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順天堂大学が、「16型陽性」の子宮頸がん患者に、iPS細胞を移植する治験を始める。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
2024年には、子宮頸がんを予防する、HPVワクチンの「キャッチアップ接種」に関して、あることが議論され、成立しましたね。
2024年11月27日、厚生労働省は、子宮頸がんなどを予防するHPVワクチンの接種機会を逃した人に向けた「キャッチアップ接種」で、HPVワクチンの供給不足から、今のままでは希望者が、
2024年度の期限内に接種を終えることのできない人が出てくる可能性があるので、無料で受けられる接種の期限を条件付きで2025年度まで延長する方針を検討会で決定しました。
ワクチンは3回接種する必要があって、2024年度中に全部を終えるためには、初回の接種を2024年11月末までに受けなければなりませんでした。
ですが、HPVワクチンを打ちたいというニーズが急激に高まったことに対し、メーカーの在庫が少なくなり、2024年10月から出荷の制限が行われ、一部の病院に必要なHPVワクチンが届かない状況となっています。
初回の接種を2024年度中に行うことが条件とされ、検討会で了承されました。
また、今まで「キャッチアップ接種」の対象外だった、2008年度生まれの女性を新しく対象に加える方針も示され、特に異論は出ませんでした。
参考:子宮けいがんなど防ぐワクチン キャッチアップ接種 期限延長へ NHK NEWS WEB(2024年)
子宮頸がんは女性だけの病気ではなく、男性も女性とは違う部位にかかる病気であって、ここ数年男性も、自費のところが多いですが、HPVワクチンを打つことが推奨されています。
この記事では、子宮頸がんに関して、iPS細胞を活用した臨床試験(治験)が行われているものを紹介します。
2025年1月19日までに、順天堂大学は、再発して治療が困難な「16型陽性」の子宮頸がんの患者さんに、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した免疫細胞を投与する医師主導の臨床試験(治験)をスタートさせたと明らかにしました。がんを縮小する効果があるかどうかや、治療の安全性を検証します。
今回は順天堂大学が行う、iPS細胞移植をする、子宮頸がんの対象者の人などを紹介したいと思います。
iPS細胞を移植する子宮頸がんの人はどんな人は対象?治験内容の詳細
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臨床試験(治験)は、子宮頸がんの中の最多の「16型陽性」で、再発し標準治療で効果が得られなかった患者さん12人が対象です。
順天堂大学などの研究グループは、健康な人の血液から、ウイルスに感染した細胞を攻撃する免疫細胞「キラーT細胞」を採取しました。この免疫細胞「キラーT細胞」からiPS細胞を作製し、ゲノム編集技術で拒絶反応が起きない様に遺伝子改変した後、治療用「キラーT細胞」に成長させました。
参考:子宮頸がん、iPS治験を開始 再発患者対象 順天堂大 毎日新聞(2025年)
私もいよいよ
2025年2月で、HPVワクチンの3回目を打ち、ようやくワクチン接種から解放されます。
長かったなぁー。お金も高かったなぁー。
長いと言えば、1回目と、1回目から2ヵ月後が2回目、1回目から6ヵ月後が3回目で、時間もかかりましたし、私は自費なので、1回打つだけで、28000円なのは、凄くお財布にダメージがありました。
メーカーが出荷制限で在庫があるか心配しましたが、国が2024年度中に1回でも打っていれば、2025年度までに終わればいいと指針を示してくれたことは、ちょっと安心しました。
出荷制限があると聞いた時、HPVワクチンを打った病院で、先生に、「4ヵ月後に打っても、効果があると聞いたので、12月に打ちたいです」と、10月に打ちに行った時にそう言うと、「自分はそれをオススメしないかな。効果が4ヵ月で付くとは信じ難い」と言われて、当初の予定通りの2025年2月になりました。
私のワクチン接種は毎年受けているインフルエンザ以外は終わりましたが、後家族ごとで控えているのが、RSウイルスと、帯状疱疹。
RSウイルスワクチンは高齢者用と妊婦用にできましたが、新しいワクチンなので、とにかく高い。私が両親を打たせに行こうとしている病院は1人、26400円です。両親とも打たせると、また凄い金額。病院の受付の方が、何回打つものなのかも知りませんでした。
ただ、2024年4月に私がRSウイルスに罹患して、移った母が味覚障害や咳が酷いなど、私以上に症状があったので、高くても打たせたいと思っています。
帯状疱疹ワクチンは母に水ぼうそうの既往歴があって、2回とも不活化ワクチンが2024年12月で終わりましたが、2025年度から定期接種になるので、父にもその対象年齢になったら、接種させようと思います。
帯状疱疹ワクチンも母が打った病院は、22000円だったので、水ぼうそうの既往歴がなさそうな父は後回しにしています。
母が、「定期接種になったら、お父さんも対象年齢の時に、50代以上から発症リスクがあるし、打たせた方がいいんじゃない?」と言うので、そうしたいと思います。
記事の本題の子宮頸がんもHPVワクチンを打っていれば、予防できるがん。それでも打っていなかった人が、子宮頸がんにかかる女性などが多い。
そういう意味でも、色んな可能性を秘めているiPS細胞で完治できる時代が来ることを、期待したいですー。
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