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【ロンドン在住のおすすめ仕事スポット】バービカン・センター|ブルータリズム建築

わたし。(photo by Giorgio

小野こはる(@archi_koharu)【建築家、クリエイティブデザイナー】
2020年に東京で建築家を辞めた後、新しい視点を得るため単身ロンドンに移住。建築大学主席卒業、元大手ディベロッパー勤務、担当設計プロジェクトグッドデザイン賞受賞。
建築、アート、文化、宗教、そして人生の幸せを、様々な言語を通して学び続けています。私の視座を通して情報をお届けします。

バービカンセンターの魅力

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①仕事スポット

ホールの様子。写真左側に長机が並んでいるのが見える。
写真に写りきっていないが、机がもっと並べられている。

コロナ禍で場所を問わず仕事をするようになった人も多いだろう。ロンドンでリモートワークするなら絶対にココ!!!ホールに机やソファが並べられており、気兼ねなく長居できる空間が創られている。

  • Wi-Fi 有

  • コンセント 有

  • 飲食店(バー&カフェテリア) 有

  • トイレ 有

  • 長居しても追い出される心配なし!!

  • 美術館や図書館、映画館、お土産ショップなど多用途施設 有

集中できる環境があるだけでなく、休憩時に気分転換できる施設がたくさんあるので、気がつくと夜まで居てしまう。

②建築の魅力

広場から見たバービカン
居住エリア

ブルータリズム建築という建築ジャンルに分類される。これらは1950年代に見られるようになった建築様式で、生のコンクリート・レンガ・ガラスを用いて建てられた荒々しい建築群をいう。戦後の再建を急ぐイギリスで提唱され、世界中で用いられるようになった。

brutal〈荒々しい・野蛮な〉という言葉を用いられているものの、繊細に考えられた建築も多く、ここバービカンセンターはどこを切り取っても美しい。

荒々しい素材感、細部のデザイン、ライティング、鉄骨のディテール、ぜひ注意深く見てほしい。

ディテールまでデザインされた窓
何気なく切り取ったバービカンの景色

③充実した複合施設

多用途で構成された建築であり、建物内を歩いていて飽き足りない。

  • レジデンス

  • オフィス

  • 学校

  • ギャラリー

  • 図書館

  • バー&カフェテリア

  • お土産ショップ

  • 植物園

  • シアター

イサムノグチの展示会
植物園とイサムノグチ照明のコラボレーション

芸術鑑賞しに行くもよし、仕事をしに行くのもよし。屋外のベンチでボーっと休憩するもよし。

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