明後日

備忘録!

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冬、今年も来ちゃう

メンタルが不安定になるのは寒いから!冬のせい!暖かい格好して暖かいお風呂に入って暖かいものを食べて寝ればメンタルがなおるよ!みたいなの、よく聞きますよねー。 確かに寒いと、体の末端が凍ったように冷え出すと、思わず奥歯を噛み締めてしまって寒さに耐えるようになり、心まで冷えていく時はありますね。 でも、自分のメンタルが不安定なのは一年中同じだ!とどこかで気づきました。春夏秋冬、いつだって情緒はジェットコースターだなと。そこからはだからこそ冬が怖くなりました。日常的にメンタルの調

    • あなたは

      希死念慮の末に行き着く、自分と自分との剥離。目に入るもの、耳に入るもの、手で触れて感じるものの全てが最初から幻だったのではないかと、思う。肉体と精神とのお別れ。 死ぬ前もきっとそんな感じなのだろうな、と思っていると本当に自分が自分からふうっと剥離していく。目の前に自分の姿をした何かが。立っている。 「あなたは誰?」 そんな問いはナンセンスであることは分かっている。自分から生み出された何かは、自分と同じ容姿をした何かは間違いなく私である。 「私はあなた。」 予想通りの答

      • 夏のこと

        夏が好き。でも暑さは苦手、油断したら死んでしまいそうだから。 だから夏を愛していたいのに、最近はあまりにも暑すぎる季節なので少し嫌いになってしまいそうだ。 だけれども嫌いになれない大きな理由がある。 その理由が、色々なことを直ぐに忘れがちな私が、覚えている思い出が多い季節が夏だからだ。 もちろん、夏休みという素晴らしい長期休暇があるから夏が好き、という面も大きいが、それよりも何よりも、夏に刻まれた数々の何気ない思い出が、私の心を夏という季節の温室に閉じ込めたまま逃がしてくれな

        • 【記録】空っぽの奥

          いつからか、ずっと心の中心が空っぽになったような感覚が続いている。それがこの歳特有の青さからくるものなのか、自分で意識して変えていかないともう一生変わらない空虚感なのかは分からない。ただ、虚しい、という気持ちだけが私を覆って息苦しくさせる。何もかももうどうでもいい、という自暴自棄。生産性のない気持ち。 私は人と接することが得意では無く、その事について今まで何度も悩んできた。だが人と接することが嫌いな訳では無い。一人でいることはとても寂しいことだと嫌という程分かっている。人と

          あなたが好きな歌を当時好きになって、私はその歌を今もずっと好きで、そのアーティストに心を救われ続けているのがすごく嬉しい 大好きだったよ、背中を追いかけることしか出来なかったけれど、あなたの世界に私は一瞬たりとも映らなかったこと知ってるけれど、だからこそ大切にしたかったんだよ

          あなたが好きな歌を当時好きになって、私はその歌を今もずっと好きで、そのアーティストに心を救われ続けているのがすごく嬉しい 大好きだったよ、背中を追いかけることしか出来なかったけれど、あなたの世界に私は一瞬たりとも映らなかったこと知ってるけれど、だからこそ大切にしたかったんだよ

          【短編小説】立ち入り禁止

          「コタロー、この後ひま?」 帰りの挨拶が終わったあと、友人のケースケに声をかけられた。 僕は少し首を傾げて、くしゃりと髪を触る。 「別にひまだけど。何?遊ぶ?」 「や、遊ぶってゆーか、その。一緒に行きたいところがあるんだよね。どうかな」 ケースケは僕の反応を慎重に探るように、こちらの顔をまじまじと見た。 「ふーん、いいよ。行こ。どこ?」 「へへ、それは行ってのお楽しみ」 「何それ」 ケースケに引っ張られるようにして、さっさとランドセルを背負って、僕らは足早に教室を出た。 ケ

          【短編小説】立ち入り禁止

          【短編小説】こばんざめ

          ぼくは、どうしようもないくずだ。 ひとりじゃなにもできない。できたためしがない。できるきがしない。 ひとにめいわくをかけているのはじぶんがよくわかっている。みんなからけむたがられつめたいしせんをむけられているきがする。 じゅうすうねん、そうやっていきてきた。 きたいもされず、じぶんにきたいもせず。 でも。 そんなぼくを。 いつも、あのこはたすけてくれる。 あさ、はやくきすぎたきょうしつ。 ひとりですわってぼうっとしていると、だれかがきょうしつにはいってくるおとがした。 「おは

          【短編小説】こばんざめ

          【短編小説】タンスの

          私の子供部屋には昔、大きな大きなタンスがあった。 本当に大きくて、部屋の大半はそのタンスが占めていた。 そのタンスを私は開けたことがなかった。 なぜなら、親にきつく「タンスを絶対に開けてはいけない」と言われていたからである。 そんな、使い道のないタンスを勿論私は邪魔に思っていて、何度も「タンスを他の部屋に移すか、捨てて欲しい」と親に頼んだ。 しかし、いつ頼んでも親の返事は「それは出来ない」の一点張りだった。 開けてはいけない、移動させるのもいけない。 そして、その理由も分から

          【短編小説】タンスの

          ありふれた日常の中で、じわりじわりと何かおかしなものが侵食してきて、その気持ち悪さに薄々気づきながらもどうすればいいか分からなくて、最終的にはとんでもないことになるっていう話が好きだからそういうの沢山書きたいけど難しいな

          ありふれた日常の中で、じわりじわりと何かおかしなものが侵食してきて、その気持ち悪さに薄々気づきながらもどうすればいいか分からなくて、最終的にはとんでもないことになるっていう話が好きだからそういうの沢山書きたいけど難しいな

          【短編小説】研究者Yの日常

          研究者Yは厭わない。自分の研究欲の為なら何でもする。 「ミカヅキモ♪アオミドロ♪アメーバ♪クンショウモ♪ミジンコ♪」 今朝も意味不明な歌を歌って、せっせと小動物の解剖をしていた。 研究者Yは生物学研究者である。自分と同じ生物の神秘に魅せられた人間である。 そのため、一日中研究室に篭っている。 本当に研究室から出てこず、食事はおろか水分もとらないので、ついこの前も干からびかけて、妻にこっぴどく叱られた。 研究者Yは惑わされない。どんなに学生時代仲が良かった悪友から久しぶりに

          【短編小説】研究者Yの日常

          生い立ち的なもろもろ

          初めまして!松(仮)です。 毎日学生をしてる者です。 生い立ちと称して書くほどのものでもないですが、自分が今好きな物、事を好きになった理由や経緯について少し書こうと思います。 まず、私の好きな物、事は音楽、小説、漫画、創作をする事です。小説や漫画が好きなのは、小さい頃から母がたくさん絵本を読み聞かせてくれて、自然と紡がれる文章や絵の面白さに気づいたからかなと思っています。 絵も文章も創作をするようになったのは、小学三年生くらいからだったと思います。大好きな作品を見て、自分で

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