「病児保育お迎えサービス」。福岡県宗像市が、急な体調不良の子どもを預かる支援。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
お子さんがいらっしゃる家庭は多分こういうケースは多いと思うのですが、お子さんが急に発熱して、保育園から「迎えに来て下さい」という電話が入ることは、よくある話だと思います。
私も既往歴はなかったものの、子どもの頃、熱を出しやすく、母が同僚の方に「すみません、娘が熱を出してしまって。⚪︎さん、仕事、変わって貰えませんか?」と、仕事先によく電話をしていたといいます。
発熱などは急に起こるものであって、事前に分かるものではないので、ご両親も、「子どもをどこに預ければいい?」「仕事の変更を誰にお願いしようか?」とか、悩むと思います。
そんな急に体調不良になったお子さんを預かるサービスが、福岡県にありました。
2024年5月10日、福岡県宗像市で、幼稚園や保育所でお子さんが発熱するなどといった、急な体調不良になった時にご両親に代わって看護師などが迎えに行き、一時的に預かる「病児保育お迎えサービス」と呼ばれるサービスがスタートしました。
この「病児保育お迎えサービス」は、お子さんが発熱するなど急な体調不良になった時に仕事の都合などで幼稚園や保育所に迎えに行けないご両親に代わって、宗像市が委託する病児保育室の保育士や看護師がタクシーで迎えに行き、治療や診察を受けた後で、一時的に預かるサービスです。
今回は、「病児保育お迎えサービス」のサービスを受ける前にすることなどを発信します。
「病児保育お迎えサービス」の料金は?事前に登録が必要なこととは?
利用料金は1回1000円で、宗像市在住で、宗像市内の保育所や幼稚園に通う生後6ヵ月以降の未就学児がいる世帯が対象です。
利用に当たり事前に宗像市が委託する「病児保育室めばえ」に登録する必要があります。
宗像市によれば、こうした「病児保育お迎えサービス」は福岡県内の自治体では初めての導入だといいます。
宗像市では北九州市や福岡市といった市外で仕事をする共働き世帯が多く、お子さんが体調不良の時にすぐに帰って来られないなどといったご両親からの要望を踏まえて導入しました。
参考:福岡県内の自治体で初「病児保育お迎えサービス」宗像市で開始 福岡 NEWS WEB(2024年)
宗像市の担当者は「この『病児保育お迎えサービス』によってご両親の時間の選択肢や働く場所が拡大すると同時に、お子さんがいち早く医療ケアを受けることができる様になります」と説明しました。
以前書いた記事でも、
私は2023年に所属する会社の記事で、「あずかるこちゃん」という、全国的にある急に病気になったお子さんを預かるサービスについて書きました。詳細は下記を読んで頂きたいと思います。↓
この記事で、「共働き」というワードが出て来ましたが、私が子どもの頃より、今は「共働き」の家庭は多いです。
ある記事で福岡県から東京に移住したご夫婦は、「東京なら子育てしやすいから」と思って、二人目を希望していましたが、東京はマンション代など高額で、中古物件でもとても高く、二人目希望で、今より部屋を広くしたいとすれば、さらに10万円以上家賃が上がるといい、二人目は諦めたと、書いてありました。
母が言っていたのですが、私が中学生の時、塾に行っていると、夏期講習だけでも20万以上かかり、その金額を捻出するのに、とても大変だったと言っていました。
私には子どもがいないので、今の塾代とかは分からないのですが、今の物価高を受けて、塾代も上がっているのかもしれませんね。
それ位、子育てをするのも大変で、「共働き」のご家庭は、「小1の壁」という、小学生入学を機にお子さんの環境や生活リズムに変化が生じ、幼稚園や保育園時代と比べて、子育てと仕事の両立が難しくなる問題なども発生するわけです。
お子さんだって好きで病気になるわけではなく、発熱してそのことで、身体の治癒能力と治療を受けて、熱が下がるためには、一定期間の療養をします。
「病児保育お迎えサービス」は、必要な時だけ利用し、それも1回1000円というところが、とても良いと感じました。
「病児保育お迎えサービス」の様なサービスが全国にあるかは分かりませんが、このサービスの必要とするご家庭は、きっと多いと思いました。
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