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たまき雄一郎 Youtubeチャンネル

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たまき雄一郎氏のYoutubeチャンネルの文字起こしです。 https://www.youtube.com/@tamaki-channel
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103万円の壁引き上げ ガソリン減税の検討…大きな山が動いた!

今日は「103万円の壁の引き上げ」について、大きな山が少し動いたのか、このことについて解説します。 非常に今注目を集めています「103万円の壁」です。 前回も解説した通り「今週が山だ」というふうに申し上げていたのは、金曜日の11月22日に政府として経済対策を閣議決定するんですが、その中に是非入れ込もうと。 ここで入らないとその先の税制改正・予算の議論につながっていかないので、経済対策に「103万の壁の引き上げ」が入るかどうか、実現するかどうかの命運を決める大事なポイントだと

103万円の壁の引き上げどうなる?

今日は国民民主党が主要政策として選挙でも訴えた「103万円の壁の引き上げ」今後どのように実現していくのか、今の検討状況・交渉状況を解説します。 与党側とは今、自民党・公明党と協議が行われておりまして大きく2つのトラック・道があります。 一つはこの年末までに決める臨時国会で策定する補正予算に盛り込むために、補正予算の元となる経済対策が策定されるんですけども、この中に「103万の壁の引き上げ」を盛り込んで欲しいということ。 そして従来、国民民主党がずっと訴えてきたガソリン減税を

玉木雄一郎より皆様へのお詫び

まず冒頭、皆さんにお詫びを申し上げたいと思います。 今回の私のプライベートな事案で皆さんに不快な思いをさせたり、また心配をさせたりと本当にご迷惑をおかけしました。 心からお詫びを申し上げます。 また家族、特に妻を大きく傷つけてしまったことは謝っても謝りきれない問題です。 許してくれないかもしれませんけれども、生涯、謝罪を続けていきたい、そんな思いでいます。 恥ずかしいですけれども、浮かれていたとしか言いようがありません。 また今は、政府与党と選挙で掲げた経済政策、

年収の壁引き上げは高所得者優遇なのか?

今日も103万円の壁の引き上げ、この批判が今出ております。 高所得者に有利なんじゃないのか、だからやってはダメだ。 そんなことが一部野党からも聞こえるんですけれども果たしてそうなのか、解説したいと思います。 103万の壁の引き上げなんですけれども、おさらいしますと、税金が皆さんが働いたら所得があります。 そこから控除額を引いた残りのところに税金をかけるという仕組みになっています。 簡単に言うと課税対象所得というのがあるんですが、もともとの所得の中から、いろんな意味で控除で

年収の壁103万円→178万円引き上げで7.6兆円税減収?でも財源は大丈夫

今日は私たち国民民主党が選挙で訴えました「103万円の壁」を引き上げて178万円にして、皆に減税効果を及ぼそうと、こういうことを訴えてまいりました。 ここで出てきたのが「7兆円ぐらい税収が減るだろう」「こんなのはできない」ということで、多分財務省がそういった説明をマスコミや与野党の議員にして「こんなの無理だ」「巨額のお金が必要だ」ということで、非常にネガティブキャンペーンが始まっています。 今日はここ数年、2023年、そして2022年の決算ベースの予算の話をしたいんです。 予

これから国民民主党はどうする?

今、国民民主党に注目が集まるようになってきているんですが、それはいくつか理由があります。 3つ、今日は国民民主党をこれからどうするんですかということで、関心のある争点を私自身の口からご説明したいと思います。 一番聞かれるのが「玉木さんは連立政権に入って大臣とかなるんですか」あるいは「大臣に誰か出すんですか」いうことを聞かれるんですが、結論から言うと連立政権には入りません。 私たちが欲しいのは大臣ポストではなくて、政策の実現なので、そのためには大臣として入るよりも、むしろ今の

2024衆議院選挙をたまきCH的にふりかえる!

今日は選挙後初のたまきチャンネルです。 たまきチャンネル的に総選挙を振り返ってみたいと思います。 今回の選挙で私も香川2区で6回目の当選をさせていただきました。 本当にありがとうございました。 そして何といっても国民民主党は7議席から28議席と4倍に増やすことができました。 残念だったのは、実は31議席だったんですが、比例の名簿の搭載数が少なくて、1議席を東海ブロックで自民党に、同じ東海ブロックで1議席を立憲民主党に、そして北関東ブロックで1議席を公明党さんに譲る形になって

手取りが増える経済政策!

今日は経済政策についての解説をしたいと思います。 名付けて「手取りを増やす経済政策」 以前たまきチャンネルで、石破さんの自民党と野田さんの立憲民主党、与党第一党・野党第一党の経済政策が実は似ている、という話をしましたけども、これだと元気が出ないんです。 デフレに逆戻りする可能性があります。 そこで我々国民民主党が最も特徴的な経済政策を掲げてますが、それが「手取りを増やす経済政策」なんです。 なんでこのことを我々言ってるかというと、皆さんご存じの通り我々国民民主党は結党以来給

【党首討論】石破VS玉木 総理の問題発言!変わらぬ自民党をぶった斬る!

玉木雄一郎 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 憲法審査会で長くさせていただいたので、石破総理の論理的な趣向、また非常に最も真っ当な憲法議論をしていたということで私も非常に尊敬をいたしています。 ただ石破総理、その石破総理が変わってしまったんではないかということを私も非常に懸念しているし残念な思いでいます。 自民党を変える変えられる、それが石破茂だと。 党内の人だけではなく党外の人も含めて期待をしたからこそ石破内閣が誕生したんだと思っています。 政治不信を払拭してくれると期待

【代表質問】石破総理は変わった…ルールを無視 国民の生活を守れ 玉木雄一郎が問う!

玉木雄一郎 国民民主党代表の玉木雄一郎です。 まず石破新総理に対して就任のお祝いを申し上げたいと思います。 ただ一方で先週の所信表明演説、そして今日の答弁をずっと聞いておりまして極めて残念です。 明後日解散する。 しかも内外に重要な課題を抱えている中で、この議場自体に緊張感がないと思います。 総理にも是非真剣に熱意を持って答弁をいただくことを冒頭お願い申し上げたいと思います。 石破カラーがなくなっているんじゃないでしょうか。 完全に脱色されていると思います。 納得も共感も感

石破新総理はコロコロ変わる?

石破新政権が発足しましたけれども、石破さんというのは自民党を変える、という期待を集めて誕生したわけですけれども、石破さんは「自民党を変える前に自分が変わってしまってるんじゃないですか」今日はそのことについて説明したいと思います。 石破さんは今まで長く特に安倍さんに対して厳しくいろんなことを言ってきたし、総裁選の間もかなりエッジの効いたことを言ってきたんですが、総裁・総理になった瞬間「あれ?」と。 今まで言ってることと時々逆のことを言ってて「大丈夫なの?」っていうことがあって

石破新内閣が発足!総理になる前に解散表明?

今日は10月1日に発足いたしました石破新内閣について解説コメントしたいと思います。 まず就任会見で、「納得と共感の内閣政治を目指す」ということをおっしゃったんですが、あるいはこれは決戦投票で高市さんと争ったときに「ルールを守る自民党・ルールを守る自民党・ルールを守る自民党」で3回言ったんです。 多分、高市さんがルールに違反する形で全国にチラシを配っていたので、その嫌味を言おうと思ったんでしょうけど、でも今見ると石破さんもルール守ってよと。 そして国民の納得と共感を得られるこ

自民・立憲国民の基本政策を徹底比較!

さて立憲民主党の代表選挙、そして自民党の総裁選挙、それぞれ結果が出ましたけれども、私は最近の記事で気になったことがありました。 両党のいろんな議論がこの間展開されたんだけど、結局、政策的な到達点は国民民主党ではないかと、こういう記事を見たので、改めて立憲民主党・自民党のそれぞれの外交安全保障政策・エネルギー政策と、そして経済政策について比較をしてみたいと思いますのでご覧ください。 2つの軸でグラフを書いてみたんですが、横軸は外交安全保障エネルギー政策ということです。 左に行

財務省・Zが日本を操っているのか?ザイム真理教の正体は?

今日は「日本を操っているのはZ」か「ザイム真理教は本当なのか」を解説したいと思います。 森永さんがザイム真理教という本を出してから、日本を操っているのはZ・財務省かと、よく質問をいただきます。 私自身は財務省にいたので、ある種インサイダーでもあったので、しかも予算を編成する市計局というところに長くおりました。 その意味ではある程度知っているという意味で、私なりの話をさせていただきたいと思います。 私の説は財務省は「岩説」なんです。 財務省が岩のような存在であるということで