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49歳小説チャレンジ。

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うつ、不妊、倒産。人生のどん底で、出版を夢みて小説を書きじめたカナダ在住の49歳。
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#チャレンジ

小説家チャレンジ49日目〜前進しつづける日々〜

小説家チャレンジ49日目〜前進しつづける日々〜

 ながいあいだ心に重くのしかかっていた、発達障害のある次男JJにたいする申し訳ない気持ち、出産前後にうけたくるしみ、親としてパートナーとしていたらなかった自分への後悔、恥を、つい先日はじめて文章にしてみた。

 ヘビーなことを思いきって、夜中にコツコツできるだけ正直に書いた。ただ投稿してすぐ「今さらこういうこと書いて、都合のいい言い訳、偽善にきこえるかも」すぐ後悔におそわれ恥ずかしくなった。

 

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小説家チャレンジ46日目〜50才で再就職〜

小説家チャレンジ46日目〜50才で再就職〜

子供のころから夢は毎晩みていた。カラーでストーリー性もあり、起きてもちゃんと内容をおぼえている。

それが3年まえ、まだ次男JJに授乳している時期に、まさかの夫婦無職になるという恐怖体験をしていらい、夢をまったく見なくなってしまった。

夢を見ていたような気がする日も、起きた瞬間に記憶がすべてきえてしまう。

コロナ休職して1年たち、心身が思いきり休まってトラウマから回復したのか、きのうめずらしく

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小説家チャレンジ45日目〜休職中50才の再就職?!〜

小説家チャレンジ45日目〜休職中50才の再就職?!〜

 コロナ休職がはじまって、ちょうど1年になる。

先週の金ようび、もとの職場で同期だったインド人スミタから久しぶりに電話があった。

3年まえ失業して、必死に就活してたときにわたしが応募した州の保健機関。彼女はつい最近そこのパート面接に受かり、その日オリエンテーションを終えたばかり。

「その会場でビックリする人に会ったの。誰だか分かる?」イタズラっぽく笑う彼女に

なにも思いつかず「意外な人って

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小説家チャレンジ43日目〜「できない」を「やる」人生〜

小説家チャレンジ43日目〜「できない」を「やる」人生〜

 

 日本の大学を卒業してカナダに来て、そこから25年ずっと働いてきた。

さいしょは観光地ホテルの日本語スタッフ→
ツアーガイド→
日本食レストランのホール担当→
都市ホテルのフロント→

夫と起業して
飲食店のホール、キッチンスタッフ、経理→

失業して
カナダ系大企業のカスタマーサービスと事務職。

大学では文学部で、専門分野がとくになかったのと、就労ビザがとれる職種がきまっていたので、

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小説家チャレンジ5日目。

 きのうもスキーパンツ、ニット帽、手袋にロングコートの完全防寒スタイルで、マシューの小学校まで往復3km。夜も2人の息子が寝つくと自分も眠くなり、10:30にはベッドに入る。起きられるか心配で5:00に初めてアラームかけたら、その音で隣でねてたJJがおきちゃうハプニング。

 
 カナダでは、前任者のホテルスタッフが私と入れ替わりで帰国する段取りになっていて、まだかまだかと催促されてるのに、まさか

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小説家チャレンジ4日目。

 きのうも11:30に寝て、5:00に起きる予定。眠っていると、いっしょのベッドでねているJJに起こされた。オムツがぬれていたので、電気はつけずにかえてあげると、本人はすっかり起きる気になっている。早起きはべつにいいけど、いちおう携帯でたしかめてみたら、まだ2:30!リビングに行きたくてグズる4歳児をあわてて寝かしつけた。

 
 父のコネでなんとか入社できたカナダのホテル。まゆみは海外で仕事をす

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