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ペットの七五三。少子化が進んだ今、導入する神社が増加!ペット用の「ちとせ菓子」も。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
毎年11月15日は七五三です。
もうお参りに行った、もしくはこれから七五三で行くという人もいるのではないでしょうか?
私にも子どもの頃、七五三をした時がありました。
3歳の時、地元の小さな写真館で、七五三の撮影がありましたが、私は撮影する人の「顔が怖いー」と大泣き。
顔が怖かったらしいですが、性格はとても優しい人で、大泣きする私に、お菓子を買って来て渡したりとかして、泣き止ませようとしたらしいのですが、結局泣き止まず、3歳の七五三の写真撮影はできなかったそうです。
母は、「悪い人じゃなかったんだけど、貴方がとにかく泣き止まなくてね。お菓子まで貰ったのに、申し訳ないと思ったわ」
と、この七五三の季節が来ると、季節の風物詩の様に、毎年母はこの話をします。
そんな七五三ですが、実は最近、ある動物たちの七五三が流行っているといいます!
実はいま、七五三で祈願するのはお子さんの成長だけではありません。
愛するペットの成長を願う飼い主も、そしてそのための七五三という“場”も増加傾向です。
増加した背景には、日本が抱える大きな社会問題、少子化が潜んでいました。
この岡山県内にある船川八幡宮では、お子さんの七五三は、この2年だけでも3割以上減少しました。
同じ岡山県新見市内の神社では、2024年、お子さんの七五三の予定がないところもあります。
その反面、ペットの七五三は口コミやSNSで浸透し、岡山県外からも申し込みがあるといい、2023年に七五三が行われたのは約40件に上りました。
お子さんの七五三や一般の参拝者で来た人に配慮するため、祈祷を拝殿の外で行ったり、時間を被らない様にずらしたりして、工夫しています。
今回は、神社でのペットの七五三以外にも出て来たサービス、見えてきた課題などを紹介したいと思います。
ペットの七五三を導入した神社。それ以外にも充実するペットの七五三のサービスとは?
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岡山県新見市にある船川八幡宮で、七五三の祈祷を受けているのは、犬の3歳の男の子です。
最後に渡されたのは「ちとせあめ」、ではなくペット用のお菓子で、このワンちゃんの服もこの日のために飼い主が新調し、準備してきました。
今から約900年前に創建された船川八幡宮は、3年前からペットの七五三をスタートしました。
宮司の女性は、
「私が3年前に宮司を拝命し、その頃からペットも家族という認識が今は皆様の中では高くあったことで、ペットの七五三をちょっと始めてみようかなと思いました」
と説明しました。
また、東京都内にあるハピリフィフォトスタジオで七五三の写真撮影を行っている、4匹のトイプードルもいました。
この写真撮影は、2023年からスタートしました。今まではお子さんの七五三撮影が主力でしたが、少子化の影響で先行きが不透明の中で、ペットの七五三にも力を注いでいくことにしました。
詳細に予約表にあるマークを観ると、犬のマークがありました。
ハピリフィフォトスタジオは、需要の高まりを受け、20ある店舗の中で、ペットの七五三用の写真撮影できる店舗を12にまで拡大し、「七五三の写真撮影の5件に1件がワンちゃんの撮影になっています」
と述べました。
参考:ペットも七五三!?愛する “家族”の成長を祝いたい… NHK NEWS WEB(2024年)
さらに、ペットの七五三向けの商品開発に異業種が参入する事例にも派生しました。これは、新潟の飲食店が「ちとせあめ」ならぬ、「ちとせ菓子」で、商品化しました。
犬の健康に考慮して製造しており、七五三の写真撮影や、神社へのお参りのために買い求める人がいます。
ペットの七五三には、こういう注意点もあります
日本の神社のほとんどを包括する宗教法人「神社本庁」によりますと、「ペットの七五三は神社が独自にやっていることから、ペットの七五三の参拝を受け入れているかどうか、神社にペットを連れて行っていいかなどは各神社に確認して頂きたい」といいます。
また、アレルギーなどで、動物に恐怖を感じる人もいるので、周りの人への考慮が必要とも言えます。
中央動物専門学校で獣医師の女性さんによりますと、
・慣れない環境はペットには、ストレスで着物の着用を嫌がらないかを確認して頂きたい
・着物の着用に慣れたとしても長時間は控えるなども計画的に行動することも大事
・不特定多数の人が集まる場所ではペット用おむつを履かせ、カートやケージなどを、ペットの七五三の写真撮影がスタートする前まで、使うことでトラブルになりづらい
とのことでした。
私は大学を中退した次の年が成人式でした。私は当時引きこもりで、家から出ず、人との接触を絶っていました。
あの当時は二十歳で成人式で、昔は大人になったら成人式に、と憧れはあったものの、中学時代、私をいじめた人も来ると思うし、もしかしたら超一流の大学に進学して、大学生活を謳歌しているかもしれない。
そんな自分とは真逆な人とも絶対に会いたくないと思って、行きませんでした。
「成人式には行かないからね」と言っていましたが、両親は、「せめて、前撮りだけして、写真として残したい」
と着物を両親と買いに行きました。
私は当時から緑色が好きで、私が選んだものは、緑で、下の方が黒とグラデーションのあるものでした。
ですが、両親がそれでは首を縦に振らず、私だったらまず自分では選ばない様なパステルカラーの黄色にすることにしました。
前撮りも本当は嫌でした。
嫌でしたけど、当時髪も伸ばしていて、まだ甲状腺機能低下症を発症する前で、抜けていなかった髪を、綺麗にセットアップして、飾りとか着けて貰えたことは嬉しかったです。
後にも先にも、あんなにきれいなセットアップをしたのは、あれが最後。
嫌だった前撮りも、あのことだけは嬉しかった出来事でした。
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