【復職4ヶ月目】休職を乗り越えて
今年の夏は休職してた。
希死念慮が強い割に、死ぬ勇気は無いので
消えていなくなってしまいたかった。
貝みたいに海の底に沈んで、じっとしていたかった。
だんだん元気になると躁状態になっていって、行動しないことがストレスとなっていった。暑いのに外に出てセロトニンを浴びながら読書をし、うだる暑さを避けるようにすぐにクーラーの効いた部屋に入る。幸せそうに見えるけど、主人の帰りが遅いのが気に入らなくて、毎晩飲みに出かけては浴びるほど酒を飲んでた。どこかおかしかった。毎日限界まで飲んで寝て起きてまた限界まで飲む。主人も忙しくて私に構う時間なく、とりあえず私が生きてさえいればいいという感じだった。
そんなことをしていると休職の時間はあっという間だった。
総合的にはちゃんと「療養」できてなかった。今あの時の自分に言うとしたら「とにかく布団から出るな」、だ。あの時出歩き回ってばかりいた。一人でいると孤独だから誰かと触れ合える場所を探してばかりいた。だから今つけが回ってしんどさが全面に出てる。ご飯は噛んで食べられないし顔は強張るし足の揺りもとまらない。体にストレスが出てしまっている。
昔、「身体表現性障害」というのになったことがある。体に症状が出て(その時は人生で感じたことのないひどい頭痛など)くるけど、実際医学的見地から見れば何も起こっていないというものだ。何も体に起きていないのは安心したけど辛い症状のしこりを取り除けずしばらくの間困っていた時期がある。今もそれなのかもしれない。歯医者に通っているけど歯に問題はないから。
慣らし出勤の時はスーパー銭湯にも行けていたし、退勤時に何か買ってきたり楽しんでいた。今はそれがない。スーパー銭湯に行ける気力がないし、何か帰りに買ってくることも無くなった。でも今日夫に銭湯に誘われたら行けたし、なんなら良かったし、帰りに買うのはスーパーの食材になっている。あの時から変化しているのだ。変化は悪いことばかりじゃない、今の私のちょうどいいがたまたま家のお風呂中心だったり、スーパーの食材を買うことになっている。それでいいのだ。
うつ状態はというと少しずつ回復してきている。本当に少しずつ。ちょっとずつ笑えるポイントが増えていったし、料理も作れるようになったし『できること』がちょっとずつ増えている。(最近料理してないけど)
また休職したい気持ちは変わらないんだけど、休んだからってまた孤独になるし回復が見込める保証もない。それはこの記事に書いてる↓↓↓
それでも休みたくなるほどしんどい時がたまにある。今休職したら一日中寝倒してうつ寛解に向けて頑張れそうだから。毎日が忙しくてしんどい時がある。ぐっと胸が締め付けられる夜もある。全部投げ出したい日だってある。
会社の人と雑談している時も圧倒的に前の感覚と違う。緊張するし、何を話しているかわからなくなる(それは前からだけど)。多分、『自分の上司』っていうのにカテゴライズされているとそれ以上上手く踏み込めないんだと思う。ASDの症状として、柔軟に考えられないんだと思う。
復職して4ヶ月経つ。在宅ワークはまだ週の間に挟まないといけないのは私の特性なんだから仕方ない。もう4ヶ月より、まだ4ヶ月という気持ちの方が強い。