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朝型生活って実際どう?


早朝覚醒:私の生産性を最大化するライフスタイル

振り返ってみると、昔から朝は比較的得意な方でした。大学受験の時も、夜22時には寝て朝6時には起きて勉強していた記憶があります。規則正しい生活を送ることは、昔からどこか心地よく感じていたのかもしれません。ただ、当時は受験という明確な目標があったからこそ続けられただけで、社会人になってからは、なかなか規則正しい生活を送ることはできていませんでした。飲み会や付き合いで帰りが遅くなることも多かったですし、休日は昼過ぎまで寝ている、なんてこともよくありました。
それが、本格的に「朝型生活」と呼べるようになったのは、ここ数年のことです。きっかけは、2020年から始まったコロナ禍。在宅勤務になり、飲み会が全くなくなったタイミングだったと思います。強制的に生活リズムを見直す機会が与えられた、と言っても過言ではありません。
結論から言うと、早寝早起きは私にとって非常に合っているライフスタイルだと感じています。今回は、数年間実践してきた経験から、早寝早起きのメリット、課題、そして続ける理由について、率直に記事にしていきたいと思います。

朝時間を最大限に活用するタイムスケジュール

現在の私の生活リズムは、ざっくりこんな感じです。

  • 20:30 就寝(就寝前にストレッチ、加湿器をON)

  • 4:00 起床(Apple Watchで睡眠の質を確認)

  • 5:00 仕事開始

  • 7:00-8:00 ジム

  • ジム後 英語学習

  • 17:00 終業

こうして文字にしてみると、規則正しい生活を送っていることが改めて分かりますね。人によっては、少し窮屈に感じるかもしれません。でも、私自身は意外と心地よく過ごせているんです。むしろ、このリズムがあるからこそ、充実した日々を送れていると言っても過言ではありません。この規則正しいリズムが、私の生活の土台になっていると言っても良いでしょう。

早朝仕事のメリット:集中力と自己コントロールの向上

早朝に仕事をする最大のメリットは、なんと言っても集中力の高さです。朝は頭が冴え渡り、信じられないほど効率良く作業を進めることができます。体感的には、夕方30分かかる仕事が5分で終わらせられたりするイメージです。あれこれ悩まずに本質的にどうなのかをつかみ、スピーディーにアウトプットできる、そのスピード感が朝ならではだと感じています。
例えば、資料作成のような作業は、朝にやると驚くほど早く終わります。夕方以降だと、細かい部分が気になったり、他のことが頭をよぎったりして、なかなか作業が進まないのですが、朝はそういった雑念がなく、目の前のタスクに集中できるのです。
具体的な例を挙げると、朝一番で重要な仕事を片付けられるので、その日のうちに終わらせるべき仕事が翌日に残ってしまうことがめったにありません。気持ちよく一日を終えられるのは、朝時間の恩恵です。以前は、夕方になると集中力が途切れ、翌日に持ち越してしまうことも多かったのですが、朝型生活を始めてからは、そういったことがほとんどなくなりました。
また、朝の集中力は、資格取得にも大きく貢献しました。静かな環境で集中して勉強に取り組むことができたおかげで、無事に目標を達成することができました。夜にも勉強はしていますが、集中力が必要なものは朝、そうでないものは夜、というように使い分けています。仕事を17:00ごろには終わらせられるからこそ、夜にも勉強時間を確保できているとも言えますね。
さらに、早寝早起きは、自己コントロール感を高める効果もあると感じています。朝早く起きてジムに行ったり、英語の勉強をしたりと、自分の時間をコントロールできることで、人生の主導権を握っているような感覚を得られます。この感覚は、精神的な安定にも繋がっているように思います。朝の澄んだ空気の中で運動したり、勉強したりするのは、本当に気持ちが良いものです。
そして、これは当たり前のことかもしれませんが、早寝早起きをすることで、仕事のパフォーマンスが向上し、結果として周囲から評価されるようになりました。納期はしっかりと守れますし、質の高いアウトプットを出すことができるようになりました。その結果、周囲からの信頼を得られ、より責任のある仕事を任される機会も増えました。このような周囲からの評価は、自己肯定感の向上にもつながり、さらに良いパフォーマンスを発揮する、という好循環を生み出していると感じています。

早寝早起きの課題と克服:グローバル志向との葛藤と付き合い方

もちろん、早寝早起きが良いことばかりではありません。課題や難しいと感じることもあります。
以前勤めていた外資系企業では、海外の同僚とのやり取りも多く、頻繁に出張に行っていたのですが、生活リズムが整っている分、時差ボケがひどくなるという話を聞いたことがあります(あくまで迷信かもしれませんが…)。グローバルに仕事をしている以上、海外出張は避けられないので、時差ボケ対策は今後の課題の一つです。

早寝早起きによる変化:メリハリのある生活と睡眠・健康への意識

早寝早起きを続けてきて、一番大きな変化は、生活にメリハリがついたことです。仕事とプライベートの区別が明確になり、生活全体のリズムが整いました。以前は、仕事とプライベートの境界線が曖昧で、常に仕事のことを考えているような状態でしたが、朝型生活を始めてからは、仕事とプライベートをしっかりと切り替えられるようになりました。
この習慣は、以前勤めていた外資系企業での経験が大きく影響しています。所属していた外資系ではコアタイムという概念が希薄で、成果を出すことが何よりも重要視されました。日系企業から転職してきた当初は戸惑いましたが、徐々にこの環境にフィットしていく中で、早朝に集中して仕事をするスタイルが確立していきました。グローバルに同僚がいる環境では、時間指定でメッセージを送るように工夫しています。早すぎる時間にメッセージを送ると相手に迷惑をかけてしまう可能性があるので、できるだけ相手の就業時間に合わせて送るようにしています。
そして、早寝早起きで最も重要なことの一つは、しっかりと睡眠時間を確保することです。夜更かしをして睡眠時間を削ってしまうと、朝早く起きてもパフォーマンスが落ちてしまいます。私は最低でも6時間は寝ないとパフォーマンスが悪くなるので、20:30には寝るように心がけています。むしろ、しっかりと寝るために、日中は積極的に活動するようにしています。日中ハードに動くことで、夜は自然と眠くなり、質の高い睡眠を得られるようになります。
また、早寝早起きを始めてから、健康への意識も高まりました。以前からジムには通っていましたが、朝行くことで、一日を気持ちよくスタートできるようになりました。また、体のメンテナンスとして、ほぼ毎日湯舟に浸かり、エプソムソルトを使うようにしています。温かいお湯に浸かることで、心身ともにリラックスできますし、エプソムソルトのおかげで、疲労回復効果も高まっているように感じます。湯上りにはストレッチも欠かさず行っています。そして、寝る前には部屋を加湿するようにしています。乾燥した空気は睡眠の質を下げてしまうので、加湿は必須です。Apple Watchを寝るときにつけて、睡眠の質を朝起きた時に見るのが日課になっています。睡眠時間だけでなく、深い睡眠の割合や心拍数なども確認することで、睡眠の質を客観的に把握するようにしています。睡眠、運動、食事、そして仕事、全てが相互に影響し合っていることを実感しています。

早朝仕事術:集中力を最大化する工夫

早朝に仕事をする際に意識していること、工夫していることをいくつかご紹介します。

  • 前日には仕事の棚卸しを行う

  • 朝一番にはリストを見て、今日やるべきタスクを今一度確認する

  • それぞれのタスクがどれだけの時間がかかるのかを確認する

  • どの順序でこなすか、何時何分から何時何分までやるかを明確化して取り組む

こうすることで、「いまやるべきものに圧倒的に集中する」という状態を作り出すことができます。金曜日の15時くらいには一週間の振り返りを行い、翌週に備えるようにしています。

結論:自分に合ったスタイルを見つけることの大切さ

ここまで、私の早寝早起きの経験について書いてみましたが、朝型が良い、夜型が悪いという話ではありません。朝型夜型はそれぞれだと思うし、夜型のメリットもあると思うので、人それぞれだと思います。
ただ、もし「朝型にしたいけどメリットがわからないとモチベーションがわかない」という人がいれば、この記事を参考にしていただけると嬉しいです。コメントもウェルカムです。
最後に、睡眠時間について。僕は6時間(できれば8時間!)は最低寝ないとパフォーマンスが悪くなるので、ちゃんと寝るようにしています。これが、私にとっての「いい」早寝早起きです。

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