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お箸と蓮華<掌小説>
今日のランチは、トンカツだ。
久々のデートで、まず食べ物屋さんへいうのが、わたし達らしい。「腹が減っては」戦(いくさ)どころか、何にも出来ぬ。
落ち着いた雰囲気で、つけ合わせのキャベツとご飯、味噌汁がお代わり自由。「彦家」だ。
運ばれて来たヒレカツを、実に上手に箸を使って彼は食べる。
持ち方が美しい。わたしも同じものを食べているが、箸の持ち方が正しくない。故か箸使いもギコチない。どうも無理がある
今日のランチは、トンカツだ。
久々のデートで、まず食べ物屋さんへいうのが、わたし達らしい。「腹が減っては」戦(いくさ)どころか、何にも出来ぬ。
落ち着いた雰囲気で、つけ合わせのキャベツとご飯、味噌汁がお代わり自由。「彦家」だ。
運ばれて来たヒレカツを、実に上手に箸を使って彼は食べる。
持ち方が美しい。わたしも同じものを食べているが、箸の持ち方が正しくない。故か箸使いもギコチない。どうも無理がある