記事一覧
在外事務所でもしっかりと日本だった。
ある日の昼食。同僚と外へ。何気ない日のこと。
こんな話を聞く。
なんでうちの組織ってこんなに日本的なんですかね。驚きました。東京からこんなに離れて海外で働いているのに事務所の中は独特の空間というか、まんま日本ですよね。
協力隊だと事務所の中のことはわからないじゃないですか。外から見ると、海外で働いていて、風通しがよくて、柔軟な考え方ができて、そういう仕事をするんだと思っていたんですよ。だから余計
国際協力の仕事2(開発コンサルタント)
4.さて、はたらいてみる。ついに社会人。いままで大学でのうのうと研究をしていたこととくらべて、なにか偉くなった気分。東京の満員電車、いかにも社会人してます、というかんじだなぁなんて行った初日の出勤。配属もなんとなくは決まっていたものの、何をするかはよくわからない。これまで自分なりには鍛えてきたつもりだし、来るものはなんでもこなしてみせる、という気概と同時に、自分がやってきたものの延長線上の関係ある
もっとみる国際協力の仕事(就職編)
開発コンサルタント、省庁での国際協力交渉、JICAでの国際協力事業の実施を通して見えてきた、日本の国際協力について、いくつかところを話してみたいと思う。
これは、あくまで個人的な感想なので、分野や個人の感覚によっては全く当てはまらないかもしれないし、自分自身国際機関での経験はないことから全てを網羅的に分析したものでもないと思う。
それでも、一国の国家政策の立案から事業の事業の企画立案、実施