小さないじわるを消すだけで
小さないじわるを消すだけで
よしもとばなな×ダライ・ラマ14世
タイトルに惹かれて読んでみました。
他者も自分も滅する「小さないじわる」
小さないじわるとは、例えば誰かが何か受賞した時におめでとうと言わず、今回はあの人じゃなかったんだと言ってみたりする様なことです。ここにはあきらかに意思があってのいじわるです。
このような小さいところから心の平和がなくなっていくと。
こうゆうことした時って、自分の中にも変な棘が残ると思います。相手に対していじわるしてしまったなと。
小さい棘やささいな悪意を徹底的にとりのぞいていくと何がどう変わるか。
目の前の人も自分の一部だと思うことができれば、相手を攻撃することは自分を攻撃することになるし、相手への怒りもなくなるとありますが、
いずれはこのような考えがかっこつけでなく表面上でなく心の底からできるようになりたいと思いました。
まずは小さないじわるを日常の中からとりのぞいていくことから始めたい。
また、自分が生まれ持ったものを十全にまっとうすることが大切であるということ。
自分の役割を破棄してしまったら、他に代わりはいないということ。
自分自身を通して、自分が出来ることに集中し、表現していくことが出来れば、確かにもっと世の中はよくなっていくだろうなと思いました。