みゆま

カナダ移住→不妊→起業→出産→倒産→再就職→こどもが自閉症診断。人生のどん底から作家になる夢にあゆむ51歳。イラク人シェフの夫、小6の長男タラちゃん、6歳のASD、言語発達障害のある次男+🐈🐈とにぎやかライフ✨

みゆま

カナダ移住→不妊→起業→出産→倒産→再就職→こどもが自閉症診断。人生のどん底から作家になる夢にあゆむ51歳。イラク人シェフの夫、小6の長男タラちゃん、6歳のASD、言語発達障害のある次男+🐈🐈とにぎやかライフ✨

マガジン

  • アラフォー不妊ぢごく脱出作戦✨

    28歳のとき🇨🇦で結婚。バラ色の人生を夢みていた私。それが不妊+うつキャリア10年ぢごくのスタートになるとは😱あらゆる手を使い39歳で自然妊娠するまでのみゆまバトルロワイヤル🌈

  • 凸凹子育て道場【定型12才+ASD6才】

    40歳でキセキの第一子出産✨44歳でミラクル第二子出産💛優等生長男タラちゃんと宇宙からきた次男JJ涙と笑いの🇨🇦ライフ

  • 連載やさぐれエッセイ-Deserve-

    小説家になりたくて何度もチャレンジして撃沈。構成能力ゼロに気づき、50歳から死ぬまでやさぐれエッセイ書きつづけることに決めた。カナダ在住

  • シェフの嫁【カナダ安うまメシ】

    安い、おいしい、簡単。シェフの夫と12年間、カナダで食堂をやってた料理できない嫁。たまに夫の故郷イラク料理🇮🇶も紹介

  • 49歳小説チャレンジ。

    うつ、不妊、倒産。人生のどん底で、出版を夢みて小説を書きじめたカナダ在住の49歳。

最近の記事

ぢごくの宣告

よくあるなんとなく不機嫌なタイプの医者 人生の一大事のおももちでやってきた夫婦に 事務的なドクターの問診がつづき とちゅうで 結婚して何年? 妊娠を試みて何年になる? ときかれた 『2年です』と答えると それは医学的に『不妊』と認定され、 『不妊治療』にとりかかることになります と言われた。 エッ!? えぇ〜。。。 そうなの?! 夫婦双方健康で2年子どもできなかったら もう『不妊』なんだ! 30才 とうとう医師にバッサリ『不妊宣告』され 私に有

    • ぢごく準備中

      もともと私はこの場に来たくなかった 不妊クリニックなんかに来たくなかった 感覚的に赤ちゃんはそのうち『できる』気がしたけど 2年も子どもができなかった立場では説得力ゼロ 『未妊』に医学的に対応したいと思う夫に 反対する自信も確証もない 結果的にここに来るハメになってしまった これから『いかに私に問題があるか』が 一つひとつ医学的に検証され その対応として いろいろ痛いことや気持ちわるいことが始まる それはさいしょから分かってる ここまでの流れで 赤ちゃんがで

      • 宿敵Dr.グリーン

        夫側に全く問題ないことがわかり ファミリードクターの紹介でとうとう 夫婦で『不妊クリニック』に送られることになった 予約にはかなりの時間がかかり 夫婦で総合病院内の一角にあるオフィスをおとずれる これから妊娠するためにさらにツッコんだ検査や治療がはじまると思うと、私は緊張でガチガチ 不妊にかんして夫の『無罪』は証明されたので わたしは自動的に『有罪』になったと感じていた 待合室でこれから裁判官に一つひとつ罪を暴かれる囚人のようにうなだれていた 壁いっぱいにフルーツ

        • 排卵誘発するクスリ

          『子どもができない原因さがし』が はじまってしまった この状況がスゴくスゴくイヤだった 医師の指示にシブシブしたがって とうとう私が検査する番になった じつはこうなる少しまえ ファミリードクターに相談していて、排卵をふやす薬を処方されていた 『子どもをなかなか授からない』 となると検査だ薬だ治療だ 女性側の体の負担が大きくなることは始まるまえから想像がついた そのことにもすごくムカついていた なんで『妊娠』ってなると 女ばっかりイヤな思いをしなきゃいけないんだ

        マガジン

        • アラフォー不妊ぢごく脱出作戦✨
          7本
        • 凸凹子育て道場【定型12才+ASD6才】
          0本
        • 連載やさぐれエッセイ-Deserve-
          12本
        • シェフの嫁【カナダ安うまメシ】
          49本
        • 49歳小説チャレンジ。
          52本
        • 50歳からアーティストになろう💜
          8本

        記事

          つらい結果

          結婚して2年たっても子どもができず 夫のアイデアで病院で検査を受けることに。 不妊治療したことある人は知ってると思うけど 原因追求するのにまずは男性側からチェック。 専門のクリニックでサンプルをとり 精子の数や状態を確認 結果、夫にはなんの問題もないどころか 平均を上回るいい結果がでた、と医師にいわれた ここでまたもやガーン! 『夫は問題なし』 どころか 夫は男性として医学的に優良 と太鼓判おされた イコール 『私に問題がある』 って事になる。

          つらい結果

          『病院行こう』にイラッ

          夫はわたしより7才年上なので当時35才くらい。 しかも大家族の長男。 「そのうち自然にできる」 のんびり構えていた私とちがい 子どもに対して意識が高かったのだと思う 結婚して自然妊娠を2年まって 『アレ?』 彼が思ったのも全くふしぎじゃない いま思えば。 だけど彼からの『病院でみてもらおう』発言に そのときの私は正直イラッときた じぶんでも意外だったけど そう言われたとき 急所にグサッときた。 意外だったけど 『女としてのプライド』が傷ついた じぶん

          『病院行こう』にイラッ

          30才: 夫に検査すすめられる

          1999年 カナダの勤め先でイラク出身の夫とであい職場結婚。カタコト英語のコックから大きなホテルの料理長にのぼりつめた彼との新婚生活がはじまった。新居もかまえこれからしあわせな人生がはじまると信じてた28才。 わたしは昼から夜まで和食レストランで働き、夫はホテル内のレストラン、イベントやツアー客用ケータリングの総指揮で朝から晩までとびまわる日々。夫婦生活をはじめてアッという間に2年の月日がたったある日。 『病院でみてもらわない?』きゅうに夫にいわれた。何を?と思ったら『

          30才: 夫に検査すすめられる

          やさぐれエッセイ-Deserve -ハグなき昭和

          さいきんTwitterで、自分も悩んだ体験のある『不登校』についてある人とやりとりしてたら 子どもの感じる『不安』と『スキンシップ』の関係について思うところあったよね ひとことで言うと わたしは物心ついたときから、50才になるつい最近までずっと 『不安』に悩んできた 生きてる=不安 なにが、どうして どういう理由で じゃなくて生きてることじたい『不安』 生きる=不安 だったから不安から解放されたかったら 安心したかったら 生きるのやめるしかない、 っ

          やさぐれエッセイ-Deserve -ハグなき昭和

          やさぐれエッセイ-Deserve-ハマる国

          -27℃の朝 2021年さいごの日 大晦日はお休みもらって、朝からJJデイケアに預けてひとりスタバ ありがたいことに復職した12月から、月ー金10:00〜18:00シフトで仕事させてもらえることになった このスケジュールだと週末もお休みで子どもとずっといられるのけど、じつは自分の時間がほぼとれない お酒飲まないから夜出かけないし、そうなると息子預けて、朝に友人とゆっくりお茶するのが唯一の贅沢 きょうは9時から、近所に住む友だちグレースに会う予定 女子でおしゃべり

          やさぐれエッセイ-Deserve-ハマる国

          やさぐれエッセイ-Deserve-『満月に吠える50才』

          月曜の4:30amに目がさめた 寝るまえ生理痛止めにのんだ飲んだペインキラーがきれたのと、満月のせいだ いつもベッドでJJと体をくっつけあって寝てるので、しばらくすると私がいないのに気づき、息子も5:00起き 寒いリビングで5歳児を抱っこしたままTVをみる 窓の外は真っ暗、月も凍りつく-12℃ 2時間ほどいっしょに映画を見ているあいだ、ネットでNPOを検索。JJの歯科手術代を援助てもらえるようメールで2件問い合わせた やっと復職して会社の保険が使えるようになった。

          やさぐれエッセイ-Deserve-『満月に吠える50才』

          やさぐれエッセイ-Deserve-ダメもとの奇跡

          1:42pm ワクチン予約の電話が鳴りやまないコールセンター フロア全体で忙しく対応している中、ひとり回線をホールドにした アリッサからのメールを読んだ瞬間、涙があふれてきて思わなかったその場に立ちつくす 事の始まりはお昼前、 予約電話をとってる最中に携帯に着信。めずらしく元職場の人事担当ショーン こちらから問い合わせるのが普通で、彼からの電話はめずらしい。ブレイク中にかけ直すと2コールでアンサー 『あ、明日から例の10am-6pmのシフト入ることになったから。

          やさぐれエッセイ-Deserve-ダメもとの奇跡

          やさぐれエッセイ-Deserve-2016年の奇跡

          JJが5才になった。 カナダで28才のとき夫と結婚 日本からきた家族に祝ってもらい幸せだったあの頃。 そこからまさかキャリア10年の不妊女子になるとは夢にも思わない 高額でストレスフルな不妊治療、夫もやさぐれてギャンブルにハマり、ついには親戚と裁判沙汰にまきこまれ、その間もずっと夫婦でレストラン経営。 家族も友人もいない外国で、ひとりこの何重苦に耐えるうち精神を病み、発作的に大量のペインキラーをのんで緊急に運ばれる事件もあった 地獄の10年 そして39才。自然妊

          やさぐれエッセイ-Deserve-2016年の奇跡

          連載やさぐれエッセイ-Deserve-思わずポロリ

          今朝も4歳の次男JJとデイケアに登園 コロナ禍で親は中に入れないので、園長のインド系女性ナヴィが玄関で子どもたちを出迎える いつもは最低限のあいさつだけなのに、今日はめずらしく顔を合わせるなり話しかけてきた 『いまちょうどアナタからのメールよみおわったところよ!読んでて胸がいっぱいになった。ああいう言葉もらえると励みになるのよね〜』 いつもはムスっとした表情の彼女。見るとマスクの上のキラキラした目が笑っていた きのうデイケアの駐車場で、療育学校からもどってくるスクー

          連載やさぐれエッセイ-Deserve-思わずポロリ

          連載やさぐれエッセイ-Deserve-復職への道

          9:40am  フードコートのテーブル席から立ちあがり、空港の役所にむかって歩く コロナ禍で、窓口手続きが完全予約制になった 会社から復職のお達しがあったのが1ヶ月前      IDを再発行してもらうためこの役所を訪れた 『必要書類がそろっていない』という理由で申請は却下。すぐ言われた書類をそろえて1週間後に予約 2回目の申請では『別の○○の書類も必要』と言われ、まさかの却下。そのあとひと月後まで予約に空きがなく、今日が3度目の正直 予約時間の10分前に、役所のドア

          連載やさぐれエッセイ-Deserve-復職への道

          連載やさぐれエッセイ-Deserve-復職しちゃうかも

          次男JJを療育に送った足で、ひさびさ空港にきました パーキングに停めてコーヒーでも飲もうと歩いてたら、向こうから見覚えのあるカナダ人女性が歩いてくる 『アレ?!みゆま?!きょうから仕事?トレーニング?』 『これから空港の役所にID申請に行くんだけど、ぶじ許可されれば夕方から仕事なの』 『アナタに会えてうれしいわ!ウェルカムバック!』 ハグせんばかりの笑顔で手をふって去っていった だ、誰だっけ。。。 3年まえ、私が航空会社に新入社員で入ったときの現場パイセンだった

          連載やさぐれエッセイ-Deserve-復職しちゃうかも

          連載やさぐれエッセイ-Deserve-拒否って腹痛

          連載小説スタート! はりきった翌日に生理はじまり、いきなり頓挫 しかも連載小説っていってるけど長文書けないんだから、これから書くのエッセイじゃん、と後で気づく 事後修正の連続。 オレの人生そんな感じや きのうから生理痛がひどく1日でペインキラー6錠、鉄剤2錠のんだ。それでもいたくて寝る直前にものむ。それでもペインフルで目が覚め、起きてトースト食べてまた痛み止め1と鉄剤2。 すごい薬のミックス状態にお腹ギュルギュルで1日スタート しかもあすは朝から空港の役所にID

          連載やさぐれエッセイ-Deserve-拒否って腹痛