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戦略コンサルタントによる四方山話

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Atomic Habitsに学ぶ:目標達成や習慣づくりの方法

目標達成や習慣づくりがなかなか続かないという悩み、ありませんか?実はその原因は、意志の強さだけではなく「目標の立て方」や「習慣化の方法」にあることが多いのです。今回は、ジェームズ・クリアの名著『Atomic Habits』(2018年出版)から学ぶ、科学的で実践的な習慣化のテクニックをご紹介します。 クリアは、「1%の改善」を重ねることで最終的に大きな成果が得られると説き、行動科学の観点から目標達成や習慣形成のメカニズムを解説しています。この記事では、この「小さな改善」を土

    • 戦略コンサルティングファームのケース面接: どんな業界もOK?ケース面接における業界知識の重要性

      ケース面接では、業界知識が必要なのか、それともロジカルな思考があれば問題ないのか?この問いは、多くの候補者が抱く疑問でしょう。実際のところ、戦略コンサルティングファームの面接官は、ケース面接において業界知識がどれほどあるかを暗黙のうちにチェックしています。つまり、どんな業界でもOKとは言うものの、実は業界特有の背景やビジネスモデルをどこまで理解しているかが問われる場面があるのです。 そこで今回は、ケース面接における業界知識の重要性について掘り下げていきます。どうすればケース

      • 自己成長やキャリアアップに役立つ!コンサルタントの学び方

        みなさんこんにちは。戦コンの頂点を極めるタワー(東京)です。 今回はビジネスパーソンのみなさんに役立つまじめシリーズです。 自己成長とかキャリアアップとか、何やら前向きな言葉が飛び交う世の中ですが、どうせやるなら「学び方」も洗練しておきたい。コンサルタントはとにかく多忙で、思考力も体力も容赦なく奪われる日々。しかし、だからこそ「学ぶこと」を疎かにしたくないのです。クライアントにベストを尽くすには、常に自分もアップデートし続ける必要がある。となれば、いかに効率よく学ぶかがカギ

        • 戦略コンサルティングファームのケース面接: ケース面接で評価される『実務力』とは?

          さて、ケース面接で「実務力」とは何か、と問われると少し悩む方も多いかもしれません。コンサルティングファームのケース面接は単なる「考える力」だけでなく、実際のプロジェクトで使える力があるかどうかもチェックされています。つまり、ただのロジカルシンキングでは終わらないということ。 では、ケース面接で評価される「実務力」とは何か?具体的にどういった視点が実務に結びつくのか?ここから一歩踏み込んで、面接官が本当に「実務で活躍する姿」を見極めているポイントを一つずつ解説していきます。

        メンバー特典記事

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          戦略コンサルティングファームのケース面接: どんな業界もOK?ケース面接における業界知識の重要性

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          みなさんこんにちは。戦コンの頂点を極めるタワー(東京)です。 今回はビジネスパーソンのみなさんに役立つまじめシリーズです。 自己成長とかキャリアアップとか、何やら前向きな言葉が飛び交う世の中ですが、どうせやるなら「学び方」も洗練しておきたい。コンサルタントはとにかく多忙で、思考力も体力も容赦なく奪われる日々。しかし、だからこそ「学ぶこと」を疎かにしたくないのです。クライアントにベストを尽くすには、常に自分もアップデートし続ける必要がある。となれば、いかに効率よく学ぶかがカギ

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          これを知れば会話上手?人間関係がスムーズになる裏ワザ的コミュニケーションテクニック3選

          人間関係には、「話しやすい人」と「なんだか話しづらい人」が存在します。たとえどんなに会話がうまいと思われていても、真の「話しやすさ」を生み出すのは、表面的なスキルではありません。今回は、ちょっとしたコツを使って相手の心をぐっと引き寄せる、極上のコミュニケーションテクニックをご紹介します。このテクニックを極めれば、普通の会話が驚くほどスムーズになり、相手が勝手に心を開いてくれる…かもしれません。 1. 「相手が『理解してほしい』部分だけピックアップする」 実は、誰もが「ここ

          これを知れば会話上手?人間関係がスムーズになる裏ワザ的コミュニケーションテクニック3選

          タイパ命!忙しい人ほどやってほしい戦コン流時間管理術、教えます。ただし三日坊主は自業自得です。

          タイパ命な皆さまに、今日は僕も実践している本気のタイパ管理術を伝授します。三日坊主が待っている…と心の片隅で思っている人、どうぞその自信をもって読んでください。続くかどうかはあなた次第です! 1.「デイリープライオリティ」を決めて、無駄をぶった切る! 忙しい生活を生き抜くには、無駄を徹底排除するしかない。そこで「今日の最優先事項はこれだけ!」と3つに絞り、朝の5分で作戦を立てましょう。全部やるなんて無理。捨てるべきタスクは無慈悲に切り捨て、優先すべきことに集中するのがタイ

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          これを知れば会話上手?人間関係がスムーズになる裏ワザ的コミュニケーションテクニック3選

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          君は圧倒的にくだらないことに全精力を費やせるか?

          「君は圧倒的にくだらないことに全精力を費やせるか?」――この問いにピンときた人は、きっと人生の楽しみ方を知っている。社会の目なんて気にせず、誰の役にも立たないことに心の底から没頭する。それがどれほど贅沢で、意外に深い意味を持つか、知っているだろうか? もし、効率やタイパばかりを求めているなら、この先を読むのはおすすめしない。時間の無駄としか思えないかもしれないからだ。そんな方には、そっとブラウザを閉じてほしい。でも、意味のないことに時間を費やす贅沢を知っている君には、ぜひ読

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          戦略コンサルティングファームのケース面接:面接官が本当に見ている5つのポイントとは

          さて、たまには本当に役に立つことでも書こうか。かれこれ5年以上、某外資系戦略コンサルティングファームでケース面接をほぼ毎週担当してきましたが、まあ、見ていて思うのは毎回同じこと。「みんな緊張して、どこを見られているか分かってないな」と。そりゃあ、面接という響きだけで硬くなりますよね。でも実は、ケース面接は普通の試験や面接とはまるで違うんです。 現在も現役でプロジェクトリードをしつつ、採用面接にも携わっているのですが、ケース面接の評価ポイントを一言で言うなら、「この人と一緒に

          戦略コンサルティングファームのケース面接:面接官が本当に見ている5つのポイントとは

          最高にうまいフィナンシェの3条件

          「フィナンシェに人生を変えられた」と言ったら、大げさでしょうか? シンプルな見た目の四角い焼き菓子、その名もフィナンシェ。けれども、この小さな焼き菓子には、ひと口食べた瞬間に心が奪われるほどの“秘密”が詰まっています。外はカリッと香ばしく、中はしっとり。焦がしバターとアーモンドプードルが織りなす奥深い香りと味わいに出会ったとき、まるで「最高の隠れ家」を見つけたような気分になるのです。 そんなフィナンシェにハマった僕が、「これは間違いなく最高!」と胸を張って言えるフィナンシェ

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          首都高は時に牙を剥く

          首都高を走るのは、ある種の覚悟がいる。東京の街を縫うように走るその道路は、見た目以上に手強い敵だ。東京に住んでしばらく経つ僕も、さすがに首都高の道に慣れてきたと思っていた。が、そんな慢心は見事に打ち砕かれることになった。 それは、ある日のことだった。天気は雨。これがまず不吉な始まりだった。雨の首都高はただの道路じゃない。東京に潜む、牙を剥いた怪物そのものだ。

          首都高は時に牙を剥く

          あのころのビックリマンドールと僕

          子供の頃、僕の宝物といえば、ビックリマンドールでした。いや、今の子たちに話すと「ビックリマンシールのこと?」と不思議そうな顔をされるんですが、いや違うんだよ。「シールじゃなくてドールだ」って、何度も訂正した覚えがあります。あれはシールじゃなくて、立派なフィギュアだったんだ。 初めて出会った「宝物」 あれは僕が小学3年生の頃。学校から帰ると、机の上に見慣れない箱が置いてあったんです。母親が「スーパーで買ってきたよ」と渡してくれたその箱には、なんとキラキラ輝くビックリマンのキ

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          普通の玉子焼きと出汁巻き玉子は、全く違う食べ物である

          「玉子焼きと出汁巻き玉子は同じもの?」 そう思っているなら、それは完全に間違いです。どちらも卵を使っているからって、一緒にしないでほしい。むしろ、全くの別物だということを強く主張したい。この2つの卵料理が、どれほど違うのか。甘さと旨味、そして調理の哲学に至るまで、まるで異次元の料理なんです。 「え、そんなに違うの?」と思った方。これを読んで、あなたも「卵の奥深さ」に気づいてもらいたい。そして、これまでただの「卵料理」だと思っていたものが、実はどれだけ特別かを知ると、あなたの

          普通の玉子焼きと出汁巻き玉子は、全く違う食べ物である

          15年ぶりにテレビを買い替えた話

          「あれ、そろそろ限界かも?」 15年。僕のテレビは、その長い年月を共にしてきた。地デジ移行の波に乗り、数えきれないほどの映画やドラマを映し出してきた相棒だ。しかし、最近はリモコンを押しても反応が遅い。画面はどこか暗く、昔の輝きを失ってしまった。そして、ついにその日がやってきた。 「テレビを買い替えるか…」 ここで普通の人なら、「新しいテレビを買ってハッピー!」で終わる話かもしれない。だけど僕にとって、テレビを買い替えるってのは、そんな簡単な話じゃなかった。画面のサイズ、画

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