一筋の光に、ありがとう

1人になって、落ち込んで、死にたくなって…。そんな深い海の底に私はいました。

怒りをどこにぶつけたらいいか分からず、抑えきれない感情をどこに吐き出したらいいかも分からず、1人悲しく、静かに、暗い闇の中、水面を見つめていました。

そんな時間がもうずっと続いて、もうずいぶん前からそこにいたようで、いつからか私はそこから這い上がるのを諦めてしまいました。

ある日怒りや悲しみを抑えきれなくなり、確かな衝動を感じ、自分を傷つけ始めました。そうしていくと、感覚がどんどん麻痺していき、快感に埋もれていくのです。でもその後は決まって自己嫌悪になり、助けて欲しくて、もがき苦しんで、そして更に自分を傷つけました。それが子供っぽい行為だと分かっていながら。

「家族」というものがずっと分からず過ごした私は、自分に「家族」ができても、どう育んでいいか分からず、それに苦しみました。理想の自分でない自分に腹が立ち、大切な人を傷つけてしまう自分に失望し、絶望の中、私は息を吸うのをやめました。

これが私の宿命だったのだと思うかのように息はどんどん苦しくなり、意識が朦朧としてきて、目が霞んでいきました。目が霞んでいくのは、息ができなくて苦しいからなのか、それとも涙でいっぱいだからなのか分かりません。

その時、ある一筋の光を見たのです。その光は私を真っ直ぐに包み込んで、その瞬間力強く私を水面まですくい上げてくれました。私は地上の空気を吸って初めて雲一つない美しい青空と、透き通った空気と、息を呑むほど綺麗な景色に出会えました。

そうか、私は、生きている。


その一筋の光はnoteの皆さんでした。
昨日、希死念慮に駆られた私に、「あなたが必要だ」と声をかけてくださった方々。
Twitterで頓服薬を飲みたいけど飲みたくないとツイートしたらすぐに返信をくださった方。
noteでネガティブな記事を書いたにも関わらず、たくさんのスキと、Twitterのいいねをくださった皆さん。

私は決まって、1人でいる時に死にたくなっていました。でもそれは過去の私だったのですね。

だって、今の私は1人じゃないから。

皆さんが遠くから、見守って、支えてくれている。

だから、今、心から「ありがとう」と伝えたい。

ありがとう。

一筋の暖かい光の存在に気づけたから、もう私は大丈夫です。
また落ち込んで死にたくなっても、思い出すことができるから。

皆さんの一人一人が持つ優しさと光が私を照らしてくださいます。
そっちじゃないよ、こっちだよって、道標のように。

朝、目が覚めたら生きている喜びを感じました。
夜が明けました。こんな不甲斐ない私にも、朝は来るのですね。
必要としてくれる人がいるのですね。愛してくれる人がいるのですね。背中を押してくれるのですね。

それだけで、私は最高に幸せです。本当にありがとう。

3行ポジティブ日記:
・朝目が覚めたら夫が帰っていました。それだけで安心しました。
・昨日まで体調が悪かったのですが、今日はスッと元気を取り戻しました。皆さんのスキとメッセージのおかげです。
・昨日はうつになってしまいましたが、脳が疲れ切ったのか、薬を飲もうとしても身体が動かず、そのまま倒れるように朝まで眠ってしまいました。前は頓服薬に頼ったり、衝動のまま良くない行動を起こしたりすることがあったのですが、それが無くなったのは、良くなってきている証拠かな、と感じました。

1ヶ月前の私には想像もしていなかったことでしょう。私にこんなに素敵な仲間ができたことを。それだけで、今の私と昔の私はもう違う。毎日が新しい自分なのですね。

noteのお仲間さんの記事で、人が人を傷つけるけど、癒すのも人だと仰っていました。
明日はどんなことが起きるだろう。どんな人と出逢って、どんな人と話して、何が私を待っているのだろう。

私の物語が動き始めました。毎日が、ワクワクです。

おやすみなさい。

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