『グリーンフライデー』。衣服の交換会開催など、地球に優しい、エコなイベント。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
先月11月は、[ブラックフライデー]の日がありました。「安かったから、買ったよ」って人も多かったのではないでしょうか?
私も人並みに物欲はありますが、[ブラックフライデー]だから安くなるというものではなく、対象商品ではないので、安く買えたことがありません。
元々通販でしか買えないもの以外は、お店に直接出向いて買う人で、「これが今安くなっているから、買おうかな?」とか、わざわざ新規に通販で検索して欲しいものを探す人でもないからです。
私の場合は、やはり実物重視、この目で実際に観てから買う、ということを主にします。
[ブラックフライデー]とかの日は、お店も大体的に宣伝しているので、「人混みは苦手だし、この日はどこにも立ち寄らないでおこう」としたり、昔からセールしているから買いに行く人でもありませんでした。
人が多い中買うより、定価であっても、じっくり観て買いたいタイプだからです。
この記事では、[ブラックフライデー]ではなく、新しい「●●フライデー」という日になります。
日本でも一大商業イベントとなっている11月末のセール[ブラックフライデー]に合わせて、『グリーンフライデー』というイベントを開催する企業がここ数年、増えています。ヨーロッパ発というこのイベントは、どんなものなのでしょうか?
今回は、『グリーンフライデー』とは、どこ発祥のフライデー?などを特集します。
『グリーンフライデー』ってどんなイベント?[ブラックフライデー]と何が違う?
[ブラックフライデー]はアメリカの感謝祭(11月第4木曜日)翌日の金曜日を指し、クリスマス商戦入りを告げるセールのことをいいます。アメリカの小売業界ではこの時期の売り上げが年間を通して最も高く「黒字」になることから付けられた名前とされています。日本でも、2016年頃からセールを展開する企業が増加しました。
その反面、同じ日の『グリーンフライデー』は、ヨーロッパ発のイベントです。[ブラックフライデー]が、モノを大量消費するセールであることに対し、不要なモノの修理会や服の交換会を開催し、地球に優しいSDGsな消費を啓蒙(けいもう)するイベントとされています。
日本でもここ数年、環境配慮を意識した消費への関心の高まりから参画する企業が増加傾向です。
参考:参加企業増えるグリーンフライデーとは ブラックフライデーに合わせ 毎日新聞(2024年)
2024年は過去最多の11社のパートナー企業と開催しました。『グリーンフライデー』を企画する担当者は、「日本の衣類の供給が増加する反面、1枚当たりの価格は年々安くなり、大量生産・大量消費が拡大しています」と問題点を指摘しました。
環境省によりますと、日本で毎年処分される衣類の重量は48.5万tで、9割以上が家庭からです。政府は家庭から処分される衣類を2030年度までに2020年度比25%削減という目標を提唱するなどといった、官民連携した修理・中古のルール作りを進めています。
[ブラックフライデー]が始まった時、
開始年の時、もの凄い大々的に、色んなCMが流れ、何日も開催し、店中、[ブラックフライデー]のパネルやフラッグが立ち、物々しい空気感を感じていました。
数年間、[ブラックフライデー]でお祭りの様に、世の中が熱狂していた気がしました。
あれは確かコロナ禍前、福岡市で観た景色だったと思いますし、それからコロナ禍があって、2年位前からだったでしょうか?値上げに次ぐ値上げが止まらなくなり、以前値上げしていたものがさらに値上げ、商品も内容量や枚数などg数を減らして、それでもかなり高いといった、どうしようもない物価高の波に、そういう熱狂は見なくなった気がします。
最低賃金など先進国の中で1番下で、給料も上がらないですし、税金は値上げ、日々生きていくのに、みんな必死です。
今はクリスマス。ケーキも材料費の高騰で、金額が高く、ケーキを買わない、いや買えない家庭も増えていると聞きました。
クリスマスって、私が子どもの頃は心踊るイベントだったのに、ケーキなどを買おうにも、物価高の波に呑まれ、生きづらいですね。
本題の『グリーンフライデー』の中に出て来る、服が環境を破壊している問題は、少しだけ知っています。WEBライターになって間もない頃、それに関する記事を自社メディアで書いたからです。
日本などで作られた、不要になった服が途上国に運ばれ、廃棄され、服の山が重なり、環境を破壊している、と書きました。
確かに[ブラックフライデー]の様な華やかさはないかもしれませんが、環境を、地球を守る、という点では、『グリーンフライデー』の方が良い。
『グリーンフライデー』がもっと浸透して欲しいー、そう思いました。