戦略コンサルティングファームのケース面接：面接官が本当に見ている5つのポイントとは

さて、たまには本当に役に立つことでも書こうか。かれこれ5年以上、某外資系戦略コンサルティングファームでケース面接をほぼ毎週担当してきましたが、まあ、見ていて思うのは毎回同じこと。「みんな緊張して、どこを見られているか分かってないな」と。そりゃあ、面接という響きだけで硬くなりますよね。でも実は、ケース面接は普通の試験や面接とはまるで違うんです。

現在も現役でプロジェクトリードをしつつ、採用面接にも携わっているのですが、ケース面接の評価ポイントを一言で言うなら、「この人と一緒に働きたいかどうか」です。つまり、ただ「正解」を言えば良いわけじゃない。ケース面接はコンサルティングプロジェクトの会議を再現しているようなものですから、どうやって解決に向かうか、どんな姿勢で臨むかが問われるんです。

ここから、ケース面接で「面接官が本当に見ている5つのポイント」を一つひとつ解説していきますが、面接というよりは一緒に問題を解決している姿勢を見せることで、面接官からも一目置かれる存在にぐっと近づけるはずです。それでは、本題に入っていきましょう。