いつでもすぐに死ねるという希望

【人生困ったら いつでもすぐに死ねるという希望】は本当にそう。
〝いつでも死ねる〟がお守りになる。

「どうせいつか死ぬんだからとりあえずやってみよう」
「死んだら記憶もなくなるし恥かいていいや」
「100年後には私もあいつも死んでるし」
とか思って頑張れたことが何度もある。

しにたいというのは恥ずかしい事でも弱い事でも全くない。
誠実に生きている証拠だと思う。今の時代、優しさをもって真面目に生きている人たちが報われないことが加速している。そんなのおかしい。

しにたいとは、命を終わらせたいという意味ではなくて「しあわせになりたい」の略なのではないか。

しにたいとは、「大きな幸せは望まないからせめて平穏に過ごしたい」「楽しくいたい」「普通に笑いたい」「痛い思いをしたくない」という意味だと思う。

いじめが本当につらくて毎日毎日たくさん泣いて死のうとしたこともあるし、生きてたらいいことあるよ！なんて言葉も全く受け入れられなかった時期もある。
だけど、「生きててよかった」って思えたことが本当にたくさんあった。

だからといって「生きてたらいいことあるから死ぬな」なんて私は簡単に言えない。言いたくない。でも心の隅でなんとなく覚えてくれていたら嬉しいな、とも思ってしまう。