エンジェルミナス

フリーライター。仕事と子育てを両立させるためにフリーランスという働き方を選び、20数年…

エンジェルミナス

フリーライター。仕事と子育てを両立させるためにフリーランスという働き方を選び、20数年。100歳まで働きつつ人生を楽しむための生き方を模索中。3児の母。柴犬大好き。香川県出身。京都精華大学美術学部洋画学科卒。趣味:低山登山、ボルダリング。

マガジン

  • アラカン女子・エコとミコの旅日記

    還暦を過ぎ、思いつきで高校時代の親友同士が旅に出ることにした。一年に一回として、あと10回くらい海外に出かけよう。70歳くらいまでは元気に稼いで元気に旅ができるだろう。昨年はフランスへ。喧嘩もせず楽しく旅をした。そして今年はスペインへ。せっかくだから、忘れないように色々書いておくことにする。

  • フリーライターになるには、そして続けるには

    普通のOLから結婚・出産で無職に。ずっと働き続けたいという強い想いから、売り込みを経てフリーライターに。これからフリーライターになりたいと思っている人の役に立てばと思い、私の経験をつらつら書いてみます。

  • フリーライター20年やってます

    以前、ブログで連載した、「フリーライター20年やってます」というエッセイを転載。フリーライターになるにはとなってからをつれづれなるままに書いています。

  • 今度こそ!50歳からの英語修業

    英語が話せたらカッコイイ!と思い続けてン十年。留学本の制作に携わりながら、留学経験ナシ、英語力ナシ。このままじゃ、人生100年時代を生き抜けない!…というわけで、50過ぎてから英語にチャレンジしてみた!

  • 私を育ててくれた言葉

    世の中には言葉のセンスが抜群に優れている人がいるもので、その人の名まえを取って「○○語録」を作りたい!と思うような人にしばしば出会います。そういう人たちの言葉に私は育ててもらったようなものです。今の私があるのはその人のおかげ! と思えるような人がたくさんいるのは幸せなことです。いちいちメモを取っておかなかったのが悔やまれますが、せめて覚えている限り、私の大好きな人たちの言葉を書き留めておこうと思います。

記事一覧

2023年フランス旅の振り返り3ーハロ〜、凱旋門、エッフェル塔、オルセー美術館

フランスは私は今回が6、7回めなのだけど、ミコは初めてなので、絶対行くべきツーリスティックな場所をできるだけ訪ねることにする。私もパリはざっとしか回ったことがない…

2023年のフランスの旅ふりかえり2 とんでもない始まり

旅の2日目、凱旋門に行って、シャンゼリゼ通りを歩き、エッフェル塔に登り、オルセー美術館に行き、夕方にはセーヌ川クルーズをするという、盛りだくさん予定。 ところが…

2023年のフランスの旅の振り返り1

高校時代の友人と、軽い思いつきで旅に出た。 互いに普段は仕事で忙しいので、LINEで行く先を打ち合わせながら飛行機やホテルの予約をして実現した旅。ン10万のチケットを…

色々計画中。

還暦を過ぎてから、突然思い立って、高校時代の友人と毎年海外旅行をすることを計画。 昨年、11月にフランスは、パリとストラスブール、コルマールを旅した。 帰国すると…

反省日記:息子の卒業式編

昨日は末の息子の高校の卒業式だった。 保護者席に座って、入場と退場のときに息子の顔が小さく見えたがそれだけだった。 あくびをしたり、途中でメールをチェックしたり…

私を育ててくれた言葉~その5「笑顔はすべてを凌駕する」

ずいぶん前、何人かの男性に、「こんな女性と仕事をしたい」というテーマで寄稿してもらったことがあります。 男性目線で、できる女性の条件とは何かを語ってもらう企画だ…

【No.22】20年、フリーライターやってます~人生これすべてネタなり

子どもの学校の新学期が近づくと、多くの母親は恐怖にさいなまれるんじゃないでしょうか。 最初の保護者会で、うっかりPTA役員の当たりくじを引いてしまうのでは、という…

【No.20】20年、フリーライターやってます~フリーランスのキャリアプラン

フリーランスだと会社員の方に比べて、キャリアアップを意識することは少ないと思います。昇進・昇給も、社員研修もありませんしね。だからこそ、フリーランスは、自分で自…

【No.19】20年、フリーライターやってます~時間の話

「時間管理はどうしているのですか?」 「自宅で仕事をしていたら集中できないでしょう?」 フリーランスをやっていると、よく聞かれます。 私の場合、仕事場に入って椅子…

[NO.18]20年、フリーライターやってます~フリーランスのお金の話1

これまでは、いかにしてフリーライターになったかという体験談を中心に話してきましたが、ここからは、フリーランスとして仕事をするためのノウハウ的なことを書いていこう…

私を育ててくれた言葉~その4「人間関係は最悪になったときから始まる」

だいぶ前にブログにも書いたネタで恐縮ですが、もとの上司K氏のことは忘れることができません。 当時、私はまだ20代の生意気盛り。その頃のことを思い出すと気絶しそうに…

[NO.17]20年、フリーライターやってます~再びフリーランスになる

名刺を失って初めて、会社という後ろ盾の大きさに気づくとはよく言われますが、私も、20代の終わり、出産を機に退職をしたときに身を持ってそれを知りました。 ある会社の…

[NO.16]20年、フリーライターやってます~やりたいという気持ちほど強いものはない

編集長の仕事は3年続けました。その間、いろいろなことがあったのですが、詳細はもうちょっと時間が経って時効になってから……。とはいえ、私のみっともない経験について…

[NO.15]20年、フリーライターやってます~webマガジンの編集長になってしまうの巻

まだ20代、会社に勤めていた頃のことです。 勤めていた会社の創業80周年記念行事の企画を担当させていただいたことがあります。時はバブル。国内外から著名なゲストを招…

[No.14]20年、フリーライターやっています~どんな人でも必ず面白いネタを持っている

どんな人でも必ず面白いネタを持っている。 20年フリーライターをしてきてそう確信しています。 もし、大したネタが得られなかったら、それは相手が“つまらない人”なの…

私を育ててくれた言葉~その3「この子を育てることが一番の社会貢献」

F子さんは海外でも活躍するフリーランスのプランナーです。会うと元気が出たり、新鮮な視点を与えてくれるので、ときどきむしょうに会いたくなる人です。 40も後半に入っ…

2023年フランス旅の振り返り3ーハロ〜、凱旋門、エッフェル塔、オルセー美術館

2023年フランス旅の振り返り3ーハロ〜、凱旋門、エッフェル塔、オルセー美術館

フランスは私は今回が6、7回めなのだけど、ミコは初めてなので、絶対行くべきツーリスティックな場所をできるだけ訪ねることにする。私もパリはざっとしか回ったことがないのと、ケチで行列が嫌いなため、お金を払ってまで、そして並んでまでエッフェル塔や凱旋門に上ったことがなかったので、今回が初めての体験である。ミコと来なかったら、私は一生、エッフェル塔から眺めるパリの風景を知ることはなかっただろう。
チケット

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2023年のフランスの旅ふりかえり2 とんでもない始まり

2023年のフランスの旅ふりかえり2 とんでもない始まり

旅の2日目、凱旋門に行って、シャンゼリゼ通りを歩き、エッフェル塔に登り、オルセー美術館に行き、夕方にはセーヌ川クルーズをするという、盛りだくさん予定。

ところが、出だしでえらいことが起こる。
寝起きでぼんやりしていたミコが、コーヒーを淹れようとしてしくじり、かなりの火傷を負ってしまったのだ。

どうしたのかと言うと、電気湯沸器をIHの上にうっかり乗せて熱してしまって、電気湯沸器の底のプラスチック

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2023年のフランスの旅の振り返り1

2023年のフランスの旅の振り返り1

高校時代の友人と、軽い思いつきで旅に出た。
互いに普段は仕事で忙しいので、LINEで行く先を打ち合わせながら飛行機やホテルの予約をして実現した旅。ン10万のチケットを外国のサイトからクリックひとつで購入するのは勇気がいったが、幸い騙されることもなく。。

フランス、シャルル・ド・ゴール空港には夕方4時ごろに着いた。11月のことだから、あたりはもう暗くなりかけていて心ぼそい。空港のハズレの、人影がま

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色々計画中。

色々計画中。

還暦を過ぎてから、突然思い立って、高校時代の友人と毎年海外旅行をすることを計画。

昨年、11月にフランスは、パリとストラスブール、コルマールを旅した。
帰国するとすぐに、次の行き先をスペインと決めて航空券だけ手配した。早い方が安いから。

あと、行き先を、サンセバスチャン、バルセロナ、グラナダ、マドリードに決めて、宿も確保。どこも超メジャーな観光地だから、安い宿はほとんど残ってない。まだ一年以上

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反省日記:息子の卒業式編

昨日は末の息子の高校の卒業式だった。

保護者席に座って、入場と退場のときに息子の顔が小さく見えたがそれだけだった。

あくびをしたり、途中でメールをチェックしたりしながら、退屈な式をやりすごし、終わったら、さあ義務は果たしたと思いすぐに帰った。片付けなければならない原稿の仕事が山ほどあるから、1分でも早く家に帰りたかったのだ。

後になって、息子にとって一生に一度の卒業式をあんな風に帰ってよかっ

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私を育ててくれた言葉~その5「笑顔はすべてを凌駕する」

私を育ててくれた言葉~その5「笑顔はすべてを凌駕する」

ずいぶん前、何人かの男性に、「こんな女性と仕事をしたい」というテーマで寄稿してもらったことがあります。

男性目線で、できる女性の条件とは何かを語ってもらう企画だったのですが、どのコメントも「ふむふむ、なるほど」とためになることばかり。なのに今、その中の一つも思い出せないのだからあきれてしまいます。

でも、ただ一つ、覚えている一文があります。それは、出版プロデューサーのY氏の原稿だったのですが、

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【No.22】20年、フリーライターやってます~人生これすべてネタなり

【No.22】20年、フリーライターやってます~人生これすべてネタなり

子どもの学校の新学期が近づくと、多くの母親は恐怖にさいなまれるんじゃないでしょうか。

最初の保護者会で、うっかりPTA役員の当たりくじを引いてしまうのでは、という恐怖です。

平日のまっ昼間に何度も会議に駆り出されたり、行事のたびに手伝いをさせられたり。仕事と家庭の両立だけでも大変なのになんでPTAまで!?と毒づきたくもなります。

私は、小学校では合計3回PTA会長をやりました。当たりくじを引

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【No.20】20年、フリーライターやってます~フリーランスのキャリアプラン

【No.20】20年、フリーライターやってます~フリーランスのキャリアプラン

フリーランスだと会社員の方に比べて、キャリアアップを意識することは少ないと思います。昇進・昇給も、社員研修もありませんしね。だからこそ、フリーランスは、自分で自分を育てる方法を持たなければなりません。

もちろん、日々の仕事を誠実にこなすことが、一番のスキルアップになりますが、時々は研修を受けたり、仕事が少ないきに集中的に勉強して資格を取ったりして、少しでも自分を高く売れるよう努めておくことだと思

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【No.19】20年、フリーライターやってます~時間の話

【No.19】20年、フリーライターやってます~時間の話

「時間管理はどうしているのですか?」
「自宅で仕事をしていたら集中できないでしょう?」
フリーランスをやっていると、よく聞かれます。

私の場合、仕事場に入って椅子に座ると、即、集中モードに入れます。

コツはあります。

その1、仕事場は、自分にとって快適な場所にしておくこと。(早く諸雑事を終えて、あの場所に行きたい!と楽しみに思うくらいに)

その2、だいたいでいいので、1日の生活パターンを決

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[NO.18]20年、フリーライターやってます~フリーランスのお金の話1

[NO.18]20年、フリーライターやってます~フリーランスのお金の話1

これまでは、いかにしてフリーライターになったかという体験談を中心に話してきましたが、ここからは、フリーランスとして仕事をするためのノウハウ的なことを書いていこうと思います。釈迦に説法的な内容もあるかと思いますが、そんときゃ時間を無駄にせず、プチっとこのページを閉じてくださいませ…。これからフリーを目指します!という方のお役に立てればと思いながら書いていきます。

フリーランスになって最初に直面する

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私を育ててくれた言葉~その4「人間関係は最悪になったときから始まる」

私を育ててくれた言葉~その4「人間関係は最悪になったときから始まる」

だいぶ前にブログにも書いたネタで恐縮ですが、もとの上司K氏のことは忘れることができません。

当時、私はまだ20代の生意気盛り。その頃のことを思い出すと気絶しそうに恥ずかしいのですが、K氏を思いっきり怒らせてしまったことがあります。

「なんなんだこの女は!」と怒鳴りつけられ、さすがに悪かったと思って、夜になってご自宅に電話しました。

するとK氏は「わざわざ電話なんかしなくていいのに」と笑ってい

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[NO.17]20年、フリーライターやってます~再びフリーランスになる

[NO.17]20年、フリーライターやってます~再びフリーランスになる

名刺を失って初めて、会社という後ろ盾の大きさに気づくとはよく言われますが、私も、20代の終わり、出産を機に退職をしたときに身を持ってそれを知りました。

ある会社の忘年会に呼ばれたときのことです。親しくしていたJという人にばったり会い、実は近々退職をするのだと伝えたら
「へえ、主婦になるんだ。それじゃあ話をしても仕方がないね」
すっと背を向け、彼は去っていきました。

Jさんと私は、制作会社と発注

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[NO.16]20年、フリーライターやってます~やりたいという気持ちほど強いものはない

[NO.16]20年、フリーライターやってます~やりたいという気持ちほど強いものはない

編集長の仕事は3年続けました。その間、いろいろなことがあったのですが、詳細はもうちょっと時間が経って時効になってから……。とはいえ、私のみっともない経験については誰にも迷惑がかからないので少し書いておこうかと思います。

Webマガジンの創刊が決まり、日々更新する記事をどうやって集めるのか、キラーコンテンツになにを据えるのか、デザインは? 写真は? イラストは? 制作チームとの連携は? などなど考

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[NO.15]20年、フリーライターやってます~webマガジンの編集長になってしまうの巻

[NO.15]20年、フリーライターやってます~webマガジンの編集長になってしまうの巻

まだ20代、会社に勤めていた頃のことです。

勤めていた会社の創業80周年記念行事の企画を担当させていただいたことがあります。時はバブル。国内外から著名なゲストを招いての大がかりなイベントでした。基調講演の講師は、ダニエル・ベル氏。『脱工業社会の到来』という著作で世界的に知られていた社会学者です。彼の講演録や社長対談をまとめた記念誌の編集も担当したのですが、ベル氏の言葉で忘れられないひと言があり

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[No.14]20年、フリーライターやっています~どんな人でも必ず面白いネタを持っている

[No.14]20年、フリーライターやっています~どんな人でも必ず面白いネタを持っている

どんな人でも必ず面白いネタを持っている。
20年フリーライターをしてきてそう確信しています。

もし、大したネタが得られなかったら、それは相手が“つまらない人”なのではなく、自分の聞き方が悪かっただけのこと。

頼まれて「取材の仕方」なる講座をさせていただくことがたまにあるのですが、「取材って緊張する」「どう聞けばいいかわからない」「うまく話が引き出せなかった」という声をよく聞きます。

今でこそ

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私を育ててくれた言葉~その3「この子を育てることが一番の社会貢献」

私を育ててくれた言葉~その3「この子を育てることが一番の社会貢献」

F子さんは海外でも活躍するフリーランスのプランナーです。会うと元気が出たり、新鮮な視点を与えてくれるので、ときどきむしょうに会いたくなる人です。

40も後半に入ったころ、「これをするために私は生まれてきたんだ!と思えるような、意味のある仕事をしたい」と悩んでいて、F子さんに相談するともなく相談したのですが、そのときF子さんはいつものように落ち着いた声でゆっくり言いました。

「でもねえ、子どもた

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