「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術」を読んで。
きっかけ
Kindleでたまたま見つけました。
読書を仕事につなげる技術ということで、最近読んだ『メモの魔力』と関連した内容かもしれない!?と思い読みました。
著者の山口周さんですが、何か書評とかで良く見たようなイメージがある方でした。
概要
本の読み方
さっくりまとめると、この本がそうなのか、著者がそういう人なのかわかりませんが、
読書=投資であり、読書した時間をどれだけビジネスでリターンできるか?ということについて書かれていました。
その中でも、読書はビジネス書(経済、社会学、会社組織が多め)と教養書(その他)で読み方が違うということでした。
ビジネス書はすぐに応用するので、メモなどはとらずに古典を押さえる(狭く深く)。最近のビジネス書は古典の焼き回しなので読まない。
教養はいつ役に立つか分からないので、本の中にメモを取る。最近のトレンドも押さえる。
ビジネス書か教養書かで読み方が真反対だと感じました。
人生の読書戦略
それに加えて、「人生における読書戦略」的な指南書という意味もこの本に感じました。
20代はビジネス書を読んで、書いてあることをすぐに実践する。30代以降はリーダーとして人を引っ張ることが多くなり、ビジネス書に書いてあることは役に立たなくなり、個性が必要にある。個性を身につけるには教養書の出番であると。
20代はビジネス書が多く、教養書が少なめ、30代からは逆転して個性を高める。
そんな印象を持ちました。
じゃあ、どうやって、教養を身につけるの?という視点では、とりあえず興味のあるもの。なんでもいい。このなんでもいいが難しく感じるが私個人的にはマンガでもなんでもいいと感じた。
読書前に思っていたこと
『メモの魔力』で書いていた、事実→抽象化→転用が大切ということですが、この本でも同じようなことが書いてありました。
本を読んだ後に書いてあることを抽象化し、どう活かすか?
ここまで落とし込むことが大切だと。
まあ、間違ってはいなかったと思います。
後はこれを知った上で、活かせる自分がいるかどうか?ということだと思います。
色々つながりを感じたこと
・並列読書
気分によって「これは読みたくないかな~」というのがあるので、常に並列で何冊も読む。
『自分の頭の中で考える読書』にも似たようなことが書いてあったような…
・キャラブランディング
リベラルアーツ(教養)を学んで、自分をどうやってプロデュースしていくか?
『苦しかったときの話をしようか』にも、個性のかけ算の考え方が書いてあったような?
・転記
本を読んで重要だと思ったことをまとめておく。
このnoteしかり、何らか頭以外にストックできる場所を作る。この本の著者の山口さんはEvernoteを使っているそうです。
『メモの魔力』でも、脳は知的活動をするため使うのであって、記憶するためのものではない書いてあった気がするので、メモという頭以外のメモリーを作っている。
最後に
この本で紹介されているビジネス書は抽象的なものではなく、経済や組織マネジメントに焦点を当てたものなので、それらを勉強する時は是非読んでみたいと思った。
気になる方はぜひ読んでみてください!
P.S.
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