「クロスパーク」。北九州市がJR黒崎駅前の空き地を人工芝に変え、憩いの場とする社会実験。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は、2024年11月に、海洋ごみで作ったエコなクリスマスツリーをこのnoteで紹介しました。
それを書いた数日後に、設置している福岡市に行きましたが、他に予定が入っていたことで、そのクリスマスツリーを観ることはできず、今のところ、今年はもう福岡市に行く予定もなく、あの日記事を書いたのに、観れば良かったな…と、それを後悔しています。
コロナ明けしても、人混みに行くことはなるべく避けているので、特に福岡市まで行くのは時間がかかりますし、以前福岡市に行く時、トラウマになる出来事が2回あったので、基礎疾患もありますし、前ほど行きたい願望もなく、残念だったなぁと思っています。
この記事では福岡市ではなく、北九州市の話題ですが、今、憩いの場として生まれ変わった、スポットがあるといいます!
2024年11月23日から、福岡県は、北九州市八幡西区のJR黒崎駅前の商店街にある空き地を芝生広場に変更し、市民の憩いの場として自由に利用して頂く社会実験をスタートしました。社会実験は2024年12月25日までで、今後はクリスマスイベントやスタンプラリーなども実施する予定です。
北九州市都市再生企画課の担当者は、「黒崎駅前の商店街には、昼間の休憩場所や人通りが少ないという課題もあります。広場ができることで人流がどう変化するのかを調査し、今後の憩いの場への展開に活かしたいです」と説明しました。
今回は、北九州市が行なっている社会実験の中身について紹介します。
北九州市が掲げる社会実験で、見えてくるものとは?
北九州市は、黒崎地区の魅力を向上すべく、民間事業者の投資を促進している街の未来図の策定を掲げています。社会実験はそのプロジェクトで、街路を居心地が良く歩きたくなる空間に再構築する「ウォーカブルな街づくり」に向け、未利用地活用の可能性や需要を調査しています。
空き地は、千日名店街と熊手銀天街の交差点に面したスーパー跡地およそ460平方mの中で、およそ200平方mに人工芝を敷き詰め、色んな人々の交流などを願って「クロスパーク」と命名しました。
参考:駅前の空き地を芝生に変えたら、来てくれますか…北九州市が投資促す街づくりの社会実験 読売新聞(2024年)
芝生広場にはテントや椅子、テーブルが設置されています。初日は松ぼっくりを用いたクリスマスオーナメント作りなどが実施されました。
子ども達が店舗の買い物や仕事を体験するイベント「黒崎こども商店街」も開催され、多くの親子連れなどが楽しんでいました。
冒頭と違う、クリスマスツリーの話題
この記事では、福岡県の記事となっているので、このまま最後まで福岡県の話題をしたいと思います。
実は、最近、冒頭のクリスマスツリーとは違う、別の場所で、同じくエコなクリスマスツリーが設置されているとの記事を読みました。
福岡県は2024年9~10月、古賀市など福岡県内3ヵ所で海岸のごみの種類や回収量を競うイベントを開催し、3日間で281人が参加し、およそ450kg分を回収しました。
2024年11月23日、福岡県内の海岸で回収したプラスチックごみなどを用いた高さ5mのクリスマスツリーの点灯式が、福岡県福岡市にある天神中央公園でありました。
海のごみ問題のパネルも掲示されています。プラスチックのごみ削減を掲げる福岡県が企画し、2024年12月25日まで設置されます。
クリスマスツリーを製作したのは福岡市のアーティストのしばたみなみさんで、工場の緑の漁網と廃材の鉄筋でクリスマスツリー本体を製作し、プラスチックのごみでオーナメントして飾り付けました。
点灯式の前には、市民がプラスチックのごみからオーナメントを製作するワークショップも開催し、完成した作品はツリーに飾り付けられました。
参考:海岸で拾ったごみがクリスマスツリーに 福岡市の天神中央公園 朝日新聞デジタル(2024年)
巻末では、冒頭の大丸福岡天神店のクリスマスツリーとは違う話をしました。
こうやって、今あるもので、新しいものを作っている取り組みには、ワクワクしますね。
北九州市のも、今は人気の少ない場所でも、この社会実験で、人がまた戻ってくるかもしれない。成功して欲しい、イベントの1つだと感じました。