゾ・ピアノ+リチャード・ロジャース

          【フランス建築巡り】サヴォア邸/ル・コルビジェ

          パリに宿泊先を構えた旅行中の毎日は、煌びやかにエッフェル塔がひかり、フランスパンを紙袋に包んで歩くパリジェンヌが輝いて見えた。 パリから約1時間、サヴォア邸に向かう電車にゆられたどり着いた町は、うっすらと曇っていて華やかさはないものの、芯のような物を感じる場所だった。 サヴォア邸のたたずむ町サヴォア邸はポワシーという町に佇む。よく、パリに住む人々とそれ以外の地域に住む人について、かなり違いがある、と言う。気まぐれに立ち寄ったパン屋の店員は英語でコミュニケーションをとること

          【フランス建築巡り】サヴォア邸/ル・コルビジェ