テール

脳内迷走日記 音楽、本、イラスト、ビール、コーヒー、だだっぴろいところ、ここちよい風

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最近の記事

あいかわらず平和8分目

今週は小春日和が続くぽーっとした日々がつづき、お昼休みに散歩したりベンチで本を読んだりしている。仕事の量も内容もちょうどよく、半径30m以内の人間関係もまずまず良好である。 嵐の前の静けさかと思うくらい平和である。  こういう日が続くと、突然竜巻とか落雷級の落ち込む事件が起きるんじゃないかと、少しどきどきしてくるので、平和という幸せにどっぷり肩までつからないで知らないふりをする。  最近、ずっとすきだったキリンラガーより、クラフトビールの軽めのペールエールとかのほうがうまいと

    • 不機嫌ハラスメントと子どものこと

      昨夜は9時半頃、こどもを寝かしつけてそのまま寝落ちしたので、今朝は5時頃自然に目が覚めた。 近頃めっきり朝晩は特に寒くなって、近くの山にもうっすら雪がかかったりして、朝の布団がぬくぬくで幸せだ。 子どもと寝てると、湯たんぽ代わりに暖をとったりする。子どもって熱が高めであったかい。寝ている姿をみていると、動物みたいで不思議な気持ちになる。 不機嫌ハラスメントという言葉を初めて聞いたのは、ジェーン・スーさんのラジオでだ。その後、ここ最近立て続けにその言葉を耳にする。不機嫌で相手

      • 失恋、メンヘラ、心理テスト

        他人の目が気になる。被害妄想がまとわりつく。うっすらと。 なんでこうなっちゃったんだろう。 たぶん失恋したから。 でも失恋する前、いや、恋に落ちる前からきっと自分に自信がなかった。 だからうっかり深くややこしく恋に落ちてしまったのだ。 好かれてちやほやされて、嬉しくて自信持てて、甘えて頼って。満たされる自尊心。このうえない多幸感。ドーパミン全開。 それがいつからか少しずつなくなっていく。 潮が引くみたいに。 酸素が、空気が薄くなるみたいに。 もはやパニック状態である。 ほんと

        • 甘えもほどほどに

          最近甘えてるな~と思う。 相手の返した言葉に、あれ?と感じてしまうところが、ほんとまぬけな自分で笑ってしまう。 仲のいい(と自分で思っている)美容師さんに。高校からの友達に。カウンセラーさんに甘えてるんだよなあ。 ほめてほしくて。ちやほやしてほしくて。そんなことないよ!と言ってほしくて。あなたは特別な存在、魅力的だと言ってほしくて。 恥ずかしい! まあ、10年くらい同じことぐるぐる言ってるから、さすがに心の広い友人達も持ち上げられないんだろう… 見限られているのか。 やりたか

          思考のスパイラルとともに

          眠れない と言っても、子どもを寝かしつけて今まで寝ていたのだが、ふと目が覚めて脳内をいろいろなことが錯綜し騒がしい。 でもほんとにやばいときほど緊迫してはいない。 原因はうっすらとわかっている。 ここ数年ほんとに考えなかった日はなかった。最近距離をおいてやっと荒野に一人で一歩踏み出せた境地だった。 それがすぐ引き戻されそうになる。ものすごい引力。平静だった精神状態がさざ波立つ。思考が忙しい。 まだリハビリ中なのだ。わたしの一歩はまだまだ心もとない。 とらわれている。きっと相手

          思考のスパイラルとともに

          プラスマイナス、プラス1

          6月頃から不安定だった情緒が少しプラスマイナス、プラス1くらいになった今週。先週末の家出が良かったのかもしれないし、いろいろ気持ちが納得したのかもしれない。 それでも執着心や被害妄想がなくなった訳ではないが、週末は落ち込まず過ごせた。 昨日、ジェーン・スーさんの「生活は踊る」のコーナー「相談は踊る」をPodcastで聞いていたら、「こっちの感情を勝手に決めるな!」と言っていてそれ、私のことだ!って思って耳が痛いし恥ずかしいし、ぐさりと胸に刺さりやだやだ…。うー思い当たる節がぽ

          プラスマイナス、プラス1

          読んだ本‗「わからない」岸本佐知子

          岸本佐知子さんの本は友達から二十年ほど前からおすすめされていたにもかかわらず、なかなか読めなかった。がしかし、今年の夏紀伊国屋で購入。しかもフェアー中で購入すると紀伊国屋書店岸本さんファン有志編集の「わからない」刊行記念冊子までもらえた。なんかすごくうれしい! 早速読み始めて衝撃。もっと早く読んでいればよかったなんでおすすめされたときに読まなかったんだろうこの著者をおすすめしてくれた友達ほんとにありがとう!!!ってくらい世界観が岸本ワールドで今後の人生のお供になる本でありお世

          読んだ本‗「わからない」岸本佐知子

          アナログ、有機物、音楽

          仕事からの帰り道、無性に「ドブネ~ズミ」の心境になり、ブルーハーツが聞きたくなり、Spotifyで探すがカバーばかりでオリジナルがない。YouTubeで検索するが「リンダリンダ」がないので「青空」を聞いた。 あー泣きそうだ。泣かなかったけど、革命レベルの歌だな。 家に帰ってCDを探すがない。代わりに見つけたボガンボスを聞く。 久々に聞くとなんかほっとする。アナログで、さんぽしてぽかぽかしたり酒を飲んでうだうだしたりして流れていく時間の歌。人のかっこよさとかかっこ悪さとかくそ

          アナログ、有機物、音楽

          家出のススメ_後編

          その後、野暮用を一つ終え、姉夫妻と会う。 「おしゃれカフェに行くぞー」と義兄が言い、車で15分。 最近できたカフェに着く。とくにおしゃれではない。 姉と私はビールを、義兄はクリームソーダを注文する。 ぽつぽつと心の中のかけらを吐き出す。 姉は昔からこうやってわたしのどうしようもないぐるぐるした悩みや愚痴をきいてくれる。文句を言いながら。ビールをのんで煙草を吸いながら。 気の利いた言葉など言わない。励ましなどない。 その後公園っぽいとこに行ってコンビニで買ったビールを飲み、カル

          家出のススメ_後編

          家出のススメ_前編

          昨日プチ家出をした。 別に家出のつもりはなかったんだけど、普段の自分の生活圏内(家庭、職場、地区)からとにかく離れたかった。 離れないと涙が出てきてうわーってなったので周りの人に当たり散らしそうだったので避難した。 ここんとこメンタル低迷していて職場でも知人や友人との集まりでも、自意識過剰と被害妄想のオンパレードで、なんとかかんとかだましだましやってて、少し落ち着いたかなと思いきや、また沼に帰っていくというゆるく地獄のラビリンス。 夫に「ちょっと夜まで出かけてくる」と断り、ま

          家出のススメ_前編

          カタツムリ的自己反芻

          とにかく人の目が怖い それは自分の目の裏返しであることはなんとなくわかっている 容姿、考え方、発言、身に着けているもの、などなど この人はこういう生き方をしてきてこういう考え方をしているんだなあ 純粋に人に興味がある いや、興味があるのは実は自分と気が合う人を探したいだけなのかもしれない 気の合う安心できる居場所づくりか? 家族も仲の良い友人もいる それだけでは物足りないのか なにかワクワクする刺激を求めているのかもしれない ワクワクすること、それはなにか作り出すことかもしれ

          カタツムリ的自己反芻

          おばけは脳みその中

          ここ数年ずっと執着していたものから距離を置いた。はじめは執着ではなくきらきらしたささやかな光だった。求めれば求めるほど光は輝き、味わえば味わうほど、その輝きはだんだんと弱くなり、またたきに変わっていった。気づけばとっくに光は消え、残像の中に光を見出していた。しんどかった。離れては戻り、また傷つき、離れ、、の繰り返しだった。もうやめればいいのにやめられなかった。光が消え、焦りと不安の中、迷走する日々だった。音楽や、芸術作品、旅、人のあたたかさに触れ、励まされ、癒され、自問自答し

          おばけは脳みその中

          雪見だいふくの季節

          今日はもうすでに秋でした。いや、先月くらいから気付いていたけれども。少し余裕あったのだけれど、今日はもうごまかせないくらい秋で、背中とか骨の中までしんみりとはいってくるこのひんやりした空気。 ちがうちがうちがう!そうじゃ、そうじゃない。 とここまで書いて昨日は寝てしもうた。 前の晩夜更かししすぎたらから。 今朝も布団のぬくぬくが気持ちよい。ぬくぬくぬんぬん。 季節もそうだけと、もっと不安とか考えたこととか心情的なものを書きたかったのだけれど忘れてしまった。 アイスって夏の

          雪見だいふくの季節

          なんてことはない月曜の夜

          とにかくなにかから逃れたくてもがいている。そのなにかはわかっているようでわかっていないのかもしれない。 自身のコンプレックス、単純にひまだということ、安定、虚無感、初めから何もなかったのになにかを失ったような感覚。 とにかく人と比較することをやめたいし、人からどう見られているかを気にしたくない。 3連休。風邪気味と平日のストレスから脱却すべく、療養、片付け、ボードゲーム、映画をみるなどなど。 「川っぺりムコリッタ」荻上直子監督 おもしろかった。生きることや暮らすことをまっす

          なんてことはない月曜の夜