ebina I かきかき

自分の可能性に限界をつけているのは自分だ・・・ということを最近身に染みて感じています。 勉強苦手、でも実は学びは結構すき。 今日知らない事、できないことが、明日には何となくわかる。 そんなゆっくりで豊かな人生を楽しんでいます。

ebina I かきかき

自分の可能性に限界をつけているのは自分だ・・・ということを最近身に染みて感じています。 勉強苦手、でも実は学びは結構すき。 今日知らない事、できないことが、明日には何となくわかる。 そんなゆっくりで豊かな人生を楽しんでいます。

最近の記事

リカレント教育への不理解

  今回は一年目に経験したことを書いてみる。私は社会人をしながら大学院へ通っている。これまでも書いてきたような内容の講義である研究は、直接今の仕事に役立つものでもない。本学を修了したからといって何も変わらない。本学の場合、何かの資格取得ができることもない。リカレント教育=学びなおしと呼ばれる。まさにそれだと私は理解している。社会人が何かの勉強をしていると、何かの資格をとっているのかとか、転職を考えているのかとイメージされることが多い。   私の場合、ある人に学んでいることは

    • グリーフケアに触れた

      グリーフケアはとても自分に問いかける内容の講義だった。この年齢になると、大切な誰かの死別体験をしている人が多い。私もそうだ。友人や家族が亡くなったころのことを思い出しながら現在の心境などの振り返りをしながら講義を受けた。グリーフは悲嘆と訳されるが、何も人の死だけを対象としているわけではない。誰かと別れたり、あえなくなることも含まれる。悲しみによって、心に何らかの強い衝撃を感じたときが対象となるといえば適当なのだろうか。そうした体験は誰にでもあるものだろう。そうしたことをケアす

      • 老年学特講、そして「なぜ学ぶ」

        学生の中には、教員の方も多い。大学や専門学校、幼稚園などの方がいたかな。看護師は特に多い。私のような一般企業の社会人は少数派かもしれない。しかし、そんなことを悲観する必要は全くない。私の経験もほかの方には新鮮に聞こえるみたいだった。そうしたお互いに学べることだけで講義の価値は高い。 他者の経験から老年学を捉えた意見は、私にはすべてが想定外のことばかり。「なぜそう感じるのか」「その時どう思ったのか」と質問すると、さらにリアルになる。いけない、いけない、カウンセラー癖が出ている

        • 心地よい疲れ・・・久しぶり[老年学]

          老年学は、スクーリングとレポートで単位を取得した。スクーリングは集中講義だったので二泊三日ガッツリでの講義だ。大学の講義は基本90分。睡魔に襲われ始めるとこの90分は地獄だ。しかし、老年学はそんなことはなかった。グルーブでの意見交換や発表が織り交ぜられた質の高い講義だった。 大学院の通信制なので社会人がほとんど。年齢も30代中盤以降から60代の方で占められている。20代も数名いたがかなり若い!という風に見える。40~50歳代が一番多いかな。本学は元女子大ということもあり女性

          大学院のレポート一本目

          入学前のパンフレットを見てたいとき、「カウンセリング」が、まさに私にはこの科目がドンピシャだと思っていた。しかし、シラバスと資料集を持て打ちのめされる。完全に臨床心理士に近い内容だ。つまり臨床経験のない人には非常にハードルが高い。まず「信頼区間」につまづく。統計学の知識もなかった私には、資料集の1ページを読むだけで終わる日があるほどに専門用語が飛び交っている。しかもこの科目、スクーリングがない。つまり5回のレポートで単位認定される。 生みの苦しみで数か月をかけて一本目。正直

          大学院のレポート一本目

          人間学について

          そんなわけで、今日は人間学特講について私の感想を申し上げたい。私が受けたスクーリング講義は合計5回。主に前半にスクーリング講義があり、後半はレポート3回だった。人間学のアプローチはいろいろあるだろうけれど、仏教をベースにしたアプローチだった。   私は仏教徒というほどのものではなく、日本のごく一般レベル程度で、お仏壇に手を合わせるくらいです。仏教にちょっと触れている程度。そんな私だがこの大学を気に入った一つに仏教をベースにした講義が多いということがあった。もともと宗教には興

          人間学について

          私が記事を書く理由と注意していること

           本学大学の通信教育部は、こうしたSNS等で講義内容に関することを発信することに非常に厳しい。年に何回もポータルサイトの掲示板で注意喚起がなされている。そのたびに多分何かで指摘されて、誰か叱られている人がいるのだろうとおもう。私も十分に注意して書いている。 そのため、読んでくださる方には申し訳ないのですが、どこの大学というよりも、私が伝えたい通信教育の素晴らしい仕組みやリカレント教育の意義などに関心を持っていただけると本当に嬉しいです。また、講義の内容等については書けないの

          私が記事を書く理由と注意していること

          スクーリング中心の一年目

          そんなわけで私はスクーリングが開講されている4科目をスクーリングでの履修を選択した。これらの科目のスクーリングは2単位分をスクーリング、のこりの2単位はレポートを3回書くことになり少しだけらくちん。 スクーリングの日程は社会人向けに集中講義になっていので、最大5日程度をバラバラだったり、土日の二日間だったりと一応は配慮されている。そうでない科目も一部はあるけど。しかし、スクーリングはスクーリングの追加費用が発生するのと、交通費や宿泊費がかかってしまう。私のように関東以外から

          スクーリング中心の一年目

          履修計画と授業開始

          4月になり、履修登録が済むと資料集と呼ばれる印刷物が郵送されてくる。本学大学院は、修了条件として40単位以上の修得が必要だ。他の大学院は30単位代が多いので少し多めだ。一年一科目4単位。つまり10科目の履修が標準的なイメージだ。一年目は必修5科目を履修することになるので、ほぼ全員が同じ履修パターンになる。 具体的には人間学特講、カウンセリング特講、老年学特講、グリーフケア特講、死生学特講の5科目。どれも通学なしでレポートだけでも不可能ではない。しかし、それは基礎があって器用

          履修計画と授業開始

          入学前の事前学習 帰り道勉強スタート

          少しでも基礎的なことを学ぼうとしたこともある。2月~3月は、放送大学にある死生学や哲学など関連がありそうな科目のオンデマンド講義をネットで見まくった。メルカリで中古の教科書をかっても読んだ。仕事帰りに駅のカフェで1時間程度だけど、教科書を広げ、講義を視聴して、ノートに要点をまとめてを繰り返した。 とにかく概要だけでも理解しようとおもっていたけど、いくらやっても記憶は出来ない。歳を感じる。でもとにかくやり続けた。時には集中でできずに仕事のことを考えたり、メールしたり。そんなと

          入学前の事前学習 帰り道勉強スタート

          浮かれる気持ちちょっと、不安いっぱい。

          久しぶりの大学生気分に心は明るかった。学割が使えるとか学生証はどんなんだろうかとか、講義の内容の心配もしつつも、学生ライフを楽しむ気満々でネットで調べた。私と同じ大学院の通信制にいっている方のブログを見つけた。その方は本学以外にも多くの大学院の通信制にチャレンジして卒業を繰り返しいていた。ブログを読み進めるうちに通信制大学院ではスケジュールやモチベーション管理がミソということがわかる。つまり自己管理で本当に修了できるのかということが分かった。 子どものころから、習い事は正直

          浮かれる気持ちちょっと、不安いっぱい。

          合格してしまう

          翌日は月曜日。早いもので発表は翌日のホームページに掲載される。たしか午前10時頃だったと記憶する。それでもひょっとしたら合格するかもとの期待と不合格ならそれなりにもう一回凹まないといけないという複雑な気持ちで、会社のパソコンから大学のホームページを見る。 「あっ」と心の声が漏れてしまったほど驚いて自分の番号を見つけた。表示を拡大し、スマホで撮影してきた受験票の番号と並べて確認。本当に間違いないのか何度も何度も確認。やっぱりある!喜びをかみしめるため、トイレの個室に入り洋式便

          合格してしまう

          小論文試験にあたふた

          (リカレント教育のタイトルだとわかりにくいのでかえてみました) 随分と話がそれてしまった・・・悪い癖だ。 本学大学院の入試は、面接と小論文だ。先に小論文の試験があり、その後5名程度の集団面接。小論文は、ホームページで過去問題が公表されているので、何となくイメージはできるけど、結局は一発勝負ってとこか。しかも当たりはずれが大きい。出題された「お題」についてそんなに詳しくなくても何とか自分の考えをかけるものと、その言葉の意味を知らないと書けない(書きにくい)ものと分かれている

          小論文試験にあたふた

          まさかの書類選考通過

          ところが書類選考は合格のはがきがきた。2月上旬の日曜日、面接と小論文テスト。つぎの週末くらいの時間だったから予習もできない。ANAの旅作でチケットと宿をとった。東京に行くのは一年ぶり。一年前、ボランティア活動の本部での総会があった際にいった。 その時、時間があったので昔、仕事で時々いっていたお台場周辺を散歩した。その時の写真に本学の校舎が偶然映っていた。一年後、まさかこの大学を受験するとは思ってもいない。今の記憶でも電車の車窓からM大学をみたような覚えもある。 その時の気

          まさかの書類選考通過

          無謀な出願

          そうした中から私は、東京のある大学が自分には近いのかなと考えた。 どうせ行くなら東京の大学という気持ちもあった。それから一応学部卒していた私は、大学院とか・・・という気持ちもあった。しかし、大学院は試験がある。この年齢での学科試験は自信がなかった。しかもほとんどの大学院の入試では英語がある。社会人枠とは言えども、学部ならともかく大学院はその点は容赦ない。 本学の大学院はそれがなかった。しかし、研究計画書、志望動機などを含めた一次選考である書類選考、そして二次試験は小論文と

          なんとなく学ぶ気持ち

           私は勉強が苦手だった。それは今でもコンプレックス大きな一つでもある。基礎学力はいまでも弱い。文章力、読解力、漢字、計算・・・いわゆる「読み、書き、そろばん」と呼ばれるものが苦手だ。記憶力も弱い。今とは違って、私たちの時代の教育はこの記憶力に頼る要素が多かったため、記憶力が弱いということはあらゆる学力へ影響した。 「速く」「記憶する」というスキルが優位な時代だった。  そんな私が50歳を前に通信制の大学院を目指し受験したのは2018年の冬だった。数年前、資格取得のために勉強

          なんとなく学ぶ気持ち