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心地よい疲れ・・・久しぶり[老年学]

老年学は、スクーリングとレポートで単位を取得した。スクーリングは集中講義だったので二泊三日ガッツリでの講義だ。大学の講義は基本90分。睡魔に襲われ始めるとこの90分は地獄だ。しかし、老年学はそんなことはなかった。グルーブでの意見交換や発表が織り交ぜられた質の高い講義だった。

大学院の通信制なので社会人がほとんど。年齢も30代中盤以降から60代の方で占められている。20代も数名いたがかなり若い!という風に見える。40~50歳代が一番多いかな。本学は元女子大ということもあり女性の比率が高い。そうした経験豊富な(笑)方々とのグループ活動は盛り上がらないはずもない。毎回、時間オーバーしそうなくらい活発だ。

先生からテーマが与えられ、それについての意見交換をして、時々どんな意見が出たのかを代表者が口頭で発表することを繰り返す。そんなに難しいことではないし、個人にとっては些細なことでも、お互いにとっては自分の知らない事なので新鮮で新しい発見に繋がる。

そうして頭をフル回転させているので、夕方は結構疲れる。しかし、運動した後のように、心地よい疲れ方だ。満足感、達成感とともに、新しい知識や考え方を得た喜びは、正直仕事ではあまり経験できない、いや若いころはあったのだろうけど、最近は少ないのでそう感じるのだろうか。そんなカラッとした疲れで本当に気分がいい。(つづく)