恐怖心
先日の夜、ふと父のことが頭に浮かんだ
そのときに抱いた感情が「これ以上大切な人を失いたくない」という感情だった
父が亡くなり1年以上が経ち、今まで以上に人がいなくなってしまう事の怖さが増したように感じた
死別もそうだが、ふとしたきっかけで離れたりすることも
学生の頃から人が離れていくことの怖さをたくさん経験してきた
友人や大切な人がいなくなるという事が心に大きな穴が開いてしまう
喪失感が大きく立ち直れないことも何度かあった
死にたい気持ちを話しても理解してもらうことが少なく、否定的なことを言われることもあった
そしていつしか話さなくなり関わりが絶たれていった
それらを何度も経験し人間不信になることもあった
大人になり、その代償を大きく背負ってしまっている
周囲は何ともないと思っているかもしれないが、人が離れることを大きく恐れてしまった
自分の些細な言葉で傷つけてしまっていないか?顔色を今まで以上に伺うようになり、自分の本音を話すことができなくなってしまった
恐怖心は今でも
幼いころ負った心の傷は今でも癒えることはない
自分の記憶から抹消したいけど、いつどこで現れるかわからない
大人になった今では当たり前のように接しているが、内心は恐怖心とともに他人に接している
自分の言葉で他人を傷つけてしまったら・・・ 言動がきっかけで信用を失ってしまったら・・・ 自分の元からいなくなってしまったら・・・?
考えれば考えるほどマイナスに陥ることがある
周囲から「そんなの気にしすぎだよ」と言われることも多い
自分自身も気にせず生きていきたい
だけど、上手に付き合いながらどう生きていけばいいのか、自分の中で答えが見つからない
一生付き合っていかないといけないのだろうか?