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Anz
2021年2月16日 23:52
時の流れは早いもので、鈍行列車だけを使って東京に帰ったあの日々は、もう1年近く前のことになってしまった。時間的距離は科学の進歩で日に日に近くなり、今では新千歳空港から羽田空港まで2時間足らずで着いてしまう。それをわざわざ5泊6日かけて行くのは時代に合わない話かも知れないが、僕はその地域の人々が使う鈍行列車で、場に根付く雰囲気を読み取るのが好きだったりする。赤字路線だと定期利用客が学生しかいなかった
2020年7月27日 23:39
旅に出られる。その幸せの大きさを北の大地で味わっています。これは今夏のあるポスターのコピーだ。そのポスターで紹介しているのは青春18きっぷ。毎回、駅や列車と美しい景色を収めた写真、それに関連した言葉が使われているのが特徴だ。富良野線,学田駅ローカル線の要素を詰め込んだ風景僕は美しい景色を見る旅の移動手段に列車をよく使う。この理由は安いからというだけではない。車窓をゆっくりと眺められる
2020年2月5日 01:59
東京を去ってもうすぐ1年。僕を含め大学生は春休みに入った人も多い。札幌の景色は全くの冬だけれど。そんな中、高校時代共に勉強した友達がはるばる北海道にやってきた。折角なら冬らしい景色を見たいと思い新千歳空港から1時間バスに乗る。深く雪の積もった森を抜けて広大な湖の側へ出た。支笏湖で毎年行われる氷濤まつり。冬のはじめから氷を成長させ続けて1月の末から2月のはじめ寒さが厳し
2019年7月12日 23:40
北海道が涼しすぎて、夏を未だに感じることができていない@anz_0621です。今日は少し長い話(約7000字)ですが、高校生時代の思い出を書いてみます。――――――――――――――――――――――0. プロローグ高校2年生の夏休み。受験を来年に控えて、自由に遊べる夏休みは高校生活最後となった。だからといって、することは例年とさほど変わりはない。部活に行ったり友達と遊んだり合宿に行ったりして