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高知大学が、膵臓がんの5年生存率をおよそ6割に上げるための、臨床試験(治験)を予定。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
この記事のテーマは「膵臓」なのですが、自分の中で、「膵臓」と聞くと、[君の膵臓をたべたい]を思い出します。

この映画に関しては、実写とアニメ、どちらも観ました。アニメは、舞台挨拶に行って、観ました。

レビューかなんかで観ましたが、アニメの方が、かなり原作に沿った内容だと書いてありました。確かに実写とアニメでは、最後の方の描写が違いました。

「膵臓」と聞いて、それ以外に頭に浮かぶことは、「膵臓」は沈黙の臓器と言われ、がんなどになった時、かなり進行しているまで気付かないということです。

「膵臓」は小さく、見落とされやすい臓器で、それゆえに悪化したら大変なことになるー、という話を知っているので、怖いなと感じています。

今その「膵臓」の膵臓がんの生存率を上げようとする取り組みを行なっている大学がありました。

がんの中でも発見が困難で、5年生存率がおよそ1割とされる膵臓がんですが、高知大学の消化器内科学が専門の谷内恵介准教授の研究グループが、新しい薬の実用化を掲げ、臨床試験(治験)に乗り出しました。医療ベンチャー企業も立ち上げ、膵臓がんの5年生存率を最終的におよそ6割まで向上させることが目標です。

「患者さんのためにも、新しい治療薬を必ず創薬したいです」と説明しました。

今回は、高知大学が行おうとしている、臨床試験(治験)のことを特集します。

高知大学が、膵臓がんの生存率を上げるために、行う臨床試験(治験)とは?

国立がん研究センターによりますと、2019年時点の膵臓がんの患者さんの数はおよそ4万4000人。初期の段階では症状が出づらく早期発見は簡単ではありません。一般的にはできるだけ切除による治療を目指しますが、発見が遅れると手術が困難になるという大きな課題がありました。

高知大学の臨床試験(治験)は、2種類行います。1つは既存薬を活用したものです。マウスの実験でがんが広がるために必要な「足」の作製を抑制する効果が確認されていて、ヒトにも有効かどうかを確認します。

もう1つは遺伝子に行動を促す「核酸医薬」という薬による臨床試験(治験)です。がん細胞内に入り、たんぱく質を生成するために必要なリボ核酸(RNA)を破壊することで、周りに広がることを抑制します。

参考:「治療薬必ず創りたい」発見難しい膵臓がん、生存率向上目指す 2種類治験開始へ 高知大 産経新聞(2024年)

がん患者さんへの対応の難しさ

私の周りには、親族だと3人がんの当事者がいます。父の3番目の姉と、母の弟、私の叔父さんと、その奥さんです。

その奥さんは、2024年に乳がんが分かり、手術して、がんを除去し、今は抗がん剤と放射線治療をしていますが、かなり精神的に参っているそうです。

元々気難しい方なのですが、治療の影響で、メンタルが悪化。

仕事も今は休職中で、「何もしたくない」と言って、ご飯は「適当に作って、食べて」と言って、作りません。

それは、そうだろうなと分かる気持ちもあります。

ただ、母が困っていることがあります。

コロナ禍前の大晦日に亡くなった祖父の七回忌が今年来るのですが、奥さんが、「主人の親戚には、誰一人会いたくない。来て欲しくない」

と。母にも来て欲しくないということです。

ただ、母が長女なので、

「お義姉さんが、出席しないことも許さない」

と言っています。

「親戚には会いたくない。でも、母には出席を求める」

つまり、奥さんは、私と父はダメで、母以外の出席しか認めないということでしょう。

そのことで叔父さんは悩み、「うつになりそうな位、疲弊している」と、言っていました。

元々性格が気難しい上に、がんの治療でメンタルが悪化しているのは分かります。気難しさが、がんでさらにそれが誇張されていると思います。

血が繋がっていないとは言え、親戚である以上、今年の12月までにどんな結論が出るのか、かなり難しい局面に今立っています。


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